選挙とSNSについて
選挙とSNSについて
ここ7~8年くらいでしょうか?
ネット上で選挙の前後に酷くいがみ合っている(論争とは呼べない)人たちを見かけます。
憎悪の虜になっているんじゃないかと心配になる人も散見されます。
思うところを書いてみます。
まず自分と選挙について
自分は1970年生まれ。
小学校の頃の愛読書の一つが「小説吉田学校」w(7~8回は読んでいます)
選挙結果を見るのが好きです。
固定政党への支持はありません。
共産党(左)~民社・維新(右)まで投票したことあります。ないのは公明党くらいかな。
選挙権持ってからは国政選挙はほぼほぼ参加(一度だけ参議院選挙に行かなかったことがあります。)
衆議院選挙は皆勤です。
というわけで子供の頃から一貫して選挙は好きな私です。
理由は簡単で高校野球やサッカーワールドカップと同じ「ガチ」だから。
やらせも忖度も何もない。
だから好き。
※※不道徳だ、不真面目だ、もっと政治について考えて投票しろ!という方もいらっしゃると思います。
それについて簡明に答えると「民主主義に選挙は必要ないと思っているから」なのですが長くなるのでここでは避けます。
さて、本題。
ネット上で選挙に興味を持って様々な発信をしている人たち、そういった発言にアクセスしている人たちにやって頂きたいことがあります。
1.選挙の予想をする
2.選挙の自分の希望の結果を考えてみる
3・実際の結果を見て1の自分の予想と照らし合わせる
選挙でSNSでいがみ合っている人たちは大体「1の予想」と「2の希望」の区別がなくなっています。
きつい言い方をすると統合失調症に見えます。
予想と希望を混同しないようにするには選挙が終了したら「1の予想」と「3の結果」を照らし合わせる。
そして大きくずれていた場合は何故ずれたのか考えてみる?
・情報アクセスが一方に偏っていたのではないか?
・嫌いな人たちの発言を一方的に間違っていると断罪し吟味しなかったのではないか?
・同じ意見の人たちとイイネイイネしあっているうちに視界が狭くなっていたのではないか?(エコーチェンバー)
などなどです。
そして自分の選挙情報への距離を調整する。
選挙のたびにこれを繰り返すと選挙で憎悪を抱くことはなくなります。
・予想と希望の区別
・予想と結果の擦り合わせ、大きくずれた場合はその原因を考える
これだけ
アメリカ大統領選挙が近づいてきました。
マスコミではこれからどんどん解説番組・予想報道が行われていくと思います。
今現在(2024/07/17)だと銃撃テロを生き残り、力強い姿を印象付けたトランプ氏が有利でしょうか?(これが予想です)
でもトランプ憎いっていう層も(特に報道番組には)結構います。
そういった人たちの予想を見る時に観察してみてください。
「この人はトランプ嫌いだけど予想は冷静にトランプ有利を伝えているな」
「この人はトランプ嫌いの感情で判断力を失ってトランプ敗北を予想しているな」
※別にトランプ有利を予想しないといけないわけではありません。根拠に基づいて民主党勝利を予想するのは大歓迎。
そこに好悪の感情が混じっているかどうかって話しです。
TVでコメントするレベルの人でも予想と希望の区別がついていない人はそこそこいます。
以上です。
・予想する
・希望する(予想と区別する)
・予想と結果の照らし合わせをする
簡単なので選挙の時にはぜひやって欲しい。
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