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一級建築士試験勉強に役立つ本の紹介㉓
こんにちは、記述研究所の源です。
今日紹介する本は、令和6年度の製図試験に関する本です。
製図課題「大学」ズバリの本です。いろいろ探してみましたが、大学に関する建築設計の図書は他に見当たりませんでした。
課題発表からすぐに、この本は売り切れていました。最近になって、少し在庫があるようです。売り切れていると、皆が読んでいる気がして、気になりますよね。
電子書籍バージョンは売り切れがないので常に在庫があります。また、価格も大型本(4,180円)に比べて660円安く入手できます。
私はこの本を電子書籍で購入しました。紙が大型本であったこともあり、タブレットで読もうとすると、画面が小さく、図や文字が見にくいことが困ったことです。
結局、パソコンの大きなディスプレイで読むようにしたので、紙と同じ大きさで読むことができました。
書籍の内容としては、大学施設設計の考え方について説明してあり、当時の動向やその後の方向性について記述されています。2007年に発行されたものですが、考え方は現在でも十分に通用するものです。
資料として、23ヶ所の大学施設が掲載されています。写真、図面、設計概要などがあるので、実施設の見学をするくらいの成果は得られると思います。
では、実際に受験生が読むべきかと考えると…
全てを読むには結構な時間がかかりますし、設計の考え方、動向に関しては、資格学校が十分に分析して指導内容に組み込んでいるものと思われます。
資格学校に通っている場合は、課題をこなすことを優先すべきと考えます。
今後、作図、エスキス、記述に自信がついて、知識の上積みをしたい時の選択肢の一つになるものと思います。
今日の記事は、「本をオススメする」というよりは、「周りの皆が読んでるかもしれないけど、焦る必要はないよ」という感じです。
まずは基礎力を養成しましょう。
製図試験の記述勉強を始めるなら、こちらのテキストも参照ください。
©️2023一級建築士記述研究所