成長へのトリガー
ここに書くのは、とても久しぶり。
実はいま、自分のホームページをつくっていて。
ここのところ毎日、そりゃあもう、夢中になっていた。
で、いまもなお、夢中の最中なのだけれど。
そんな日々のなかで感じたことがあるので、忘れないうちに書いておこうと思う。
ホームページをつくるには、HTMLとかPHPとかCSS(スタイルシート)とか、まずはプログラミングを勉強するでしょ?
かくいう私も会社を辞めてすぐ、何ヶ月か職業訓練校に通って、勉強するとこから始めたんだけど。
もちろん、プログラミングの基礎の基礎を学ぶことは大切だし、間違いなく役に立ってくれてはいるものの。
やっぱり欲求がないと、スキルって身に付かないのですよ。
いや、「身に付かない」って言い切ってしまったら、元も子もないのかもしれないけど…。
まずは「こんなデザインにしたい!」って欲求がないと、「じゃあ、どうしたらいい?」が出てこないでしょ。
これが仕事になると「お客さんのニーズに応えたい!」っていう一段すすんだ欲求が、「じゃあ、それを実現するためには?」を生むわけよね。
いずれにせよ、この「どうすればいい?」が自然と自分の中からわいてこないと、ただ“知る”ことはできても“身に付ける”ことはできないと今回、つよく感じたわけです。
どこかの予備校のCMで“やる気スイッチ”とかいうのがあったけど、“やる気”って外側から見た、上から目線の言葉であって。
本人視点に立てば「これやりたいんだけど、どうすればいいのかな?」っていう、ただただ純粋な一連の欲求でしかないの。
もちろんこれは、プログラミングだけに限ったことじゃなくって。
もっともっと根元的な「お腹へった、何か食べたい」って欲求は、みんな自然と「じゃあ、何食べよう?」につなげられるはずだし。
私みたいなコミュ障が「もっと気楽に人と関われるようになりたい!」っていう欲求を持てば、「じゃあ、どうすればいい?」ってことになる。
そういった思考回路は、強弱はあれど、誰もが持ってるはずで。
これこそが人が成長するためには欠かすことのできない、大切な大切なトリガーなんだよね。
ところがこれまでの社会は日々、決まったスケジュールをこなさせることで、その回路を弱体化させて。
日常から外れたことは「すべきじゃない」「あきらめろ」って、本来の人間にはない思考回路に、すげ替えようとしてきた。
だけどそんなの、もはやクソ喰らえですよ(口が汚くてスミマセン)。
時代はもう変わってるんだから、どんどん自分の素直な欲求を拾い上げて。
「じゃあ、どうすればいい?」って、考えていきましょうよ。
それが私たち本来の、自然な思考回路なんですから。