
波動を上げる
なるほど、三次元って感情の“差分”で成り立ってるんだ。
つまり、感情が変化しないと検知されないの。
何かを感じていたとしても、ずっと同じことを感じ続けている状態だと「存在してない」って判定されちゃって。
自動で、ポーズが掛かっちゃう。
ところがポーズ状態になっても、世界が存在する限り、時間だけはカウントされ続けちゃうのよね。
なぜなら“時間”って実は“世界”を構成する演算の一部だから、世界が存在する限り、何も起こらなくても時間だけは進んでいくわけ。
何もせず、何も起こらず、年だけを取っていくってことよね。
いわば、ポーズ状態のまま、ゲームオーバーになるのを待ち続けてる状態。
時間を止めるには身体を脱いで、三次元上の自分の世界そのものを消してしまうしかないし。
ポーズを解除するためには行動を起こし、何らかの経験をして、感情を変化させるしかない。
そうすることでようやく存在が検知されて、“こと”が起き始める。
言いかたを変えれば、感情が“現実”を生み出しはじめる。
感情、すなわちエネルギーであり、波動であり。
同じ周波数の現実を生み出し、同じ周波数の存在を引きつける。
よく聞く「波動を上げる」って、なるべく多くの時間を気分よく過ごすってこと。
でも前にも書いたけど、波動っていうのはプラスとマイナスとのあいだを行き来するようにできていて。
いい波動状態にいるには、気分が落ちても慌てず、まずはゼロに戻ろうと行動し。
自分のための時間を、しっかり取ってあげて。
自分に、ちゃんと言葉を掛けてあげて。
よい気分の中に身を置こうと、意識し続けることだと思う。
そうしているうちにきっと、だんだん意識せずとも、自然といい状態でいられるようになるんじゃないかな。
でも、もしそうなったとしても、いいことばかりが起こるわけじゃあないんだよね。
というか、そもそも“いい”も“悪い”も、変化し続ける“状態”でしかなくって…。
う〜ん、言葉って、やっぱ不自由。