引き寄せの法則
私、「引き寄せの法則」ってこれまで、あんまり深く掘ったことなかったんだけど。
なんとなく、分った。
結局、意識してようとしていまいと、常にものごとはこの法則に則って起きてるのですよ。
つまり私たちは元々、イメージできることはすべて、起こすことができる力を持っているわけ。
でも問題は、意識できないところに隠れている、願望を打ち消してしまう“思い込み”で。
これが、「メンタルブロック」と呼ばれるものだったりする。
これは多分、人によって様々あるのだろうと想像できるけど。
たとえば私の例を出すと、(十歳上の兄はいたものの)家族の中で唯一の“子供”だった私は文字通り、当時バラバラになりかけていた両親のカスガイの役割を負わされていて。
両親が揃っているときには常に「二人が対立しないよう、どうにか機嫌を取らなければならない」と、自分をせき立てていた。
そのせいで「関わる人すべての機嫌を取るのは私の役目」というメンタルブロックができ、ついこのあいだまでなぜか大事に抱え続けてきた。
これが「他者と長く続く関係を築きたい」という願望を打ち消し、逆に相手の機嫌を取らなければならない場面を、延々とつくり出し続けてきたわけだ。
そうなってしまわないためには、まずは自分の中にあるメンタルブロックに気付き、感謝して手放す行程が必要になる。
その方法に関しては、こちらのページにまとめてありますので、ご参照ください。「メンタルブロック」
それが済み、いざ、願ったようにものごとを進ませたいとなったら、やることは以下の3ステップ。
1.イメージする
2.「実現したら絶対おもしろい!」と、ワクワクする
3.行動する
たとえば何かをつくり、それを売って世に広めたいという願望を例に取ると…。
つくりたいものをイメージし、それを頭の中で転がして、どんな場面でどんな人に役立ててもらうことができるのかをワクワクして思い描き、行動を起こす。
それだけ。
重要なのは最後のステップで、どうやらこのときに「どんなやり方で実現させるか」や「最終的にいくらの売上を上げるか」など、道のりや終着点を考えてしまってはいけないらしい。
そうじゃなくて最初のドミノを倒す感じで、デザインを考えるため「ノートを開く」ことや、胸に芽生えたワクワクを熱に任せて「人に伝える」など、とにかく最初のきっかけをつくってやることを意識する。
すると、メンタルブロックがなくなって本来の力を発揮できるようになった願望が、勝手に目指す場所へと連れて行ってくれるわけだ。
引き寄せの法則と言えば、よく2つ目のステップが重要視されて「詳細に思い描くことが大事」などと言われるけれど。
私にとって、それは日常的にやっていることで、特別なことという感覚はまったくなく。
その代わり、3つ目のステップで、つまづいていた。
そんな人が、他にもいるのではないかと思い、この記事を書いてみた。
役立ててもらえれば、嬉しいです。