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世界は邪悪。今はもう、食うか食われるかの段階やで。日本人は「ワル」にならんと生き残られへん。

 日頃私は、産経も含めてテレビ・新聞を「ゴミ」「ゴミ」と言うてますが(笑)、寄稿してる人や署名記事は、それぞれで判断しますよ。今日(8/8)の産経「正論」の古川勝久さんは以前から、北朝鮮の貿易不正を追いかけてはって、事実を元に、正しい記事を書いてはりますね(北朝鮮と露に積極的妨害工作を)。

 古川さんは元国連専門家パネル委員です。たしかに国連は、今やサヨクの巣窟ですが、古川さんは北朝鮮をしっかり追いかけている実績もちゃんとありますね。その古川さんが、ユニークな提案をしてはりました。

 露・ウ戦争では、北朝鮮製の兵器が使われていることはもう、事実ですね。残骸を解体調査したらわかる、と。とは言え、北朝鮮の工業力は限られてるので、いろんな国から「調達」したものを、基本的には組み立ててるだけ、と言う感じやと思います(不正確ですみません、古川さんの記事ではきちんと書いてはります)。

 そして日本のアホマスゴミがたしかチラッと報道してたと思いますが、部品の中には日本製もあった、と言う話も出て来ていました。日本メーカーの「A社」製か?と。そこで

 記者がA社に確認すると、A社はこれを「偽物」と断言した。2010年代以来、先進諸国のベアリング業界では偽造品対策が深刻な課題であり、A社の偽造品も世界各地に大量に流通し、深刻な経営問題だ。同社は自社のサイトで、偽造品は正規品に似せているが、粗悪なものが多く重大事故につながる恐れがある、と警告する。この北朝鮮製ミサイルには、他にも欧米企業ブランドの電子部品の偽造品が少なくとも複数点、確認されたという。
 ウクライナ検察当局は、ロシア軍が発射した北朝鮮製ミサイル約50発のうち約半数が飛行中に爆発し、標的命中率は約2割で「品質が非常に低い」と評価する。なるほど偽造品を使用すれば、まともな性能のミサイルは作れまい。

 あはは、いかにも北朝鮮、ですね。そして古川さんの提案です。

 ならば日米韓は対抗措置として、制裁強化に加えて、積極的な妨害工作も展開すべきだ。朝中露の密輸ネットワークを根絶できないならば、それを逆手にとり、外国製品の欠陥偽造品を計画的かつ大量に密輸ネットワークに流し込むべきである。北朝鮮に「不良ミサイル」を大量生産させれば、実質的にその戦力の大幅削減となる。事実、16~17年頃の間、米国は同盟国と協力して北朝鮮にこの妨害工作を行い、中距離弾道ミサイル、ムスダンの開発を中止に追い込んだ前例がある。これをさらに大規模に展開するべきだ。

 つまりはわざと「パチもん」をいっぱい掴ませて、武器の能力を低下させたれ、という話ですね。こういう悪どさが無いと、とても戦争には勝てませんね。もう世界は邪悪やし、人類は、食うか食われるかの瀬戸際におるんやで、と言いたいですね。(写真

ウクライナで使用された北朝鮮製ミサイルの残骸(写真:ロイター/アフロ)

 ここでまた岸田なんとかが先日広島で、「核なき世界」やら「非核三原則」をムニャムニャ言うてたそうですが、この話はあまりにアホ過ぎて、もうしたくもないので流しましょう(笑)。わかってる日本人がどんどん増えて来てると思います。そしてさすがの宮崎正弘さん、近著『悪のススメ – 国際政治、普遍の論理』が売れているようです。

 いいですね、「ワルのススメ」。そしたら昨日と今日の産経新聞の書籍広告が、こんなことになっていました。順不同ですが、岩田温・宮沢孝幸・渡辺惣樹・福井義高・西尾幹二・苫米地英人。ペタペタとつなぎ合わせてみました(笑)。

 まあ広告が打てるということは、それなりに売れてるということですね。 最近なかなか本を読む時間が取れませんが、情報はしっかり吸収して行かなあかんな。

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