知ってるだけでワンランクアップ!写真の撮り方 豆知識3つ
こんにちは。皆さん、いかがお過ごしでしょうか。
徳島県吉野川市のデザイン事務所 きらきら工房です。
月1回、デザインについてのアレコレを、ビギナーさんにも分かりやすく解説したコラムを書いていますので、良かったら最後まで楽しんでいってくださいね。
日中はまだ気温や湿度の高い日もありますが、少しずつ過ごしやすい時間が増えてきましたね。
東北や北海道では、もうストーブを出している地域もあるとか…!
夏から急に冬になるのは体にこたえるので、もうちょっと秋の気配を感じたいところですよね~…。
気候がよい時期になってくると、旅行に行きやすくなったり、屋外でのイベントがぐっと増えますよね。プライベートではもちろん、事業や商品の写真を撮ってPRに活かしたい!という方も多いはず。
ということで今回は、写真を上手に撮るための豆知識をご紹介したいと思います!
写真撮影のキホン
過去のコラムで写真を上手に撮るコツについてご紹介しておりまして、その記事では「写真撮影のキホン」にあたる部分をさっくりと解説しています。
この基本抑えたうえで、さらに写真を上手に撮れる豆知識を知っていただくとより効果的です!まだ読んでいない方は、ぜひご覧になってみてくださいね。
豆知識① 明るいところで撮る
これ、当たり前のように思えるかもしれませんが、めちゃくちゃ大切です!
皆さんが考える「明るいところ」って、一体どんなところでしょうか?
「明るいところ」を簡単に言うと、昼間の屋外です。
ということは、その逆である夜の室内は「暗いところ」となりますよね。
ますます当たり前感が増してきましたが(笑)、でもこれを知っているのって大切なんですよ!
なぜ「明るいところ」で撮るのが大切かというと、暗いところで撮ると、写真全体が暗くしずんでしまう、被写体本体の色が写らなくなってしまう、入れたくない影が入ってしまう、などの理由があるからです。
構図がばっちり決まっていても、写真自体が暗いとちょっと微妙な感じになってしまうのです…。
編集(レタッチ)するにも限界があるので、やはり初めから明るいところで撮っておくに越したことはないのです…!
夜の室内で、室内灯の明かりだけで、昼間の屋外で撮ったような明るい写真は撮れません。(撮影用のライトを使えば話は変わってきますが、それは一旦置いておきましょう)
どうしても室内で撮りたいときには、窓のすぐそばなど外の光が入ってくる場所で撮ることで、室内灯のみで撮るよりも明るく撮ることができますよ!
豆知識② 余白は視線の先に
写真を撮るときに、とっても使い勝手の良い構図「三分割法」。
「三分割法」とは、画面をタテ・ヨコ三分割にして、「1:2」の比率になるラインに撮りたいものを持ってくる構図のこと。もちろん、線と線の交わった点に取りたいものを合わせるのもOKです。
この三分割法を使うときに意識したいことが、「余白」の場所です。
人や動物、花などを撮るときは特に、どこに余白を置くかが重要になってきます。
この2枚の写真、どちらの方がステキでしょうか。
Aの写真は、ぎゅっと詰まっていて少し窮屈に見えませんか?
なぜなら、視線の先に余白がないからです。
Aと比べてBの写真は、視線の先に広がりがあるのでゆったりとして見えますし、犬が見ているものは何だろう?など、その写真にまつわる背景まで想像させてくれますよね。
このように、人や動物、花などを撮るときには、視線の先や顔の向いている方向(花なら花びらがどちらに向かって開いているか)に余白を持ってくることで、広がりのある写真を撮ることができますよ!
豆知識③ 困ったときは"引き"でも撮っておく
「撮りたいものをどう写真に切り取ればいいか分からない…!」そんな時って、誰にでもあると思うんです。
困ったときには、"寄り"だけでなく"引き"でも撮っておくことで、あとでトリミングすることができるのでおすすめです!
こんなふうに、とりあえず"引き"で撮っておけば、必要な部分だけトリミングできますよね。
(例として出した写真は夜の室内の写真ですが…説明のために使用しただけです…!矛盾してすみません…!)
このときに気を付けておきたいのは、トリミング部分があまりに小さくなると、画質が荒くなってしまう点です。
高画質で撮れるカメラ(一眼など)でない場合、極端に引きで撮ってしまうとトリミングするときに画質が荒れてしまいますので、そこだけ注意しておきましょう!
私が写真を始めてすぐの頃、「どうしよう、寄りの写真しか撮ってない…!もっと広めに撮っておけば良かった…」となることがよくありました…。
後悔しないためにも、皆さんは"引き"の写真も撮っておくクセをつけてもらえればと思います…!
まとめ
知ってるだけで写真がワンランクアップする豆知識、いかがでしたでしょうか。
言われてみれば当然のことばかりのようにも思えるんですが、意外と「そうだったんだ!」と思える部分もあったのではないでしょうか!
せっかく写真を撮るのなら、やっぱり良い感じに撮りたいですよね。本格的なカメラでもスマホのカメラでも使える豆知識ばかりですので、何度も試しながら自分流に使いこなしていただければと思います!
知る前と知った後でどう変わったか、撮った写真を比べてみてくださいね!
それでは、次回もお楽しみに!
徳島県吉野川市のデザイン事務所 きらきら工房
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