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【2020/12/6】チャンピオンズカップ【予想】

先週のジャパンカップはあまりに見応えのあるレース過ぎて、観てただけなのにレース後燃え尽き症候群みたいになっていた。予想としては正直ガチガチなので何とも言えない感じだけど、あのジャパンカップは伝説のレース入りで確定だろう。3頭が3頭厳しい状態で全て出し切った結果ワンツースリーフィニッシュ。1着アーモンドアイは3冠馬2頭を下し9冠を掲げての引退。果たしてこの記録を超える馬は出てくるのか。

2着コントレイルはかなり厳しい戦いだったにも関わらず上がり最速で2着。結局アーモンドアイ以外には負けていない。今後日本競馬を引っ張っていくのはこの馬だと思わせるには充分なパフォーマンスを見せてくれた。

3着デアリングタクトは前回記事にも書いたが、3強の中で一番馬券内を外すと考えていた。が、終わってみれば4着カレンブーケドールとの競り合いを制し3着。こちらもコントレイルとアーモンドアイ以外には負けていない。世代レベルで言えばお世辞にも高いとは言えないが、デアリングタクトはやはり別格だった。ただ、コントレイルとは明確な壁が出来てしまったかとも取れる内容。牝馬限定で見てもマイルにはアーモンドアイを下した新マイル女王グランアレグリア、中距離以上では道悪の申し子であり良馬場でもフィエールマンと共にアーモンドアイを追い詰めたクロノジェネシスの二大巨頭が鎮座しているので、果たしてどこまで戦えるか…。

4着カレンブーケドール、5着グローリーヴェイズもそうだし、この名レースの立役者キセキに関しても語りたい事が多いのだが、流石に回顧だけで1記事書けるレベルなのでここでは割愛させてもらう。今回のチャンピオンズカップだが、こちらも正直ジャパンカップに負けず劣らず豪華なメンバーが揃った。




ざっと新聞を見てもオメガパフュームが居ないくらいで、現在のダート戦線を支えている歴戦の雄達が揃った。永らく日本のダート界を引っ張ってきた②ゴールドドリーム、脚を余し4着に終わった去年のチャンピオンズC以外、前述のゴールドドリーム、オメガパフューム等々強敵相手でも常に1~3着を確保している超優等生⑪チュウワウィザードを筆頭に、安定した末脚を誇る⑧サンライズノヴァ、ダートに替わり抜群の安定感を誇る⑤クリンチャー。他にも怪物の片鱗を見せる⑦カフェファラオや去年のチャンピオンズC3着の⑬インティとまさにチャンピオン決定戦と言っても過言では無い顔ぶれが揃っている。



クリソベリルが居なければ、だが。


お馴染み国内無敗の怪物。芝では3冠馬対決で注目が集まったが、ダート界は現状クリソベリルの1強と言える程には力の差がある。自在性もあり隙という隙も見当たらず今回も当然本命。豪華メンバーが揃った中でも最初に挙げたゴールドドリームとチュウワウィザードは実績やローテーション的にも評価を上げているのだが、クリソベリルは既にこの2頭を下している。チュウワウィザードに関してはオメガパフュームと何度も接戦を繰り広げてきたが、今年の帝王賞では想像以上にクリソベリルが強すぎてもう勝てる気がしなくなってしまった。鞍上も日本人トップジョッキーの一人川田Jで鬼に金棒状態だろう。強いて言えば大外枠に入ってしまった事、調教内容の2点だろう。基本は頭固定で買いたい。

相手が難しいが、ここはやはりチュウワウィザードの高いレベルの安定感を買いたい。衰えも感じず、クリソベリルを除けばメンバー上位なのは間違いない。仕上がりも去年と違い、JBCでは無くここがメイチの仕上げに見える。

正直この2頭で良いと思うし、この2頭からだとオッズがあまりつかないと思うので、⑪-⑮ビタでも十分だが、3連系に加えるのであればゴールドドリームだろう。カフェファラオは潜在能力は十分あると思うが、現時点でこのメンバーに食い込めるかと聞かれると…ルメールJは不気味だが、まだ見えていない能力が余程じゃない限りは掲示板までか。


馬連⑪-⑮

馬単⑮⑪→②⑤⑪⑮

3連単⑮→⑪=②⑤

このレースも癖のあるレースだが、各馬の能力差を考えると絞りたいレースではある。ハイペースの可能性が高いが、クリソベリルとチュウワウィザードはどの展開でも適応出来るので3着が荒れるのを期待するしか無さそう。


今年も残り1ヶ月を切り、色々振り返る事もあるが新しい世代もしっかり育っており来年以降も楽しみが多い。今年も有馬記念までレースを楽しみたいと思う。

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