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時間がない拉致被害者全員の即時一括帰国。平気で嘘をつく北朝鮮とは情報で勝負や。岸田直轄機関?

 救う会(北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会)会長の西岡力さんが、今日(11/25)から産経新聞に、「拉致問題の現場から」と題して、月に一回報告をしてくれはることになったようです。有難いですね。

24年ぶりに帰国し、チャーター機のタラップを下りる拉致被害者ら=平成14年10月15日、羽田空港

 他国によるとんでもない人権侵害は明らかなのに、私ら一般の日本国民は、何にもでけへんのか?という、悔しい思いが募ります。昨年は「ブルーリボンバッジを守る国民の会」として、私が代表署名者として「ブルーリボンバッジを禁止した裁判官の直接の説明を求める」署名に、短期間で多くの方のご協力を頂きました(【感謝のご報告】一般署名、最終集計17,408筆。本日裁判所に提出いたしました。(9月14日))。

 もちろんこれは、いま進行中の「ブルーリボン訴訟」に力を与えるものやったと思います。いよいよ最終局面となって来たのは先日ご報告しました(国がブルーリボンバッジを外させたのは間違いでしたと言えば済む話。拉致問題は最重要、はウソか?)。「和解」の戦術をとることで実質的に、国に間違いを認めさせよう、ということなんやと思います。

 原告の一人、南木隆治さんのブログには、陳述書も含めて詳細な報告がありますので、ぜひご覧ください((速報・詳報)昨日10月26日の大阪高裁「ブルーリボン訴訟」森崎英二裁判長が「結審」を「宣言」しました。 当方は、裁判所の判断ではなく「国」が答えるのだったら、裁判を取り下げる代わりに、国(法務大臣)の見解を示してもらいたいという「和解案」を申し入れました。)。

 せやけど、たとえこのブルーリボン訴訟で、国が実質的に謝っても謝らんでも、私ら日本国民の願いはただ一つ、拉致被害者全員を、即時、一括で取り戻すことですね。そしてもう、時間があらへん、と。西岡力さんの今日の1回目の記事を見てみましょう((1) 被害者を救う方法は3つある)。登録は必要ですが、無料記事なので是非お読みください。

 えっ、3つもあるんか?しかもいきなり、1つ目は「実力による救出」ってホンマかいな、と思いましたが、チッチッ。「平時における救出作戦は不可能」。北朝鮮動乱により、「米韓軍が北進するような事態が発生した場合だけ、決断されうる方法」で、その場合はもちろん、自衛隊も出て行くことになるわけです。ひえーー。そして

 2つ目は、「核開発の阻止を目的とした米国の圧力を背景に、日米が連携して行う交渉」

 これについては、トランプさんが大統領のときに「実績」があるのを、私らも見ましたね。ただ現状は、

 米国のバイデン政権は中国との覇権争い、ロシアによるウクライナ侵攻などへの対応で手いっぱいで、北朝鮮の核問題に力を割いていない。金正恩氏は核廃棄など全く考えず、むしろ憲法に核武装を書き込むなど、より先鋭化している。

 やっぱり今のバイデンではあかんのです。そこで3つめが「核問題と切り離して日本単独で行う交渉」ということになるんですね。そしてそれはもう動いてるわけです。

 岸田氏は5月27日の国民大集会で、「時間的制約のある拉致問題は、ひとときもゆるがせにできない人権問題」と、拉致を重視する表現をより強めた上で、「首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベルで協議を行っていきたい」と述べた。すると、僅か2日後の29日、北朝鮮は外務次官の談話を出して「朝日両国が互いに会えない理由がない」と応えた。

 とは言えその後、金正恩はプーチンとも会い、武器?弾薬も渡していますから、国内の危機は脱したんかどうか、ようわかりません。交渉は「岸田首相直轄」で秘密裡に行われている(はず)なわけですね。この項の最後に西岡さんは書いてはります。

 ただし、北朝鮮は交渉の場でも平気で噓をつく。過去もそのように動いてきた。だから慎重に秘密交渉を進める必要がある。それと並行し、拉致被害者の確度の高い生存情報、所在情報をできる限り多く集めておくべきだ。勝負の時が近づいているからだ。

 ひえーー、「平気で嘘をつく」。「勝負の時」。そして「情報」ですね。軍も諜報組織も持たへん日本に、何が出来るんや?と心細くなりますね。まさに戦後日本の弱さにとことん付け込まれてる話やと思いますね。実は政府は、水面下ではしっかりやってくれていると信じたいです。

 「平気で嘘をつく」北朝鮮が、ずっと前から言うて来てた「合同調査委員会」はウソやで、と私も言い続けています。この【大画報(旧保守看板)】はまだ頑張ってくれています。

 岸田くん直轄の機関?とか、自衛隊とか、米韓軍が今、何をしてくれてるんか、とかは、もちろんわかりませんが、私ら日本国民も自分に出来ることを精一杯やって行くことにしましょう。【大画報(旧保守看板)】の次の企画、やや出足が鈍いです。どうか拙ブログの読者の皆さま、ご支援をよろしくお願いします。

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http://huji1.jugem.jp/?eid=80
https://www.sankei.com/article/20231125-VHTJO3ALFVJNJAA3ZDSH5IC6KQ/?510629

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