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製図試験勉強にインターネットは必要?

こんばんは、源です。今日はSNSに関する話です。

製図試験勉強をするとき、インターネットとはどのように関わるでしょうか?


それぞれについて、考えていきます。


1.わからないことを検索する

勉強をしていれば、わからないことは必ず現れます。どのような方法で調べるかは、信頼性を重視するか、時間を優先するかで変わります。

手元に詳しい書籍がある場合には、本で調べることが最も信頼性が高い方法でしょう。

時間を優先する場合は、インターネットで調べると、大体、解決できますね。

しかし、出版物のように複数人の検閲を通ったものではなたいめ、間違っている可能性もあることを心に留めておきましょう。

検索方法を工夫すれば、正確な答えに辿り着くことは可能なので、短時間で調べることができ、非常に有用な手段ですね。


2.ブログで情報収集、発信

試験勉強は非常に孤独なものです。もしかして、自分のしていることが間違っているのかも?と不安になることは誰でもあるはずです。

そんなとき、自分と同じような不安を抱えた人の考えを知りたくなります。ブログで同じような人の記事を読むと安心できるかもしれません。

毎年のことですが、試験に関するブログって、合格発表があった年末年始にかけて筍のように発生します。大体は、1、2本の記事を書いて終わってしまいます。

合格の嬉しさMAXのテンションで書いたものが多く、中身の薄いものが散見します。また、古い情報のまま放置したものも多いため、勉強の合間の気分転換に読む程度で読むくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

読むのであれば、感情に任せたものではなく、論理立てて書いてあり、継続しているものをお勧めします。


次に、ブログでの発信についてです。試験勉強に関する情報発信を受験生が行うのは、受験生本人にとって何のメリットもありません。ぜひ、その時間を勉強に使ってください。

合格後にノウハウをまとめたものを発信して、後進に役に立ちましょう。


3.SNSで情報収集、発信

一級建築士試験に関わるSNSは、X(旧Twitter)、LINEオープンチャット、5ちゃんねる等でしょうか。

これらを使って情報収集することは有用でしょうか?

かつて、興味本位から製図受験シーズン(7月から10月)に、これらを巡回してみたことがあります。

結果としては、有益な情報はほんの一握りだったということと、巡回にはとても時間がかかるということです。また、要した時間に対して、得られた情報の価値が低いというものです。

SNSで発信することはどうでしょうか?ブログで発信することと同じに、受験生にとってはほとんどメリットがないと思います。

ブログに比べて、発信にかかる時間は少ないかもしれません。しかし、反応をチェックしたり、他のアカウントを確認するのに時間を使ってしまいます。

試験前には雄弁に語っていたアカウントが試験日以降沈黙したり、合格発表日以降、消えてしまった現実を見ると、試験勉強期間にがっつりSNSに浸かっていると良い結果には結びつかない事が多いでしょう。

結局、SNSは自分で情報の取捨選択がしっかりできる人が、余暇の範囲でする程度にとどめるのが得策です。


製図試験情報の入手先としては、資格学校の講師、周囲の受験生から得た情報で十分だと思います。ただし、ここでも情報の取捨選択は必要です。自分が信頼できる人物からの情報のみを入手するようにしましょう。

多くの情報を得たとしても処理しきれず、心配事が増えてしまうだけなので、精神衛生上も良くありませんね。

まずは、あなたのスマートフォンのアプリ稼働時間履歴を確認してみましょう。自分が考えているよりも長時間使用しているかもしれません。

勉強方法を見直すきっかけにしてみてください。


計画の要点等を勉強するなら、こちらのテキストも一考してみてください。

©️2023一級建築士記述研究所