子どもと成長と結果

今回のnoteでは子どもと成長と結果について私の感じたことを書きます。

私は先日、台湾でサッカーを教えている小学生の地域大会を観戦に行きました。

私が彼と出会ったばかりの頃、彼はサッカーが好きではありませんでした。
サッカーの楽しさもわからず、ただただ与えられた練習を何となくこなしているような印象を受けていました。
そんな彼にある日サッカーを教えることとなり、私はサッカーの楽しさ、サッカーで得られる喜びを知ってもらいたい！と思って接していました。
そのため私は、いつも子ども達に教えるときと同じように、彼がどんなテンションであっても全力で向き合いました。

改善すべき点は山ほどあり、パス、トラップ、シュート、ドリブル、リフティング、、、どれをとっても指導が必要でした。
しかしそれでいいんです！むしろそれがいいんです！
なぜなら、彼はまだ知らないだけだからです。
どのやり方も知らないだけ。
知らないを知ることには楽しさが隠れています。
出来ないが出来るようになることには嬉しさが秘められています。
成功体験を重ね、それが数字として結果に現れ、自他共に認める成長を一緒に喜んでくれる人がいる。
私は子どもが何度失敗をしても、子ども自身に向き合う意思があるのなら、必ず成功する日が来ると信じています。
何百回、何千回と失敗をしても、いつかやって来る一回を信じ、子ども以上に真剣に、また目の前にいる教え子の成長に携われるという喜びを最大限に伝えながら指導をします。
そしてこのような姿勢が、子どもにとっては安心にも繋がるのではないかと考えます。

彼に出会ったのは約一年前のことです。
そして現在の彼は、サッカーが楽しいと言います！

先日、大会で結果を出すために、私に教えて欲しいと彼から連絡があり、約二時間ほど自主練習を一緒にしました。
練習試合をした後にも関わらず彼は、
「この練習楽しい！もっとしたい！」
と言ってきて、私が降参をしたくなるほどでした。笑

彼の成長はそれだけではありません。