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Dear my Freud
跋と申します。
ディア・マイ・フロイト
別にフロイトさんは僕のでも何でもないのですが、最近『精神分析入門』を読んだのでフロイトさんについて書きます。今更自分がこの人について何か新鮮なことを書けるとも思わないけど他に書くこともないしね。
きっかけは文芸批評について学んでいるとき、大学の先生から批評理論の一種として精神分析批評について学んだことでした。フロイトかーそう言えば僕の好きな映画監督も「僕の作品を批評したいならフロイトの1冊くらい読んでほしい」みたいなこと言ってたよな、ということで購入。
冬休みなんかを利用してちょっとずつ読み進めました。
科学的な見地からはとっくに時代遅れになって久しい分野で、実際に読んでみても「これはちょっとなあ」みたいに思う部分はあるのですが、それとして面白い学びも色々ありました。
その1つは自己愛(ナルシシズム)について。自分の身近な人にも自己愛性パーソナリティー障害かな?と思う人がいるんですが、なるほどなーあれは自分以外に向けるべき愛情のエネルギー?を全部自分に向けているようなものだったのか、となんとなく納得。行き場のないエネルギーを自分の中に溜め込んでるから不安定で刺々しく見えるのね。フロイトさんも現代の精神科医も自己愛性パーソナリティー障害はなかなか治せなかったみたいですが、他人を尊重できない人、他人に対して妥協できない人は自分以外を好きになれない人なんだと考えるとそういう人たちもちょっと可哀想だよな、とやるせない気分になるのでした。
ちょっとデリケートな話だったかな?
~宣伝~
劇団ダダン冬公演「Dear My F」
2月14日 (金)18:00~
2月15日(土)14:00~/18:00~
2月16日(日)13:00~/17:00~
会場:雑遊(新宿三丁目駅 徒歩1分)
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