
せっかく日露戦争に勝ったのに40年後にボロ負けした日本。轍を踏んだらあかんのやで、岸田くん。
昨日の5月27日は、日本の歴史にとって大事な日ですね。明治38(1905)年のこの日、日本海海戦において東郷平八郎司令長官率いる日本艦隊が、ロシアのバルチック艦隊に対して大勝利を収めた日ですね。日露戦争の帰趨を決する海戦やったというわけです。
私は「覚醒」するまでは戦争の話は嫌いでした。どうせ日本は最後は負けたのに、それまでの過去の話をしててもしゃーないやんか、みたいなひねくれた子供やったんです(笑)。とは言え今もそんなに詳しく知ってるわけでもありませんが、今は便利な時代ですね。その気になったら何ぼでも勉強できます。
こんなん見つけました(【ゆっくり解説】世界史でも稀な完封勝利の艦隊決戦|日本海海戦)。あっ。サイト自体はまだ新しいけど、「太平洋戦争」「日中戦争」と言うてますね。こりゃあかんわ。ただ、ようできていることは確かですね。事実を押さえることはできそうです。こんなんもありました(日本海海戦 世界史上類のない完全勝利!【日露戦争】)。マニアックですね。
いやあ、こんな動画をタダで作ってるって、スゴいですね。海戦の様子を文章で読むのは辛いので、動画やと有難いですね。ネットからいっぱい拾ってみました。まずは旗艦「三笠」。

たまたま見つけた引用元(TOKYO STORY)からのコピペですが、おいおい、東郷さんには肩書、敬称ぐらい付けろよ、と思いますね。日露戦後、「世界三大提督」の一人に数えられるようになってはったんやから。三笠の公式HPから拝借しましょう。

進水の時の写真も残ってるんですね。ちなみに後の戦艦大和は極秘やったので、進水時の正式な写真はありませんね。

上の日本海海戦の話に戻ると、東郷司令長官は、いよいよ開戦のとき、部下を残して自分は艦上に残りはったんやそうですね。そして必ず語られるのが「Z旗」と。最初の絵の左後方に翻っていますね。アマゾンではこんなものも売ってるんですね。

「皇国ノ興廃此ノ一戦ニ在リ、各員一層奮励努力セヨ」もそうですし、「天気晴朗ナレドモ波高シ」も司馬遼太郎の書いた本で有名になった、と。あ、私は司馬遼太郎はまだ読んでません。乃木希典大将を愚将と描いてるそうなので、読む気はしないんですが(笑)。
日本では、日清(1894年)、日露(1904年)、第一次政界大戦(1914年)と、10年おきに戦争をして来てたんですね。上の動画でも言うてますが、日露戦争前の1902年に日英同盟が締結されたんですね。この失効が1923年、その22年後に日本は敗戦したんですね。
今のところ日本は、イギリスとは上手いこと行っていて、いずれ憲法改正で日本軍が復活したら、日英同盟も復活や、と意気込む人もいますが、気持ちはわかりますね。今のところ、こちらは「勝ち組」なんですからね。
ただイギリスも、アメリカ民主党バイデン政権も、今はグローバリスト政権であり、いつまでも戦争を続けていた方が儲かる側、国際金融資本家やネオコンの側の政権なので、注意する必要はありますね。有料情報「ワールドフォーキャスト」で、藤井厳喜さんがいつも言うてはります。
この日露戦争でも、勝った後にもうちょっと上手く振る舞っていたら、日本が滅ぼされることはなかったと思いますね。歴史に「イフ」はない、とは言いますが、しっかり考える必要はありますね。こんなん見つけました(ハリマン協定に反対した小村寿太郎の「ガッツのなさ」)。渡部昇一さんの元気な頃の動画ですね。
アメリカの鉄道王とも呼ばれるエドワード・ハリマンは、日露戦争の折に、有名なジェイコブ・シフなどと並んで日本が発行した戦時公債に巨費を投じて日本を助けた人物であるが、日露戦争後、南満洲鉄道の共同経営を日本側に申し入れてきたのであった。資金不足の日本からすれば、これはけっして悪い話ではなく、伊藤博文、井上馨、渋沢栄一、それに桂首相といった維新の元勲や財界人たちはみな賛成したが、ポーツマス条約締結から帰ってきた小村寿太郎は、「そんなのはけしからん、自分に相談もなしに何だ」と言い出したのだ。小村の言い分は「満洲の権益は日本軍が血を流して得たものだ。それをアメリカと一緒にやる必要はない」ということで、誰も当時反対できない議論だった。それにみんな屈したのだ。
これは別に、渡部昇一さんだけやなくて、多くの人が指摘してはりますね。私が読んだ本の中では、たとえば若狭和朋さんの『日露戦争と世界史に登場した日本―日本人に知られては困る歴史』でも書かれていました。北野幸伯さんも常々、善悪で判断したらあかん、勝ち負けで判断せえ、と言うてはりますね。
今世界の中で、日本はどこに付いていれば一番大丈夫なんか、常に考えてなあかん、ということですね。岸田くん、大丈夫かな。毎日のように書いていますが、アメリカのバイデン民主党政権はいよいよヤバいんやで。
そして藤井厳喜さんの最新の「ワールドフォーキャスト」では、安倍さんの暗殺の真相と、前回の米大統領選の不正の真相が明らかにならない限り、世界は暗黒になる、と言うてはりました。話は全部つながってるんですね。
よく引用される言葉をもう一度、確認しておきましょう(19世紀の英国首相パーマストンは言った…)。
「英国は永遠の友人も持たないし、永遠の敵も持たない。英国が持つのは永遠の国益である」
岸田くん「国益」やで、わかってるか。岸田家なんかどうでもええんやで。

↑ 世界の中でどこに付いてたら安全か、いつも考えてなあかんと思う人はポチっとお願いします。