スト5:最初にして最大の挫折、コントローラーを壁に投げた話

教わる側にも技術と知識がいる

3種類ぐらいの技だけ使ってスパブロに到達したマイ是空ですが、当然ながらそれ以降勝てなくなります。そりゃそうだ。
当時を思い出すと「相手の攻撃が怖いから老で離れてペチペチする」ばかりで圧倒的に火力不足…ただ当時の私はそこが分からなかった。勝てない!何かしなきゃ!でも具体的に何をどうしたら良いかが分からない!そこで私が始めたのは…フレームを覚える、でした。違う、そうじゃない。努力の方向性を間違えるのも初心者あるあるな気がする。

有難い事に、スト5を始めた時から複数人の是空使いの方に声を掛けて頂いていたので教えて貰える環境にはありました。ただ、ここで「教える側と教わる側のレベルが違い過ぎてもダメなんだ」という事も学びました。皆んな、良かれと思って色んな事を教えてくれるけど教わる側に知識も経験も無いので情報の取捨選択が出来ず情報量に溺れて溺死するんですよ…教えて貰った事の半分も消化出来なかった気がしますゴメンナサイ。

そんな中、ある方から「若でめくり飛びでひたすらまとわり付いてたらシルバーぐらいはすぐ行ける」とアドバイスを貰いました。正論だと思います、フレーム覚えるより数百倍効果的です。ただ「めくり飛びが出来る距離まで相手に近づく」、これが難し過ぎた。今なら分かるよ、ガードも小まめにしなきゃいけないし相手もめくりが出来る距離だから上も気にしないといけないから難しいよね、スパプラ行った今でも難しいよ…でも、当時の私はその難しさを言語化出来なかった。そして、いとも簡単そうに言われた事すら出来ない自分に絶望した。相手にノコノコ近づいて被弾して何も出来ないで終わる試合を繰り返して繰り返して…気付いたら泣きながらコントローラーを壁に投げていました。後にも先にも、コントローラーを投げたのはこの時だけです。

「スト5辞めよう」

自分の不甲斐なさに腹が立ったし本気でもう無理だと思って辞めようとした。でも、その時ふと昔遊んだSFC版スパ2が頭をよぎった。春麗やキャミィ、闘う女性キャラカッコよかったなぁ…辞める前にちょっとだけ女性キャラ使ってみようかな…

ここから第二のスト5ライフが始まります。
次回、凄い決断みたいに書いてるけど要はただのキャラ変えじゃん?編スタート〜

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