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理想の場面をつくるには?
私は、ついこの間まで不活性状態(「エネルギーの循環」参照)にあったので。
気を抜くとどうやら、そっちの方向に戻ろうとする負荷が掛かるらしく。
つくづく、人は身を置き慣れた場所にいつづけたいのだなぁと、改めて感じている。
でも、朝起きてまず書くことにしているモーニングページ(「朝の効能 part 2」参照)を書いてて、ついさっき気付いたのだけれど。
頭の中にやりたいことがしっかりと見えていて「よし、明日起きたらさっそくやるぞ」と思いつつベッドに入ることが、いまの私にとっては理想の場面で。
なのでこれからは毎晩、その状態がつくれるように、一日を送りたいと思う。
だって、子供のときはみんな、できてたわけだから。
いまだって、できないはずがない。
少なくとも、チャレンジしてみる価値はあるはずだ。
…ということで、どうしたらこの状態がつくれるのか、私なりに考察してみた。
子供は常に「あれやりたい」「これやりたい」と、やりたいことを次々、思いつく。
それは、ひとつには子供の中に「はじめてのことをするのが楽しい」という、前提があるからだ。
そもそも子供にとっては、“はじめてのこと”が大部分なわけで、それを避けていたら何もできないし。
かつ、子供にとって「できなかったことができるようになる」ことが、何よりもの宝物なわけで。
結果「はじめてのことに挑戦して、できることを増やす」ことが、存在意義そのものであり、喜びでもあるということになる。
では、なぜ大人になると、それができなくなってしまうのか?
残念なことに、大人になる過程で、誰もがエゴを身に着けてしまうからだ。
自分と他者、自分と世界などが、別々のものであるという“分離感”に目覚め。
やっかい極まりない“承認欲求”なるものに、支配されてしまうからだ。
つまり、純粋に「やりたいからやる」ではなく、「人から認められるためにやる」あるいは「やるからには人から認められなければならない」になってしまう。
それって結局、余計なプレッシャーを背負ってしまうことにつながって。
やればやるほどに、求める基準も上がっていくので。
どんどん、自分を追い詰めていくことになっていく。
だから、あくまで自分の欲求にフォーカスして、「やりたいからやる」という状態をつくることが大事。
そしてもうひとつ、大切なことは。
“ワクワクすること”、“夢中になること”を、大人の宝物として位置づけることだ。
これがあるからこそ、モティベーションを維持できるし。
「次はあれをやってみよう」と、意欲のリンクが外へ外へと広がってゆく。
とまぁ、そんな感じで…。
果たして毎日、理想の状態で眠りにつけるかは、やってみないと分らないけれど。
とにかく今日から、意識だけはしてみようと思う。