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【8月号】山あり谷あり渋谷を歩く★PARCO de YOSHIMOTO~ビアガーデンからこんばんは、どうもニューヨークです~

“ザ・東京”でニューヨークがイベント

7月10日(金)、11日(土)の2日間、渋谷PARCOとヨシモト∞ホールによるコラボイベント『PARCO de YOSHIMOTO』が開催されました。

お笑いとファッション、アート、フード、テクノロジー、エンタテイメントを軸に、トークライブや配信などを通して渋谷からカルチャーや情報を発信していくPARCO de YOSHIMOTO』。今回は、渋谷PARCO10階で9月中~下旬頃まで開催されているビアガーデン「ComMunE ROOFTOP BAR」で、レインボー、ニューヨーク、光永&スパイク・小川暖奈のトークイベントが行われました。
『月刊芸人SHIBUYA』では、11日に開かれたニューヨーク(嶋佐和也屋敷裕政)のトークライブ『PARCO de YOSHIMOTO~ビアガーデンからこんばんは、どうもニューヨークです~』をレポートします!


当日昼に行われた光永とスパイク・小川暖奈のファッショントークとは打って変わって、夜にゆるくトークを楽しむということで「皆さんもガンガン飲んで楽しんでください!」と乾杯しつつ呼びかけました。

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昨年11月にリニューアルしたばかりのパルコへ、一度訪れたことがあるという嶋佐は「一通り(ビル内を)まわったんだけど、めちゃくちゃオシャレだぞ!」とコメント。また、会場が屋上にあり、渋谷の街を一望できるロケーションであることから、屋敷が「最高やん! ここが東京よ」と感動。
続けて「俺らニューヨークのルーフトップ好きやん? それに負けてない」と述べた後、会場のお客さんに向かって「俺ら(アメリカの)ニューヨークのこと、めっちゃ知っているんで」と虚勢を張って、会場を笑わせました。

ニューヨークの女性人気高騰に屋敷がイキる!?

自粛期間が明けた後、単独でお客さんを入れてのイベント出演は初だというニューヨーク。屋敷が、今回30人限定のチケットが即完売したことを何度も口にすると、嶋佐は「300人とかなら分かるけど、“30人”だから!」とツッコミ。
しかし、来場者が女性ばかりであり、屋敷が「お前は気づいてないかもしれんけど、俺ら祇園さんくらい人気あるから」と触れた際には「木﨑(太郎)さん超えた!?」と乗っかって会場を笑わせました。

YouTubeや『M-1グランプリ』(ABCテレビ・テレビ朝日系)をきっかけに、声をかけられることが増えたものの、嶋佐は「(イベントには)今回、女性の方がたくさん来てくれたけど、街中で声をかけてくるのは男ばかり」と本音を吐露。カップルで声をかけられても彼氏のみが知っているパターンが多いと嘆きました。
一方、屋敷は「でも女子がこれだけ集まってくれている。結局、生の俺らにやられてもうてるから。俺らのオーラにビビってんのよ」とイキリボケを続けて笑いを起こしました。

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また、屋敷は「俺らに女性ファンの方が増えるのは嬉しいですけど、すゑひろがりずさんもめちゃくちゃ増えているやん。あんなおじさんが(YouTubeなどを通じて)女性ファン増えるんやったら、もっと俺らも増えなアカン。すべてが不思議……。これから誰が人気出るか分からんよ。ななまがりの初瀬(悠太)さんが、とんでもないことになるかもしれん」と笑いを交えつつ語りました。

オシャレな空間でオシャレな質問に困惑?

ここで、会場のお客さんやオンラインでイベントを見ている視聴者からの質問に答えることに。「夏の夜に聴きたい音楽は?」との投稿に、屋敷は「見ている人(ラジオ局の)J-WAVE意識してるやん!」とツッコミを入れつつ、フジファブリックの『若者のすべて』と回答。

夜というシチュエーションが重要だという嶋佐は、ファンであるTWICEの『Dance The Night Away』や井上陽水&安全地帯の『夏の終わりのハーモニー』などを挙げます。さらに洋楽からピックアップしようとするも、ザ・キラーズの『ミスター・ブライトサイド』をどうしても思い出せず「忘れちゃった」とはにかむ場面も。屋敷は「今ので、“キャー”言われる思ったん? ナメんなよ!」とツッコミを入れました。

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好きな女性のタイプの質問では、いざ多くの女性を目の前にすると喋りにくいと言います。嶋佐が逡巡していると、屋敷が、アイドルグループが多く活躍している中で、なぜTWICEのファンになったのか疑問をぶつけます。

嶋佐は「それ(恋愛)とはまた別だけど、30歳超えたからっていうのもあるかもね。曲もいいし、多国籍で、同じ夢を持って頑張っている姿が(いい)」とコメントしました。

ほか、屋敷が先日まで開催されていた『ヤシキ版画展2020』の準備で大忙しだと振り返る一幕も。屋敷が「人生に1回あるかないかやから」と語るも、嶋佐は「何も(仕事に)引っかかるわけない。(来場者が)ゼロでもいいしね」とバッサリ。「日程の半分くらいは(会場に)来てな。毎日どっちか(会場に)おることにしよう」と提案するも、嶋佐があっさりと断り、会場は爆笑に包まれていました。

YouTube10万人達成も「もっともっと!」


イベント終了後、ニューヨークにインタビューを実施。パルコのことや人気のYouTubeチャンネルについて話を聞きました。

――トークライブお疲れ様でした。

屋敷:(夏のイベントで)たまに浴衣着て漫才をやるとかはあったんですけど、こうやってご飯を食べながらゆっくりトークするのって初めてだったんで、すっごい楽しかったですね。夏の思い出になりました。

嶋佐:徐々に劇場再開はしていますけど、こうやってお客さんが目の前にいて……っていうのはやっぱり楽しかったです。

――パルコの印象を教えてください。

嶋佐:(リニューアルして)めっちゃオシャレになりましたよね。

屋敷:前は、もっと若い子向けでしたよね。

嶋佐:劇場とか映画館もあるし……。

屋敷:大人っぽくなったっていうか。

――それこそお2人と同世代の30代の方もよくいらっしゃっていますよね。

屋敷:そうですね。年齢層も上がったんじゃないかな。このお店(ComMunE(コミューン))もめっちゃ良かったんで、またやりたいですね」。

――ニューヨークさんのYouTubeチャンネル。あと数百人で10万人(現在は達成)ですね。

屋敷:そうですね。でも、もっと増やしていくために、ちょっと変えたほうがええんかなっていう感じはあります。

嶋佐:1年半前から開設して毎日動画を上げているんですけど、今年に入ってたくさんの人がYouTubeやり始めていますし、注目してもらうためには違うことをやらないといけないなって思います。

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――達成感というより危機感みたいなものがあるんですか?

屋敷:“やっと……”っていう達成感はそんなになくて、もっともっとって感じで。上を見れば(登録者の多いチャンネルを持つ)芸人がいっぱいいるんで。

――これまでYouTubeにアップした中で好きな動画を教えてください。

屋敷:怖い話をラップに乗せる『ホラースタイルダンジョン』(2019年8月10日アップ)ですね。あんな再生回数で終わる動画じゃないって思いますし、もっと評価されてほしいです。

嶋佐:体を張ってもらった『MIB』(2019年8月3日アップ)とかですね。

――今後PARCO de YOSHIMOTOでは、どんなイベントをしてみたいですか?

屋敷:『阿佐ヶ谷ロフト』で一緒にライブやっていた、ダイタクさんとか呼んでみたいです。

嶋佐:他業種の有名な方を呼んでやってみたいです。今日は僕らが出ましたけど、逆にアーティストさんや役者さんに呼ばれる形でも面白いかもしれませんね。

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■店舗情報
ComMunE コミューン 渋谷PARCO 10F

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ライター/浜瀬将樹 撮影/越川麻希

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