2022.02.05 稽古日誌 @O木谷佳昭
どうも。劇団ONのO木谷です。
本番もいよいよ一ヶ月後ということで練習にも身が入ってきました。
なかなか全員で揃って練習ができないので、ズームなども併用しつつ、オンラインスタッフ会議も行ったりと、慌ただしい日々を過ごしています。
このメンバーはお互いに呼び合って集合したメンバーで、色々と劇団を掛け持ちしながらなので、いい刺激になっています。もちろん、今回も自分の教え子が参加してくれているので、成長ぶりを見てとても頼もしく感じています。いやぁ若いって怖い・・・。
今も演劇をやり始めると楽しいこともありますが、苦しいこともあります。そんな中でも楽しく演劇をやるためには、やっぱり新しいことにチャレンジし続ける、自分の出来なさを素直に認め改善する姿勢を持つ、他人をよく観察する、ということが大切なのかなぁと思います。毎度毎度練習では反省ばっかりです。次回の練習からはセリフとばしたら×があるそうです…。怖い。
最近発声のワークショップを見る機会があったので、それを少し紹介します。
発声の声とセリフの声が異なるような声の出し方にならないように気をつけることを意識するワークです。
ハミングをしたあとに、あーえーいーおーうーという声を出し、その流れでセリフを言う、というものです。セリフは何でもいいです。ハミングの声のままセリフが言えるようにしましょう、というもの。
確かに役のセリフとなると、変な意識からか、セリフ用の発声法に変わってしまう人をよく見かけます。それは本来おかしいことである、ということなのです。なるほど。
そもそも演劇の発声練習の目的というのは、きれいな音を出すためではないもので、365日健康で大きな声を発することができるためである、ということを教わり、たしかにそうだなと気付かされたというのも大きな学びでした。
さて、今週末からは装置作業も開始されます。がんばろう。
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