「たくさんの人の思いを乗せて、電車は 今日も走る」
上市町制作「あのとき、上市駅で。」(2021年11月1日公開)※月刊「広報」2021年11月号【広報動画館~地域発の動画がおもしろい】
「つながり、つづく 上市町」をスローガンに、関係人口づくりプロジェクトに取り組んでいる富山県上市町。このスローガンのもと、上市町民と町出身者がつながるきっかけづくりに力を入れています。
町の玄関口である富山地方鉄道上市駅も、人々がつながるきっかけの一つ。その上市駅が2021年、開設90周年を迎えたのを記念し、往来・交流・にぎわいの拠点として利用されてきた駅にまつわる思い出を利用者から募集。同年11月に開催された企画展で公開するとともに、寄せられた思い出をもとにした記念動画「あのとき、上市駅で。」を制作しました。
動画は5編あり、「あなたと上市駅の思い出を教えてください。」として、駅構内にノートを設置、そこに綴られた思い出メッセージを紹介したメッセージ編のほか、町民家族や駅員、上市町出身で映画監督の細田守氏へのインタビュー編などがあります。2020年、コロナ禍におけるお盆の過ごし方を提案し、多くのメディアで取り上げられるなど話題になった上市町の動画「オンライン帰省どうけ?」。この動画を担当した、出身者が中心のメンバーにより制作されました。
近年は利用者が減り、かつてのにぎわいが失われつつあるという上市駅ですが、普段何気なく利用している駅が多くの人をつないでいることが、動画から改めて伝わってきます。
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