「その場で立ち止まっているように見える」から、また始まるために。
ここ数週間、引っ越しやらの新生活の準備でバタバタしていて、
やっと落ち着いた。
6年半の一人暮らし生活を終えた。
先々の楽しい予定も決まってきている。
インターネットも開通した(やっと家でPCからnoteに接続できる)。
順調で、前向きだ。
前向きなのに、
外からみた僕は、停滞しているだろうと思う。
今日は、そんな停滞のことを書きたいと思う。
仕事の話になるのだけど、
前職の営業時代、「働いている感」を実感するのは簡単だった。
数字、売り上げ、ノルマ。
そんな言葉が毎日僕の前に立ちはだかり、
数字の増減は誰の目からみても明らかだ。
数字だけじゃなくて、「営業活動」も評価の指標にあった。
「私はA社のBさんと会食にいきました。
また御社と仕事がしたいと言っていただきました」
と、みんなの前で報告した。
ちょっと信じられないかもしれないけど、
たくさん会食にいけば
「あいつは頑張っている」と言われたりもした。
ひるがえって、いま。
企画をしたり、記事を編集したりする環境のなかで、
自分の働きを測るのはとても難しい。
ここ数週間、新しい企画を生めていないのだけれど、
それは、外側からみれば「ゼロ」なんじゃないかと思う。
「この1週間、一生懸命考えてました!」と言っても、
それはやっぱり、ゼロなんじゃないかと思って、
なかなか焦る。
「ダメ出しされるなかで、僕はいま力をつけてるんです!」と言っても、
それもやっぱり、お給料をもらいながらやってていいのかと思って、
ちょっと申し訳なくなる。
やばい、書いていて冷や汗が出てきたぞ。
だけど、ここで最初に戻るんだけど、
僕はいま、止まってこそいるけども、
順調で前向きなのだ。気力は有り余っている。
そう前向きに考えてみると、いまにしたって、
ただ立ち止まっているわけじゃない。
頭とか体とかその他もろもろを使って、
この場で、くるくる、回転しているのだ。
いまは止まっているように見えるかもしれないけど、
回転の遠心力で、また前に進めるって知っている。
前に進み出すのは、明日かもしれないし、
来月かもしれないし、来年かもしれないけど、
とにかくそれまで、回転していようと思う。
くるくる。
(そのあいだにクビになりませんように)
さて、このnoteにしても、
それなりに必死に書いた「編集者になる」が終わって、
完全に開店休業状態だ。
でも実は、7月8月に、ここで新しいことを始めたいなと思って、
いま色々仕込んでいる最中です。
心の片隅で、ちょっとだけ注目していてください。
前に進めないときはその場で回転するのだ。
くるくるくるくる。