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20241102 文坂なのレコーディング見学

今日の現場(先週土曜)20241102

#文坂なの80sクラファン リターン・レコーディング見学
at 都内某スタジオ
文坂なの80'sアイドルカヴァーアルバムのクラウドファンディングが開始された時、真っ先に応募したリターン。
レコーディング収録の見学に行ってきました。

自分は土曜後半の組で、ロビーで他の参加者の方々と談笑していると、スタジオに入っていく見覚えのある顔が……
今回、自分たちが見学する収録曲は、原田茂幸さんの編曲でした!

来年5月のShiggy Jr. Zepp Shinjyukuワンマンのチケットはもう取ってあったので、思わず「新宿…行きます!」とお伝えしてしまいました。
曲名はまだオフレコですが、凄くいいです!
完成が今から本当に楽しみです!!

はじめての歌唱レコーディング見学

自分は声優さんのアフレコ収録やその演出は仕事で携わった事があるのですが、歌モノのレコーディング現場を見学するのははじめてで、加茂さんのディレクションとそれに応えるなのちゃんの歌唱の応酬を見学できたのは、とても貴重で刺激的な時間でした。

プロなので当たり前と言えば当たり前ですが、2人とも音楽的な耳がすごく良い。
テンポについて、ピッチについて、アクセントについて。
後で聴き比べてみると確かにその差は分かるのですが、初回に聞いた時点で自分が同じ違和感に気付けた所は、体感1/5程でした。
トークバックで返す加茂さんのディレクションは明快で、かつ判断がとても早いと感じましたし、なのちゃん側も歌唱にしっかり変化を加えてそれに応えていて、最終的なテイクを聞くとその場にいる誰もがバッチリ!と感じるものになっていく過程は、さすがのプロフェッショナリズムを感じて、改めて二人に対しての敬意が高まりました。
自分以外にも有料でリターンを手にした方がいるので、詳細を書くのは控えますが、途中休憩の時間に歌唱収録がどういうものかを加茂さんの観点で説明してくれたりもして、とても貴重な経験をさせて貰いました。

※このくらいであれば平気かな?と思った範囲で書きましたが、なのちゃんや加茂さんから見て問題ありそうだったら指摘してください。修正します。

クラファンについて

クラウドファンディングと聞いて、人によって好き嫌いは分かれると思います。
これについては自分の中での答えは出ていて、それを実施する人達をしっかり見極めて、信用できる対象だったら大いに乗っかろう!というものです。
今年は音楽の分野では、文坂なのの他に、にゃんぞぬデシ、PARIS on the City!のクラファンに参加しています。

これまで接してきた印象から、きっとこの人はそういうタイプだろうと思っていました。
自分の想像していた相場感からしても、「え?この内容その値段で良いの?」と思ったりするくらいには、良心的な価格設定だったので、結果として準備していた金額で複数リターンに参加する事にしました。
普段のイベントの特典とかでも、時々、もっと取って楽してもいいんだよ?と思う位に控え目。
恐らくは、ヲタクにあまり無理をさせないようにとの本人の気持ちのあらわれだと思うので、こちらも無理に太くせず、機会を増やしたり、永く推す事で応えられたらと思います。
逆に、彼女がクラファンの事を軽く考えてイージーに選択してしまう人だったりしたら、自分は参加していなかったかもしれません。
こういうものは、誠実な人が使えば信頼を結ぶツールになり得るし、ルーズだったり、それを軽く見ている人が使うと、関係が損なわれたりもするものなので。

自分が文坂なのを知ってからのここ一年は、1stアルバムリリースに始まり、はじめての東京でのワンマン、WebCM歌唱のタイアップ、よくぞ呼んでくれたな!と思うような光栄なイベントへの出演×複数、何より完全個人制作でコンスタントに全国流通を続けられている点等、自分が知る前からの本人のこれまでの努力が報われるシーズンが、ちょうど今来ているのだろうと思います。
(その一方で、このポテンシャル、この自己プロデュース能力ならば、あとは世の中が見つけてくれるだけで、もっともっと大きく跳ねても全然不思議ではないと思っていますが。)
それだけに、今の彼女を形作っているその源流とも言える今回の80'sアイドルソングカヴァーの企画は是非大成功して欲しいと思いました。
サブスク等では日本のシティポップが予期せぬ国々・タイミングで急に注目されたりもしているので、これからの彼女に必要な、本人も想定していないような拡がりというのは、こういう切り口から発火していくのではないか?して欲しい!と期待しています。

今回のクラファンのもう一方の当事者、プロデューサーの加茂啓太郎さん。
寺嶋由芙、フィロソフィーのダンス、宮野弦士、ヤマモトショウ(ふぇのたす)等、自分が今現在好んでいるアイドル、作家等は、気付けばどれも加茂さん絡みだったというものも多く、ヲタとしての僕の世界をとても豊かなものにしてくれています。
今回のクラウドファンディングに自分が気持ち良くライドできたのも、これまで幾度か参加したフィロのスのクラファン(1stワンマンDVD、「ジャスト・メモリーズ」MV、リキッドバンドワンマン等)が、どれもかけがえのない素敵な思い出となっていて、それが安心材料にもなっていたというのが大きいです。
そもそも自分が文坂なのを初めて生で見たのも、昨年秋のグレハンナイト(加茂さんの主催イベント)きっかけでしたし。

今回のクラファンのリターンとしてレコーディング見学を入れてくれた事は、自分にとってとても大きかったです。
その過程を間近で見、聴けた事によって、今回のカヴァーアルバムが特別なものになる、それは当たり前の事として。
収録現場の空気に触れられた事によって、このアルバム以降も作られ続ける
これからの文坂なの楽曲に対しても、こんな風に収録され、磨かれて世に出てくるのだなという想像が膨らむというか、妄想イメージの解像度が格段に上がりました。
そして、これはまぁ当たり前と言えば当たり前ですが、踏み込んだ能動性の分だけ、自分の中での文坂なのが、のっぴきならない、特別な存在になりました。
かたちのあるリターン以上に、こういった無形の気持ちの変化こそが自分がクラファンに最も求めているものであったので、この時点でもう既に十二分以上のものが返ってきています。
今回のクラファン、大満足です。
まだ、リターンは幾つか残っていますが、ここから先は貰うばかり、あとは楽しむだけです。

来年リリース予定

そんな文坂なのの80'sアイドルカヴァーアルバム。
クラファン自体はもう終了していますが、来年に控えたリリースとそれを全曲歌うワンマン(2025/1/18予定)は、広く門戸が開かれています。
興味を持った人はぜひ手に取って、現場に足を運んで欲しいです。

文坂なのの最大の魅力は、間違いなく本人自らが発注からプロダクトの細部に至るまで、こだわりぬいて制作している完全ソロプロデュースのオリジナル曲の数々です。

自分が今回レコーディングで聴いたカヴァー曲も、これらオリジナル曲と一緒に歌われても、何の違和感もなく溶け合うだろうとイメージ出来ました。
実際にカヴァー曲がどのような頻度で歌われるかはまだ分かりませんが、それが仮に時折であったとしても、セトリはそのアイドルがその現場で、今、その瞬間何を持ち込むのが効果的か、そのセンスが試させる、最も頻繁にあるクリエイティブの機会だと思っているので、元々持っていた珠玉のオリジナル曲群に加え、10曲のカヴァー曲を手にした文坂なのが、今後のLiveでどんな化学反応を起こしてくれるのか、今から来年以降の現場が楽しみで仕方ありません。

文坂なの現場、自分が通い始めてからずっと朗報しかありません。
でも、まだまだ全然序章です。
ハマるには丁度いい頃合いです。
これからも続くであろう幸福な果実を是非現場で一緒に味わいましょう。

なの現場(レコーディング)の帰りは当然松屋のプレミアム牛めし&豚汁

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