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2023.1.8稽古日誌@西田かをる

こんにちは。演出の西田かをるです。
今日は実際に公演を行う劇場に初めて伺い、稽古しました。
早速、大道具をどのように置くか、あらかじめ作った図面通りにバミリテープを貼っていくと…



せまい…

実際に大道具(に見立てた物たち)を置いてみると、図面で想定していたものとは違う姿が…。「人が通れない!」「動きづらい!」…これはもうしょうがない。いろいろ考えて作った図面でも、どうしてもそういうときある。
しかし嬉しいのは、大道具係でないキャストのみんなが協力して考えて、なんとか演技できるスペースを確保しようと、幹部よりも早く各々が動いてくれたこと。頼りない幹部で申し訳ないです。本当に良い人が集まってくれている、そんな劇団でありがたいなあ…と1人で感動していました。幸せものです。

と思ってたら、遊んでるのもいました


出てらっしゃい。

大道具の関係で演技プランに変更を加えつつ、なんとか一通りの動きを確認。舞台のイメージがより具体的になった1日でした。

今回我々が公演させていただく劇場の一番の特徴は、なんといってもお客様との距離がとても近いこと。感染症予防はもちろん行いつつ、その特徴を活かす舞台にできたらと思います。細かな所作、表情がすべてお客様に伝わると考えると、かなり繊細な演技が必要になりそうです。本番まであと2ヶ月。大学生は学期末試験、社会人も多忙を極める時期ですが、それぞれ好きでやっている(はずの)お芝居。せっかくやるのだから、1日1日の稽古をおざなりにせず、しっかり練習していきたいなと思います。

さて、問題は稽古のときの食事問題。
稽古場所の近くに飲食店が無いということがままあり、そろそろコンビニご飯がつらくなってきました。いや、おいしいけどね、コンビニご飯も。おいしいけど。「おいしい」けど…。けど、何?
…「おいしい」という愛が包む喫茶店が舞台のお芝居をつくりながら、「おいしい」について考える日々です。

ポテトサラダを作るときはじゃがいもを使わずにおからパウダーで作る派です。マッシャー要らず。おすすめ。急なおすすめ。それはもうポテトサラダではないけれど。

舞台「ポテトサラダ」、どうぞよろしくお願いします。

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劇団ON 第5回公演
『ポテトサラダ』
作:田中千代之助
演出・脚色:西田かをる

▼日時
2023年
3月4日(土)13:00〜/17:00〜
3月5日(日)13:00〜/17:00〜

▼場所
イカロスの森

▼料金
ご予約:1000円
当日券:1500円
(当日支払い)

▼ご予約はこちらから!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSepreXGqINb9XSHeLb2qESNs3pFPRx-QJKBSNHXDmbnOdaRcw/viewform

▼キャスト
カブキストレッチマン
かおる
赤松遼子
鳴海遥真(どんぐり企画)
井上峻佑
高橋メロス(はちの巣座)
シアン
夏並ゆうり(はちの巣座)
おもち(はちの巣座)
さや
O木谷佳昭
二村萌

▼スタッフ
演出:西田かをる
舞台監督:O木谷佳昭
照明:二村萌
音響:147、高橋メロス
舞台美術:カブキストレッチマン、シアン、鳴海遥真
小道具:147、さや
衣装:西田かをる
制作:鳴海遥真、夏並ゆうり、赤松遼子
宣伝美術:二村萌、おもち
撮影:鷲尾光

▼あらすじ

時代の波がおそいかかる。その流れに抵抗して必死に向こう岸を目指す人。その人に、あたたか
な交流をもたらす人。近づいたり離れたりしながら、その時代を生きる。ときには、ひみつを内包
したまま。社会の光と影がまざりあう濁流の中で見えるものとは?
小さな街の小さな店、喫茶梨花子。女主人が切り盛りするこの喫茶店の名物は、リンゴ入りのポ
テトサラダ。「おいしい」という愛に包まれたこの店に、ある日、侵入者がやってきた。

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