製図勉強を始めるための「やることリスト」
こんばんは、源です。今日は製図試験勉強を始める手順を説明します。
やることの内容については、こちらの記事を参照してください。
やることリストを作成しよう
1.資格学校、通信教育先を決める
まずは、勉強をする方法を決めましょう。学校案内や周囲の声を聞きながら早めに決めましょう。
資格学校なら、体験授業を用意しているところもありますので、行ってみましょう。通信教育の場合は、ホームページや利用者の声を聞きながら検討しましょう。
周りの評判も大事ですが、勉強方法には相性がありますので、自分に合っていると思うものを探してください。
2.製図道具を買う
製図道具を購入しましょう。借りるのもいいかもしれませんが、本番で不具合が発生することは避けたいですね。
製図板以外のシャーペン、定規などの小物は、自分にしっくりくるものに出会うまでは、何個でも変えながら試していけばいいでしょう。
製図装具の選び方は、こちらのマガジンの記事で触れているので参考にしてください。
3.法律知識
製図特有の法律知識を詳しく勉強しましょう。とりわけ、標準解答例に示される注意すべき法令は、近年の試験で合否に関わった重要な法令ですので、勉強しておきましょう。
製図試験の解答例は、試験元のHPを参照してください。
4.パーツ練習
作図のスピードは、試験勉強の早期に上げておく必要があります。まずは、階段、トイレなどの必須となるパーツは、さまざまなパターンを書けるようにしておくと、後の作図スピードが速くなります。
5.記述勉強
近年、重要度は高まってきていますが、対策が遅れる傾向にあります。
当研究所では、勉強時間を割くことなく、電車通勤時間や、昼休みなどの隙間時間だけで文章パターンや設備知識を得られる勉強方法を提案しています。
浮いた時間は、作図やエスキス練習に当ててください。よろしければ、試してみてください。
6.作図練習
簡単な図面のトレースから始め、一式図面を書き上げる練習をします。手順が固まるまでは、何度も繰り返し書くようにします。スピードアップのためには、フリーハンドを試してみるのもいいかもしれません。
作図時間を短縮できれば、見直し時間を確保でき、合格可能性は上がります。
7.エスキス
最後にエスキス手法を確立するようにします。エスキスは課題テーマによって手順が大きく異なります。テーマ発表後に本格的に勉強することをお勧めしたいので、この順番となります。
これまでの勉強で、作図や記述の時間を短縮することができれば、エスキスに割く時間を多くすることができるため、心の余裕が生まれます。
焦ることなく、平常心でエスキスをすることができれば、本番で大きな見落としや、勘違いが少なくなるでしょう。
これらの順で進めたら、課題テーマに沿った問題をこなす中で自分に足りないものをなくしていきましょう。
やらないことリストの作成も大事
試験合格のためには、やることリストだけではなく、やらないことリストの作成も大事です。
世の中には、様々な誘惑があります。試験勉強でストレスが溜まってしますので、少しの息抜きは必要です。
でも、際限なく許可してしまっては、勉強がおろそかになります。
生活スタイルを見つめてみて、勉強時間の邪魔をしていることがあれば、試験日までの期間、我慢しましょう。我慢した分は、試験日以降に、数倍楽しめばいいだけです。
あなたの隣の受験生、多分、もっと必死に勉強していますよ。
まずは、最後に笑うことを目指して、やらないことリスト作りましょう。
©️2023一級建築士記述研究所