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野外で1日過ごすこととイベントについて

4月最終、ニューヨークで
JapanFesというイベントに出ました。

風が、ビル風も含めてすごい強くて!こういう佳境も久しぶりだと思って、これに挑むしかない4月27日土曜日でした。

うー。実はイベント業(裏方含む)を過去5年間以上やってた私は、天気についての対策で、逃げることはないんですが、頭の中ですぐに時間やお金に換算する癖があり、それが、今の罠だなというか。数字じゃないぞ、そうじゃないぞ!って思い直すためにまず、トイレとコーヒー。

きっと、一番大事なのは信じる力とか自分の中のエンジョイ力。エンジョイする体力。体力とか精神とか含む、諦める前にねばるとたどり着ける感じへ、でも、どうしたら。あ、「それさえも記録しよ、写真だ!」って思い立つ。(変な意味ではなくて。やっぱ、最後は自分との勝負になる)
そして、その力はやっぱり場数で身についている備わってる能力を駆使して。自分以外の物のせいにしないで自分の持ってる力を集めて放出する力をさがして、温めました。。

その時、「今」のコンディションの中で自分の居心地を最大限にクリエイト。(辛くないわけではないけど)

SNSには、どうにも派手に載ってしまう傾向にあるんですが
わたしにとっては、一枚の絵を描くことの方が派手な出来事なんです。
だから、イベントのための絵ではなく、絵を描く人生のためのイベントじゃ!
(あー、うまく説明できない。)

そういえば、イベントの投稿って、自分の感覚と反してすごい威力があって、そこから(英語わかんなくても)繋がっていくことがあるし(知らない人が絵を調べて会いに来てくれたり)写真の持つ情報量や、行動した後に起こる世界の変化には、本当に本当に驚かされています。これ最新の文明の力だ!!!

本当は引っ込み思案で引きこもりなのに、私に備わっている行動力は、、素質と反対方向の能力で、考える前に発動する感じ。。

てな訳で、イベントで成り立っている自分の内側にも命があって、乗りこなす感じは、度胸試し。
「できれば、本当はそこに行きたくないけど、行ったら、行きたくなかったとも言わずに、絶対超えたいもの。」みたいな感じ。

「千と千尋の神隠し」でいう、
千が、ハクに言われてお湯屋の外のパイプの上走って、
パイプが建物から離れて壊れていくけど走り続ける時のテンポ。あれです。
(急にジブリで例える)


風が強すぎて、商品も飛んでくしパレットも飛んでくし
カレンダー破れちゃうし、提灯も失ったし。
あと、筆洗い用の水は二回もひっくり返りました。

物が、真横に飛ぶ!

Tシャツも、絵も、吹き飛んで行って拾われて返ってきたな。
対策してもしても、机の上を平らにするまでふきとばす勢いの風だったー。
内心、めっちゃ不安だったし、怖かったし、寒かったし、辛かったよー。
でも、それを乗りこなして乗り越えるほうが、自分に飽きないのと
自分を試せる気がしちゃう切り替えでGO。なんなのこの仕組み。

(辛かった後の方が、温泉って、ホッとするよね。
 っていう感じを目指して。)

そして、思う。何事も、怖いとか辛いは、やらない理由にならない。イベントのための絵ではなく、絵を描く人生のためのイベントじゃ!


この日、ブースが8avのGoogle前だったので
わたしはテンションがすごい上がっていました。
(私は地図とかロケーションとかロゴに対して異様にフェチなのです)
撮ってもらった写真がほとんど、Googleとのショットw

主催のトドさん。
↑なんども、google前で撮る。

「北風と太陽」じゃないけど
風に逆らうんじゃなくて乗ればいいのかな〜?と、思ったりしたけど
イベント中に、絵描きが風に乗るって何?
イベントのための絵ではなく、絵を描く人生のためのイベントじゃ!

「げもにゃん、パフォーマーじゃなかったの?え?アーティストだったの〜?」て言われて、うん、まぁ、そうだよね、そうなるよね。前回まではTOKYOサーカスのブースで出してたしね。と思いました。

さらに、主催の方に、最後、
「怒られたら引っ込めばいいから、真ん中出ちゃえば?」
って言われて
さすがに、頭の奥をまた打ち破られたのと(まだ奥があった!)
自分、まだ、頭固い日本人の血で生きてるなって実感したのが
終わり30分前のこの時でした。やー、孤独〜。



すんごい、自分自身という道具?素材?魂?を、使った日でした。
寒くて、荷物も重くて、HPが少ない時にボス戦来るみたいなやつやって
帰りはヘトヘトでタイ料理食べて帰りました。

何事も、怖いとか辛いは、やらない理由にならない。
思い立った時の気分や、好きとかそーゆーのが原動力なのであった。

これがいちばんGoogle前っぽいなー。主催のDraGonさん。

Kouda Tomoko/Gemo 2019

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