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一体誰がアメリカや「中国」にNO!と言えるんや?さっさと核武装して軍事大国にならんと危険。

 たまたまですが先日、ある人から、私が気になっていた本を戴いたので、一気に読みました(『新・「NO」と言える日本 ~怯懦の日本のための「抗中方策」』金文学)。

本書のテーマはずばり「中共の中国に向かって『NO! 』と言える日本」です。
その具体的方策を広く深く論じた書物としては、日本では最初の書物になると思います。
1989年、大ベストセラーとなった『「NO」と言える日本』(石原慎太郎氏と盛田昭夫氏の共著)にちなんでタイトルを付けました。
その時代、「NO」と言う相手はアメリカでした。
あれから33年が経過、いま日本が最も「NO」と言わなければならないのは、「中国=中共」です。(「まえがき」より)

 そう言えば確かに石原慎太郎さんの『「NO」と言える日本』は、その10年前に「ジャパンアズナンバーワン」も出ていたので当時、持てはやされましたね。結果から言えば結局、日本人はアメリカにも支那にも、いつまでたっても「NO」とは言えてへんのとちゃうか、と悲しい気分になってしまいますね。

 この金文学さんは韓国系「中国」人3世で1962年「中国」瀋陽生まれ、東北師範大学外国語学部日本語科を卒業後、大学講師などを務めた後、来日しはったんですね。テレビにも出たりしてはりますし、「虎ノ門ニュース」にも出てる、と。そして今はもう、日本に帰化してはります。

 テレビでもいつもわかりやすいし、歯に衣着せぬ発言で「中国」批判をしてはりますから人気はありますね。この本も、うんうん、とうなずきながら、サラっと読めます。一応学問の専門は比較文化学なんですね。

 比較文化論的に言って、日本人は嘘をあまり言えない単純な国民性を持ち、中国人特に漢族は嘘を息を吐くように吐く国民性である。さらにモノでたとえて、日本人の嘘は「ごま」とすれば、中国人の嘘は「すいか」である。ちなみに韓国人のそれは「りんご」になるだろう。

 あはは、お笑いですが、よう考えたら私のこのブログの読者さんにしたら、何を今さら、でしたね、すみません(笑)。延々と、日本は独立文明圏や、とか、中国民族性的「劣根性」は100年変わらへんとか、中国は世界のリーダーにはなられへんとかの話が続きます。

 その上で、中国は今、「超限戦」でいずれ日本を植民地統治しようと本気で考えている、と警告してはります。あるいは趙雲山が書いた『中国導弾及其戦略』という本には日本の25都市にミサイルを撃ち込むシミュレーションが書かれている、とか。

 楊海英さんのツイート(X)の地図も紹介してくれてはります。

 でもそれならどうするかは、めっちゃ簡単で、日本はさっさと軍事大国になって、堂々と核武装しろ、ということですね。「くだらない『議論』より実行を」と題して

 東アジアには、二つの臭くて長いものがある。
 一つは、中国の近代女性の足を巻いた纏足用の長い布であり、もう一つは日本の長い核武装をめぐる議論である。

 あはは、キョーレツですね(笑)。

 私はどうもこの議論自体に大変不気味な気がして、なぜ日本人というのは決断力に欠けているのか、不思議でならなかった。ある意味で、戦後の日本はおよそ問題を「議論のための議論」という悪習を生み出す「臭い文化」があると考えられる。

 あはは、「臭い文化」ですか。その通りやな。実はこの本、去年(2022年)5月に出たんですね。その直後に安倍さんが暗殺されてから、ものごっつい勢いで、日本人の意識が変わって来てると思いたいですね。

 具体的には省略しますが、日本の中の媚中、親中の多くの政治家の実名や事例もバンバン出してくれてはります。そういえばここ数日のマスゴミの話題は、ずっと福島の「処理水」の話ですね。日本の中にこれを「汚染水」というアホがホンマにおることは、もう信じられませんね。

 時代が時代なら、そんな奴らは敵性行為で「銃◯」やで、ホンマに。あ、「言い間違うた」と言うたアホな大臣もいました。もうこんなクズ政治家ばっかりやな。そして岸田くんの親書?を携えて訪中するつもりやった、公明党の山口那津男くんは、来んでええ、と言われてしもたとか。ざまあ見ろ、ですね。

 アホな支那政府の大キャンペーンで、放射能を測るガイガーカウンターも売切れとか、それで支那人があちこち測ったら、とんでもない量の、意味不明な放射能があちこちで出まくっていたとか。もうあまりの自爆に笑えますね。

 あかんあかん、日本にはミサイルの照準が合わされてるんや。笑うてる場合やあらへんのや。金文学さんの「あとがきの代わりに」から、最初と最後の部分をコピペしておきましょう。

 本書の原稿を読んだ高木書房の社長斎藤信二氏は、「金先生はこれほど日中両方に対して容赦ない厳しいことを書いて、後が怖くないですか」と私に心配して聞きました。
 それに私はこう返答しました。「怖かったら最初から書きませんよ」と。斎藤社長は会心の笑を見せてくれました。

 もう覚悟が違いますね。そして最後。

 悪に対して沈黙する事は、悪と同じレベルの悪である。私は全ての悪に対して、NO!と言える知識人だ。そのために私は生きている。生きる事は、すなわち悪との命がけの戦いである。

 帰化しはったとは言え、元「中国」人、有難い話ですね。日本人、まだまだ覚悟が足らんのとちゃうか。もっともっと、意識を高めて行くことにしましょう。

【文中リンク先URL】
https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B0%E3%83%BB%E3%80%8CNO%E3%80%8D%E3%81%A8%E8%A8%80%E3%81%88%E3%82%8B%E6%97%A5%E6%9C%AC-%E6%80%AF%E6%87%A6%E3%81%AE%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E3%80%8C%E6%8A%97%E4%B8%AD%E6%96%B9%E7%AD%96%E3%80%8D-%E9%87%91-%E6%96%87%E5%AD%A6/dp/4884718267
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