見出し画像

部品でありたい。

*最後に演劇の告知があります~

・   ・   ・

俳優=「作品を創る部品」でありたい

ネジやバネや木の板かもしれない
表面を粘土で覆われたその下のポリプロピレンなのかポリエチレンなのかたぶんどっちかだと思うっていう程度にしか知られていない素材かもしれない
あるいは、その作品にインパクトを与える輝く石かもしれない
どれもその作品を創るためには必要な部品

作り手は、そこにある部品を好きなように使って自分の頭の中を、腹の中を、表に現すんだろう

私は作り手じゃない
私は部品
部品がそのまま作り手にはなり得ない
部品に意思はいらない
作り手の意思を表現するための部品でありたい

そういうこと

今、この説明の仕方が思いついて、ああそうか、そうだそうだ、と、ずっと長い間、形のないまま私の近くをウロウロフワフワしていた想いが少し顔を出してくれた気がした

前からたぶんずっとどこかに引っ掛かっていた、気持ち悪さがあった、

俳優の個性、と、その人の個性、は、切り離された別の次元のものだと思いたいんだけど私は、、やっぱり説明がむつかしいな、

俳優はアーティストとかクリエイターなんかじゃなくて技術者とか職人である、と思いたい

俳優は、俳優をやるときは自分を表現しなくていい、マリオネット、そうだマリオネットだ、なんかそういう俳優って嫌がられがちなイメージだけど「演出家の言うことしかやらねーのかお前は」みたいな

でも私は演出家の言うことをちゃんと100%やれることは相当素晴らしいと思うっていうか、それを無視して自分を表現しようとして行き詰まっている人とかたまにいるけど、そもそも、、や、なんか話がそれたな

私はなんだかそれをはっきりと言葉にはしちゃいけないような気がどこかでしていたんだと思う、「私は部品としていたい」ってこと、

なんか「はぁっ?」て笑われそうだから
あるいは叱られそうだから

でも、私はやっぱり、そう思ったから、そういうスタンスでいこう

全然まとまんないけど(特にまとめるつもりもないのですが)

そういう “気持ち悪さ” を感じなくていい演劇を創る人と昨年出会うことができました(その人がこれを読んだらどう思うかは全然わかりませんが、笑)

台風19号の影響で、仙台で一度だけしか本番ができなかった作品をこんどは少しだけ作りかえて東京で2回だけやらせていただくことになりました

20分くらいの一人芝居の予定です

昨年のツイートスクショ(めんどくさいわけじゃないのよ...)

文面から真面目そうな印象を受けるかもしれませんが、上演は全然真面目じゃない雰囲気です
この「東葛スポーツ」という劇団は毎回劇中でラップをやるんですよ、もちろん私もラップやります~

「テアトロコント」という、演劇2組、お笑い2組の計4組が交代で上演するイベントみたいですよ↓

http://eurolive.jp/conte/

コントと演劇のボーダー
「コントは、既存のフォーマットを破壊する短い演劇であり、未来の演劇の実験場である」
─これは渋谷コントセンター綱領の第2項です。
たとえ月に数日でも毎月公演を行う“コント小屋”が、コントと演劇の観客の眼力を頼りに、新たな公演形態に挑みます。その第1ステージは、テレビではできない、観られないコントを、コント師と演劇人が競演。いつかは交流を超えて化学反応を起こし、新しいジャンルが創出されないかという野望がこの「テアトロコント」です。

出演=(演劇)東葛スポーツ、川面企画(両日)
   (コント)ザ・ギース、オルガナイザーGX(24日)、ゾフィー、Aマッソ(25日)
◆4ユニット交代で30分ずつ上演を行います。

1月24日(金)19:30 開演(21時45分終了予定)
1月25日(土)14:00 開演(16時15分終了予定)

【1月9日(木) 午前0時よりチケット販売開始】

私が出演するのは東葛スポーツです
どうぞよろしくお願いします~