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“三春ぐらし” 朝の三春大神宮にお参り
郡山市から三春町に引っ越して1週間。朝のさんぽの折、三春大神宮まで足を伸ばしました。
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10月7日(土)・8日(日)に秋季例大祭がおこなわれるようです。神輿の町内渡御に獅子舞の奉納、これは行かなくては…!
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鳥居前に由緒書きが設置されていました。以下引用です。
三春大神宮は、「しんめ様」とも呼ばれ、旧貝山村岩田にあったオシンメイ様信仰に関わる社を、元禄2年(1689)に三春藩三代藩主秋田照季が神明宮として現在地に遷した神社で、明治8年に三春大神宮と改称されました。
拝殿内には多数の絵馬があり、境内には藩の駒奉行徳田好展の指導で、石森村の仏師伊東光運が制作した白馬像が奉納されています。白馬像と絵馬10点を町の民俗文化財に、境内のモミの古木を天然記念物に指定しています。
駒奉行という役職があったり、馬場という地名が残っていたり、白馬像や絵馬が残るなど、やっぱり三春駒の地だなあという感じ。
手水舎。
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「神明水」の石碑。お茶に使われていた?
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鬱蒼と茂った境内。朝のさわやかな空気が流れ、野鳥のさえずりと虫たちの鳴き声が響きます。
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石段を登っていくと、小さな祠が並ぶ場所が…。この日は撮影しませんでしたが、かわいい「眠り猫」がぐっすり寝ていて、後日撮影しまくりました!
この「鎮守の森」は、福島県緑の文化財に指定されていて、秋の紅葉も見事らしい。
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境内は明るく開けた感じですが、周囲には鬱蒼とした林が広がっています。
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石段を上がると、狛犬と二の鳥居が。
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町の天然記念物のモミの木を背後に狛犬さん。
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秋が楽しみなイチョウの木を背景に狛犬さん(ご神職の方は大変そうです)
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ひろびろとした境内。気持ちのよい氣が流れています。
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これはなんだろう? 解説を撮影し忘れた…(後日撮影してアップしてきます)
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境内の右側にある茅の輪をくぐります。この茅の輪は夏越しの祓や大祓だけではなく、常にあるようです。
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拝殿に参拝して、三春に引っ越したことをご挨拶。ご祭神は天照大神と豊受大神(とようけのおおかみ)でした。
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こちらが背後にある本殿。
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拝殿左側に神楽殿が位置しています。
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その隣に白馬像を奉納する祠。
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「神明様の白馬」についての説明がありました。
旧三春藩社である神明宮、現三春大神宮の境内には2代目徳田研山の指導により、伊東光運が作成した白馬像があります。
この馬の詳細は、自分の愛馬を参考にさせたと云われます。
また、もう一説には、文久年間に全身が雪のごとく白い稀代の名馬「養老」が誕生しました。
この雄姿を永く後世に残すため、時の藩主が彫刻師・伊東光運に命じて等身大の白馬の木象を作らせ「三春大神宮」に奉納したと伝えられています。
尚、三春玩具「三春駒」は、子供の玩具としてこの白馬を模して作られ、名馬「養老」の名に因んで養老のお守りとして、広く賞愛されるようになったと伝えられてます。
なんと、祠に奉納されている白馬像が「三春駒」のモデルらしい!
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拝殿右手には、おみくじを結ぶ場所が。ん? おみくじ、引かなかった…! 今度、引いてこよう。
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町の天然記念物に指定されている、ご神木のモミの木。
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朝の新鮮な氣の満ちる境内で数10分、瞑想をして…
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朝日に照らし出される苔が美しい…
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こちらは社務所。御朱印は、ご神職のご自宅で授与しているよう。
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三春大神宮は、緑と苔に包まれた鎮守の杜と、ひろびろとした境内のある、とても気持ちのよい神社でした。朝の瞑想、マインドフルネスにぴったり。また時間を見つけて参拝したいなと思っております。
今度は、こちらの「眠り猫」をご紹介します!
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県の観光情報サイト「ふくしまの旅」に紅葉の写真が掲載されていました。これは確かに見事…! 紅葉の時期にも行かなくては…!
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