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伸ばす

冬の昼下がり
柔らかい陽射しは
なぜか
あの子のこと思い出させた

多分同じ季節に
幸せなメッセージのやりとりを
していたからかもしれない。

ふと思う
今でもあの子に何かあったら
命懸けで助けに行くんだろう

そして、また
こっぴどく振られるんだ


それでもそのための命は
全く惜しくないんなんて


やれやれ
人を愛するって
そういう事だよね

そう思いながら
地下鉄の駅へと向かった

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