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誇りに思います

こんにちは、セタゲンゴです。

先週は大分トリニータ戦試合当日で開催中止を決定するという苦渋の決断だっただけに、今週は何が何でも開催しなくては、という思いの1週間でした。

誰が陽性で誰が濃厚接触で誰が怪我人だったか、ということは一切書けません。

でも試合が開催できなかったということは、選手たちの多くがコンディション不良であったことは事実。

そんなチーム状態ではありましたが、選手たちも現場のスタッフも、本当に覚悟決めて今週の試合に挑んでくれました。

そんな大宮アルディージャさんとの試合は、曽根田選手のヘディングゴールで水戸ホーリーホックが勝利。

©️MITOHOLLYHOCK

この結果については、嬉しかったのはもちろんですが、それ以上にホッとしたという思いが大きかったです。

試合をやる以上はベストを尽くすのみですし、足を運んでいただくファンサポーターの皆さんには言い訳できませんので。

だからこそ、ご来場いただいた皆さんのご期待に応えることができて本当によかった、そう強く感じた試合でした。

マッチデーは1万歩ノルマ

7月2日の横浜FC戦以来の声出し応援運営検証対象試合となったこの日。

私はいつにも増してスタジアムの周りをウロウロさせてもらってました。

色々な方々と会話して、SNSやアンケートだけでは読み取れないファンサポーターの声に耳を傾けることが本質的に大切である、ということをこのクラブの代表の背中を見て学んでいます。

だから可能な限り色々なところを見て周り、声をかけて会話をするように心掛けています。

まあ人間同士ですからね、顔を見て挨拶したら、大概の方はちゃんと返事してくれますしね。

そうやって顔見知りになり、会話をするようになり、一緒に戦ってる仲間と認識してもらうことは、加入1年目の自分にとっても大事なことと思っています。

ちなみに私は毎試合、1万歩以上歩いています。

これが多いか少ないかはわかりませんが、自分がしっかり色々な方々と触れ合えているか、そのためにスタジアム周りで行動できているかを感じるための一つの指標にしていたりします。

ちなみにこれはアウェー会場でも結構意識しています。

1万歩は歩かないと見えるものも見えなくなっちゃうんじゃないか、くらい思って一つの指標にしています。


ちなみにこの日は最終的に約14000歩でした。

試合前にはMAOFESがあったので会場での動きは多めでしたし、試合中は声出しの様子をちゃんと把握しようという目的も持って、バックスタンド側で90分間を過ごしていたこともあり、とにかく行ったり来たりしていました。

顔馴染みのサポの方とは、とにかく何度も顔を合わせて、「また瀬田さん(笑)」と言われちゃってましたが、それで意識していただけるなら本望です^^

バックスタンドの姿

重複となりますが、この日は試合中はバックスタンド側におりました。

決してパトロールしようというわけではなかったですが、横浜FC戦後にいただいたアンケートの中にはいくつかご指摘いただいた案件もあったので、その辺の現状把握も含めてのポジショニングでした。

バックスタンドの皆さんは、ずいぶん瀬田がウロウロしているな、と思われたかもしれません。

結論から言うと、、、

バックスタンドのファンサポーター

皆さん、本当に素晴らしかったです。

色々な角度から皆さんの様子を見させていただいておりましたが、皆さん本当にガイドラインを守った上で全力で応援してくださっていて。

誰もがクラブやリーグに迷惑を掛けちゃいけないということを自覚し、遵守しようとしてくださっているんだなということが見て取れました。

本当に暑い日でしたが、あれだけ皆さんが努力してくれていただけていれば、私たちはJリーグ側へも胸を張って報告できるなと。

以前のNoteでも書きましたが、他クラブから見ても水戸ホーリーホックのファンサポーターの評価は高いのですが、改めてこういう立ち振る舞いを見て、誇らしく思った次第です。

大旗を振ってみる

ちょっとご紹介したい話があります。

大宮戦に向けて、SNS上でこんなツイートがありました。

子供たちが試合の前日にこんな作業をしてくれている。

何と嬉しいことなんでしょう。

あまりに嬉しくて、「持ってきてください!」と返信したところ、別のサポーターの方が便乗してきまして。

こんなやりとりがあった上で迎えた試合当日。

実際にスタジアムで会わせることができたらいいなぁ、と思っていたのですが。

なんとなんと、奇跡的にオミタマヨーグルトさんのアイスの列で前後に並ぶという。

その場で「是非、僕の旗を振ってごらん!」となり、子供たちはその後にスタンドで大きな旗を振らせてもらうことになったそうです。

スタンドを回っているときに子供たちと会話しましたが、旗振りがすごく楽しかったと。

彼らにとっては小さなアクションが、記憶に残る経験になったんじゃないかと思います。

水戸ホーリーホックの存在意義は、皆さんを繋ぐ存在であること。

今回は子供の家庭での様子が、親御さんを通じてクラブスタッフへ。

そこから他のサポーターの方へ繋がり、リアルなご縁ができ、子供たちの喜びを作り出すことができた。

この事象自体がすごく誇れることだと思いますし、これが水戸ホーリーホックサポのクオリティだなと、改めて実感できました。

「孫ができた気分だ」という言葉が印象的でした。

バックスタンドに生まれた小さなホッコリストーリーをご紹介させていただきたかったので、ここに書かせていただきました。


子供たちは将来の旗振り候補かなぁ(ニコニコ)。

さいごに

今節の来場者数は3396人でした。

改めて多くの皆さんにホーム勝利を見ていただけて嬉しかったです。

一方でJ2リーグの今節行われた11試合の中で10番目だったことは、運営側としてはすごく悔しいところです。

チームはこれだけ満身創痍の状況でも勝利してくれたわけですし、彼らをバックアップするフロントはもっと頑張らなくては。

もっともっと多くの人たちにストーリーを届けること。

もっともっと多くの人に楽しみを共有していくこと。

最初の一歩をどう作るか。

また来たいと思ってもらえる内容になっているのか。

まだまだ足らないです。

私はケーズスタを当たり前のように1万人埋めるようにしたいのですから(50%収容率の場合は約5500人ですが)。


8月に入りましたが、今月はエリートリーグも含めてホーム試合が連発です。

延期になっていた大分との試合も8/23で決定です。

未定だったキックオフ時間も決定

この夏休みは水戸ホーリーホックとともに。

そんなことを思ってもらえるような作り込みと情報発信がマストですね。

クラブ内でもっともっと考えて準備していきます。

これからも水戸ホーリーホックにご注目いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。


最後の最後に。

今日、平塚悠知選手のアビスパ福岡へ移籍が発表になりました。

水戸ホーリーホックの価値がまた認められた瞬間ですから、皆さん胸を張って送り出してあげてください。

ヒラ、また会おう。

J1の舞台でね。

頑張るときはいつも今
瀬田元吾

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