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宇宙への宣言

まだ、いっろいろ飲み下せていないこともあるこたあるけど。
そういう、細っかいことをいちいち拾って足を止めるのではなく、私さっさとみんなに着いて地球天国へ行っちまうことにしました。
だって、行けちゃうんだもん、ありがたいことに。
だったら行っちゃうよ、深いこと考えずに。
確かにねぇ、これまでの私だったら「自分が考えたことじゃないから」とか、いろいろ理由つけて意地でも着いて行かなかったと思うけど。
行きたい思いは山々あれど、後ろ髪引かれる思いで留まったと思うけど。
たとえ他力本願であれ、おんぶに抱っこであれ、行けちゃうんだから。
しかも、イケメンのお兄さんが「いっしょに行きましょ」なんて、振り向いて声掛けてくれてるんだから。
「渡りに船なんてカッコ悪い…」なんて、誰ぇも気にしてすらいないことを気にして、チャンスを逃すようなことはもうしないと決めました!
いや、結局ねぇ私、子どものころ何かいいことあるたんびに「あんただけいいわねぇ」ってチクリとする一言を、母親から言われ続けて育ったから。
とっくに大人になったいまも「私だけいい思いをしちゃマズい」って思いが、根強く残ってるだけなんですよ。
でも、もうとっくに母親は亡くなったし、もはや私とは何の関係もないし。
だからいちいち、母親に対して後ろめたい思いを抱く必要なんて、これっぽっちもないんですよ。
なのでもう、いらぬ気を使うのはやめることにしました。
これ、今回だけに限ったことじゃないですよ。
今後ね、一切、気にするのやめました。
後になって「そんなのラッキーだっただけじゃん」って言われたって、いいんです。
「自分では何もしてない」って言われたって、気にしません。
だって、降って湧いたチャンスの神さまの、風に揺れる前髪をつかんだのは私ですから。
「いっしょに行くって、決めたっ!」って声に出して、急いで立ち上がったのも、この私ですから。
大威張りです、そんなの。
ここまでだってそうです、いつだって私に必要な情報はしっかり受け取ってきたし。
すべき選択は、しっかりしてきました。
してきたから私いま、ここにいられてるんです。
だから、もう絶対。
「これってチャンスだな」って分ってて、見過ごすようなマネは、もう二度としません。
後になって、どんなに「カッコ悪い」と言われても。
そんなの、つかめなかった人たちのやっかみに過ぎないと受け止めて。
この手で、チャンスをつかみに行きます。
いま、この瞬間から、そうします。
誰に、なんて言われようと、そうすることに決めました!

ホームページをつくったので、ぜひ見てみてください。
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