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終演のご挨拶とちょっとしたお誘い

こんにちは、劇団Q+の小夜子です。
noteの更新、2回目から早速低空飛行しておりますが、なんとか皆様にも終演のご挨拶と御礼だけでも…!と執念で飛んでいます。

先日、下北沢小劇場楽園での劇団Q+番外公演『UNDER』が無事に終演致しました!
予想を大きく上回る数のお客様にお越しいただきまして、大変ありがたい限りです。
本当にありがとうございます!!

紅白を全力で楽しむハハヨと振り回される子どもたち
(Aチーム)

今回“土日のみの稽古で下北沢に立つ”というチャレンジングな公演を敢行したわけですが、結果的には9ステージ中4ステージが満員御礼。
それ以外の回も当日券で足を運んでくださったお客様がいらっしゃる等、役者陣としては大変胸の熱くなる3日間となりました…!
中にはご来場いただいたにもかかわらず、当日券が発行できずご案内できなかった回も…。有り難いやら心苦しいやら…その説は大変申し訳ありませんでした。
(これに懲りず、ぜひとも今後別の公演にお越しいただけますと幸いです!)

楽しくなってきちゃった子どもたち(Bチーム)

❋あらすじ

今作は一見どこにでもいそうで、なんだかヘンテコな家族のシーンから始まります。
奔放なお母さんとそれに振り回されつつ、家族団らんを楽しむ一家。しかし実は、それぞれが抱える“家庭の事情”を持ち寄った、歪な家族ごっこだった…!?

愛を語るアネコ。巻き込まれるカレヤマ(Cチーム)

家族の話って、最近は徐々にセンシティブなジャンルになってきましたよね。
興味本位で「お父さん何してる人?」とか「ご結婚は?」「お子さんは?」等と質問するのは、「あなたの信仰してる宗教は?」とか「支持政党は?」と同じくらい取扱い注意なんだ、という空気感が醸造されてきたというか、軽々しく触れていい話題じゃないというか。

ごっこが崩壊して不穏な空気が漂う(Bチーム)

昔と違って家族のあり方や価値観が変わってきたから、というのもあるし、そういういわゆる“普通じゃない”家族が可視化されてきたからなんだと思いますが、個人的には、どちらかというとそれって結構いい傾向なんじゃないかと思ったりしてます。
多様性というのかな?

(家族=千差万別なことが本当の意味で当たり前になったら、或いは件の質問も失礼に当たらなくなるのかもしれませんね。分かりませんが。)

そうそう。とにかくこの作品にはそういう、表立っては言いづらいけど実は密かに家庭の事情を抱えた人物達がたくさん出てくるんです。いや全員。

 一見素敵な関係に見えても、本当のところは本人たちにしかわからないよね(Aチーム)

“偶然”ホームセンターの天井崩落事故に巻き込まれた他人同士の6人が、“偶然“それぞれに家庭の事情を抱えていて、そして他人同士の家族を作っていく―。

作られる家族が昭和テイストなのは、やはり「この茶番劇の首謀者」がハハヨだからなんでしょうね。子どもたちはどこか違和感を感じつつも茶番劇に乗っかっていきます。

❋終演後1週間を経て

さて、前回の記事(23/10/9「社会人、下北沢に立つ。」)でも書いた通り、この番外公演の目的の1つが、社会人や学生、子育て世代でも「演劇やりたい!」という仲間を増やすことでした。

睨み合う母と娘(Cチーム)

そしてなんと、今週3名の方に稽古見学に来ていただけることに!
どんな演技をするんだろう、どんな芝居が好きなんだろう、どんな役をやってくれるんだろう…とついつい前のめりに。

番外公演『UNDER』をご覧いただいた方もそうでない方も、なんとなく面白そうかも…と思ったらぜひ体験稽古にお越し下さいね!
間もなく年の瀬ですから、思い残しがございませんように。
思い立ったが吉日です。

▼体験稽古はコチラから▼

❋2024年7月本公演オーディション開催

そして、来る2024年7月。
下北沢駅前劇場にて。
劇団Q+本公演『ANGERSWINGS』公演決定!!

つきましては、出演者募集のオーディションを開催致します。メインキャスト・アンサンブルキャストを10名募集とのこと。
まだ見ぬ沢山の方にお会いできたらと思っておりますので、ぜひ多数のご応募お待ちしております!

▼『ANGERSWINGS』詳細▼

❋これでおしまい!

2回目ともなると確信しますが、文字数制限ないと思いの丈を全部詰め込もうとしてしまっていけませんね。多分これが低空飛行の理由です。
次こそはもっとライトな気持ちで書きますから…!
今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました。
                  (文:小夜子)

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