【9月号】拝啓、○○様~ラフレクラン西村から、なにわスワンキーズこじまラテへ~
今回からスタートした劇場間をまたいだ芸人から、芸人へのお手紙企画!!
第一弾は、ラクレクラン・西村から、なにわスワンキーズ・こじまラテへの手紙です。
拝啓 こじまラテ殿
夏の暑さがまだまだご挨拶な中いかがお過ごしでしょうか?
小生はというとCOVID-19禍ということもあり昨今大阪へ出向く機会が激減し、在阪のいつメンと盃を交わせていない現状に嘆きながら日々自粛中にハマった炒飯を手を替え品を替え作っています。
柔軟な労働形態や自重が求められる日常生活、そしてエンターテインメントの必要性。まさに様々な局面で「変革」が迫られている世の中で、唯一変わらないことがあります。それは金属バットさんが相変わらず無限大所属芸人より無限大の出番をもらっていることです。先日も劇場出番だけで東京に宿泊していて驚嘆したのを覚えています。
ところで今春に共にお世話になっている先輩アインシュタインさんが上京されましたね。特にゆずるの兄貴には貴殿も小生も度々ご飯に連れてってもらうなど大変お世話になっていることと思います。ゆずるの兄貴は依然として面倒見が良く頼りになる憧れの存在です。しかし貴殿ならご理解頂けると思うのですが、たまに兄貴から溢れる奇行により「ゆずる」から「Yuzuru」になる瞬間をしばしば見ます。特筆すべきは先日、酒席をご一緒させてもらっているときに、手首にしていたブレスレットが鬱陶しかったのか、腕から外してグラスにハメていました。テーブルに置くという固定観念に捉われないあたり流石はYuzuruでした。
さてこの未曾有の災禍で制約に晒された日常に潤いを与えてくれるのが結婚の便りではないでしょうか。幸せの御裾分けとはよく言ったもんで齢36ともなると芸人の寿報告に心から嬉しく思います。と同時に危惧していることもあります。それは貴殿の結婚です。なぜなら貴殿が身を固めてしまうと気軽に酒席に誘えないからです。延いてはラテロスに陥ること必至です。平素から顔ファンが多いと豪語している貴殿もきっと籍を入れる日がもう迫ってきていることでしょう。もし今次に貴殿と過ごす時が来れば一分一秒を心根に刻みたいと思います。しかしそんな良縁は指を咥えて待っていても訪れる筈が無いので、一縷の望みとして、なにわスワンキーズに無限大出番を入れるよう支配人を襲撃してみます。どうか小生のこの一世一代の覚悟を尊重して頂ければ幸いです。
貴殿のますますのご発展を心より申し上げながら、夏の元気なご挨拶日清サラダ油セットとさせて頂きます。キングオブコント敗退による乱心がゆえの乱筆乱文ご了承頂きたい。どうかご自愛ご挨拶ください。
敬具
追伸
ご挨拶ってまじでなんなん?
■ラフレクラン・西村
東京NSC17期生。1984年06月30日生まれ。広島県出身。
趣味:野球、ピアノ(共に12年間)、水泳(9年間)、ダンス(6年間)。
特技:野球実況、ブライダル司会、早口言葉、ピアノ、水泳、野球、ブレイクダンス、広島東洋カープ応援
・しゃべれくらん
日程:2020年9月25日(金) 20:30開場 21:00開演
会場:ヨシモト∞ホール (東京都)
この企画は、手紙を受け取った芸人が、次の手紙をお届けします。
次回は、こじまラテの手紙をお楽しみに!!