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2023.2.26稽古日誌@赤松遼子

こんにちは。赤松遼子です。
2月26日の稽古日誌を書きますー!

今日は、本番の小屋、イカロスの森で稽古をしました☺️
いや〜、やっと本番1週間前の実感が湧いたというか、身が引き締まりました。
イカロスの森に立つのは初めてですが、私的に結構お気に入りの小屋です。
指先、唇の動きも繊細に見える舞台なのでそういったところにも注目してもらえたらと思います!

そして通し後に、出演者4人でカフェに行きました。めっちゃオシャレでびっくりした……
この事に関しては、また制作の方が色々と綴ってくれると思うので、割愛します。笑

お洒落なカフェ

こうやって稽古日誌を書くことも最後だと思うので、少し自分のことについて書こうかなと思います。

私は中高と演劇を続けてきて、今大学生としてこうして舞台をしているのですが、ぶっちゃけ大学まで演劇を続ける気はありませんでした。
私の代は、ちょうど大学入学と同時にコロナが流行り出した世代なんです。もちろん大学に通うこともできず、同級生の顔も分からずで大学生活を送っていたのですが、大学生といえば「サークル」というイメージが強くてなんかかしらのサークルに入りたくてTwitterで情報を探してまくっていた時期がありました。
当初の予定では、運動サークルとかに入って新しいことしようかな〜わちゃわちゃしたいな〜とか思っていたんですけど、途中から探すのがめんどくさくなってきて、「あーーもういいや、演劇サークル入ろう」ってなりました。
こんな理由で、演劇を大学から再開したのにも関わらず、外部の公演とかもちょこちょこ参加してるのはなんでなんだろうってふと思ったんですね。

やっぱりその根底にあるのは、「自分とは違う誰かになれるのが楽しい」っていう気持ちでした。
基本的に好奇心の塊な私は、いろーーんなことに挑戦しまくってきたのですが、そこには限界がやっぱりあるんですよね。自分の能力であったり、能力であったり……あーーもっと賢ければ!動けたら!時間があったら!って制限がかかってしまって出来ることには限りが出てくる。医療従事者になる予定の私ですが、別の人生があったら店開いてみたいなーとか、文系就職したいなーとか色々思うんですよ。しかし、残念ながら一度の人生には限界がある。その出来ないを出来るのが演劇だなって思います。
たった2時間とかですが、違う人生を歩めるのはすごく満足感があります。

幼稚園の頃とかにみんなでやってたプリキュアごっことか、おままごととかと変わりないじゃんって思っちゃう時もたまにあります(笑)

演劇は正直、時間とお金がかかる趣味です。
ですが、少しでも自分が演じる誰かの人生に共感や共鳴をしてもらえるなら、それはとても嬉しいことだなと思います。

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24卒の私なので、来年の今頃には就職先が決まってて色々と社会人になる準備をしているのかなと思います。
予定では、ラジエーションハウスの人になります。(診療放射線技師ですね)
演劇はしばらく……うーーん出来ないのが現実かなと思っています。
まあでも、悲しい感じでしみじみ演劇終えるのも嫌だし、そんなに悲しくないしってことで(すみません笑)…

本公演に関わってくれている全ての方に感謝の気持ちを述べたいです。(唐突)

いつかの通し後にぐったりしてるゆうりちゃん

途中参加の私を受け入れてくれたみんな、セリフ入れたての私に付き合ってくれたみんな、本当にありがとうございました。
この座組があったかくて本当によかったです。
なんとなーく、背負ってるもの重いなって思ったこともありました。
そしてその中で迷惑をかけたことがあったと思います。それでも休憩中に、話してくれた後輩ちゃんたちは神様です。(後輩のみならず、みなさんありがとうございました)
ゲラゲラ笑ってる稽古場好きでした。

みんなでピース

最後までがんばるぞー!
みなさん季節の変わり目なので、健康にお気をつけて!✊🏻

だらだらとすみませんでした。

赤松遼子


さて、どういうシーンなのでしょうか

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劇団ON 第5回公演
『ポテトサラダ』
作:田中千代之助
演出・脚色:西田かをる

▼日時
2023年
3月4日(土)13:00〜/17:00〜
3月5日(日)13:00〜/17:00〜

▼場所
イカロスの森

▼料金
ご予約:1000円
当日券:1500円
(当日支払い)

▼ご予約はこちらから!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSepreXGqINb9XSHeLb2qESNs3pFPRx-QJKBSNHXDmbnOdaRcw/viewform

▼キャスト
カブキストレッチマン
かおる
赤松遼子
鳴海遥真(どんぐり企画)
井上峻佑
高橋メロス(はちの巣座)
シアン
夏並ゆうり(はちの巣座)
おもち(はちの巣座)
さや
O木谷佳昭
二村萌

▼スタッフ
演出:西田かをる
舞台監督:O木谷佳昭
照明:二村萌
音響:147、高橋メロス
舞台美術:カブキストレッチマン、シアン、鳴海遥真
小道具:147、さや
衣装:西田かをる
制作:鳴海遥真、夏並ゆうり、赤松遼子
宣伝美術:二村萌、おもち
撮影:鷲尾光

▼あらすじ

時代の波がおそいかかる。その流れに抵抗して必死に向こう岸を目指す人。その人に、あたたか
な交流をもたらす人。近づいたり離れたりしながら、その時代を生きる。ときには、ひみつを内包
したまま。社会の光と影がまざりあう濁流の中で見えるものとは?
小さな街の小さな店、喫茶梨花子。女主人が切り盛りするこの喫茶店の名物は、リンゴ入りのポテトサラダ。「おいしい」という愛に包まれたこの店に、ある日、侵入者がやってきた。

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