うさぴょ子との食事

どうも、脚本はいくらでも書けるけど、自分自身について書くとなると筆が進まなくなるエリスです。

甘くない話と聞いて他人に厳しく、自分に甘くと書かれたTシャツをよく着ていたクラスメイトを思い出しました。それでもいいと思うんです。「他人に厳しく」の部分はまあ置いておいて、私の周りには自分に厳しくしすぎる人が多い気がします。でも自分を甘やかすスキルも大事です。人生長期戦ですからね、途中で嫌になっちゃったらダメです。
例えば私は試験で良い点数を取った時は、自分のご褒美にお菓子を買います。そして試験で悪い点数を取った時は、自分を慰めるためにお菓子を買います。

なんかお腹すいてきたのでご飯について書きますね。甘そうで甘くない留学中の食生活を一挙公開するとしましょう。
※甘くない話なのであえてスイーツについては書きません。

留学先は美食の国フランス!パンもチーズも洋菓子も大好きな私はワクワク、ルンルン、ポギャポギャして渡仏しました。(ゼミの人のオノマトペに関する卒論が面白かったので、今回はオノマトペを意識して書きます)
そしてやはり!スーパーでもチーズはざっと見100種類ぐらいあるし、1ユーロで中はフワフワ、外はペキペキな美味しいバゲットが手に入ります。

ワイングラスは使用1日目で割りました

一緒に写っているのは日本から連れて来たうさぴょ子です。一人の食事が寂しくないようにずっと見守ってもらいました。

しかし、円安が進むわ進む。食費を節約するためには、朝市に行くべし!

朝市で買った野菜たち

朝市では新鮮で安い野菜を買うことができます。でも朝市でのお買い物も実はそう甘くない。
朝市なので、朝起きないといけないんです。しかも日曜日に。しかも北フランスなので寒い。それでも頑張って辿り着いたとします。次の試練は市場の人の言葉を聞き取ること。基本量り売りなので値札はありません。日曜モーニング、凍えながらリスニングの練習です。聞き取れなかった場合は適当にコインを渡してお釣りをもらいます。帰る頃には小銭がジャラジャラと増えているわけです。99をquatre-vingt-dix-neufとか言うフランス語が悪い。

でもやっぱり和食も恋しい...お米ならスーパーで手に入ります。

Riz spécial sushi

なんとなく特別すし飯というネーミングが気に入らなくて、実際買うまでに3ヶ月かかりました。炊いたら普通に美味しいお米でした。

そんなお米で初めて作った和食はドゴドン…オムライス!うん、オムライスは和食ですよ。はい。

最強の和食、オムライス

オムライスに必要なのはケチャップ、鶏肉、玉ねぎ、卵、バター。全部近所のスーパーで買えます。世界どこに行っても作れそうなので最強の和食です。
レンジでお米を炊ける容器を留学前に買ったのに忘れていきました。でも、そのおかげでフライパン一つでお米を炊けるようになりました。人生甘すぎてはいけないんです、成長しなくなっちゃうから。


そして寒くなって食べたくなってくるのはドゴドゴドン….おでん!!

何か大切なものを失った気がするおでん

具材はジャガイモ、大根、揚げ豆腐(?)。これでも後者二つはわざわざ往復2時間かけてアジアンスーパーにまで買いに行きました。揚げ豆腐と思って買ったものはただの揚げでした。
それでも美味しかったおでん。なぜでしょう。同じ寮の人と一緒に食べたからかもしれません。ずっとやってみたかった「あの…ちょっと夕飯作りすぎたのでよければどうぞ」という台詞を使えました。食事はシェアしたほうが美味しい。

でもいよいよあれが食べたいドンドンドガドガ…お寿司!!!

Sushi saumon 10.90€(約1700円)

買ってしまいました。食べてみた感想:お米は自分で炊いた方が美味しい。でも寿司が留学先で食べられるだけでも感謝するべきですね、たとえサーモンだけでも。うさぴょ子も少し喜んでるように見えます。

という感じで帰国した今では和食が食べ放題で幸せです。でもフランスのチーズも恋しかったりします。そういうもんです。
そろそろご飯の時間なのでここで終わりますね。ちゃららん〜ペコリ

本当はもっと甘いスイーツの話を聞きたかったあなた、是非冬公演にお越しください。たっぷり聞けますよ〜

劇団ダダン冬公演「オカシナヤツラ」
2月9日 (金)18:00~
2月10日(土)14:00~/18:00~
2月11日(日)13:00~/17:00~
会場:雑遊(新宿三丁目駅 徒歩1分)

次回は演出も役者も掛け持ちしていて大忙しの跋です。大変な時こそ自分を甘やかすんだよ!

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