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「石榴」役者インタビュー PART2《前編》

8月12日・13日に旗揚げ公演「石榴」を行う「劇団HEN/SHIN」。
スタッフインタビュー・劇団員インタビューに引き続き、役者インタビューを公開中です。
前回、PART1にて「石榴」に参加する役者陣3名を行いました。
今回、役者インタビューPART2として、残りの役者陣3名に黒澤(制作・Web)がインタビューしてきました!
まずは皆さんの基本情報から見ていきましょう!!

~基本情報~


今回、以下の基本情報についてお伺いしました。
①MBTI②変身を解くと?③趣味・特技④座右の銘

堀越麟平(役:伊東健児/店長/二宮/立会人)


ENFP(運動家)
大体合ってます。

漢字の「大」
直ちにベッドに四肢を投げ出し、心身を解放します。

ジャンル問わず「好き!」を見つけては摂取するのが趣味です。
特技はありません。今のところは。

carpe diem(今を生きろ)

安永かなえ(役:小野菜穂子/橋本早紀)


ENTP-T(討論者)
以前まではINTPだった為、社会に揉まれて内向的から外向的になったようです。人と議論することは好きなのであっているなぁ…と思います。

猫好き人間

趣味は猫と遊ぶこと!
特技はありません🥹欲しい

病は気から、明日は明日の風が吹く

美晴(役:伊東香里/小林弘子)


ISFP-A 冒険家
毎日自由に生きてる〜というのは合ってるかなと。
計画型3%は爆笑しましたが、夏休みの宿題とか最終日に徹夜して終わらせてたので割と合ってるなと。

めんどくさがり

家の周りのさんぽとか好きです。
いいお店見つけたりしますけど、見るだけで終わります。

毎日楽しく健康に

~役者インタビュー PART2《前編》~

Q.演劇を始めたきっかけは?


堀越:僕が初めて演劇をやったのは高校生の時で、元々演劇自体は知ってたんですけど、自分がやる側になるとは。(演劇を始めたきっかけは)正直演劇が好きとかではなくて、居心地というか先輩方の受け入れ態勢みたいなのが良くて。最初なぁなぁで入ってて定着していったって感じですかね。

美晴:きっかけは小学校の時のクラブ活動でアリスをやったのが楽しかったので、中高演劇部に入ったこと。
黒澤:ちなみにアリスの時は何役をやられたんですか。
美晴:アリス(役を)やりました。
安永:(それを)観てました。※美晴と安永は同郷で旧来の友人関係です。
一同:笑

安永:美晴が(中学で)演劇部に入ったので、それについていった。
中学に文化部が3つしかなくて、吹部と美術部と演劇部だったんですけど。楽譜読めないし絵は描けないので、美晴が演劇部に行くから私も入ろうって。それが始めたきっかけになります。

Q.「石榴」に参加したのは何故?


安永:(劇団HEN/SHINの)劇団員なので笑。
それもあるんですけど、実は「石榴」のもとになる話、こういう話を作りたいんだよねっていうのは前々から(A-taに)聞いていて。それがとうとう形になってこの世に出るものになったのかっていう感動がやっぱ大きくて。
それに参加させてもらって、自分が少しでも作品の一部になれるならいいなと思って。

美晴:安永から「こういうことやるんだけど、やってみない」って誘ってもらったのと、実際にA-taさんに会って、台本を見せてもらって、めちゃくちゃ面白いなっと思って。是非やりたいなと思って参加させてもらいました。
(A-taに向けて)ありがとうございます笑。

堀越:僕も美晴さんと同じで先輩(安永)から誘われて。オーディションや面接みたいなかしこまった雰囲気ではないですけど、是非やらせてくださいって感じで、参加させていただいた経緯です。
黒澤:じゃあ、ここ3人はそれぞれ繋がっているというか…?
安永:そうですね。高校の演劇部の後輩(堀越)と中学校の演劇部の同期(美晴)に声かけさせていただいた笑。

Q.座組の雰囲気について


美晴:毎日なんかしら、1回は笑ってるなっていうか。楽しい感じです。

堀越:元々は母体となる劇団(立教大学公認の演劇サークル 劇団テアトルジュンヌ)があって、ていうのが始まりだと思うんですけど。
僕は無関係な人間だったので、最初はちょっと不安だったんですけど、皆さん快く受け入れて下さるし、色々母体の劇団についても教えてくれたりする。
元々人付き合い得意なほうではないんですけど、それでもすごく居心地がいいっていう。居心地がいいのが一番(感じること)なんですけど、受け入れてもらってるなって。

安永:楽しいっていうのが一番にあって、さすがA-taの座組だなっていう感じはありますね。休憩中とかはすごいみんな楽しくやってたり、稽古中も笑い合ったりするんですけど。シーン練とか演技のことになると、結構みんなが自発的に「自分はこうしてます」とか「これどうですか」とか「ちょっとやってみます」とか演技に真剣に取り組みつつも楽しくやってる。
で、みんなが同じ方向向いているなっていう感じがするので、そういった意味でも楽しい座組だと思います。

インタビュー中の皆さんの様子

Q.「石榴」台本を読んだ時の第一印象と、今の印象について


堀越:初めて「石榴」の第一稿を読ませていただいた時、キリキリと痛むような、本当に言葉・文字だけで胸が痛くなるような。本当にそういう本なんですよね。
言葉にしづらいんですけど、そういう意味で心に残るというか。すごい感動とかではなくて、本当に傷つけられた気分で…
黒澤:それは第一印象で今は違うってことですか?
堀越:第一印象で抱いた傷つけられたっていうのは、僕はむしろいい意味で捉えていて、人の心に刻み込まれるようなそういう物語だと。
最初に読んだときは、ただ(キャラクター同士の)傷つけ合いっていう感じだったんですけど、今ではこの本やキャラクターの動きを通して、どのようにお客さんの心に刻み付けるかっていうのが自分の中で分かってきたので、そういう意味では自分なりに本を解釈できたのかなって感じです。

安永:第一印象は演じるの難しそう~って。(「石榴」に参加するなら、)役者であったので。どの役にしても難しそうっていうのをぱっと読んで(思って)、これやる人大変そうだなっていうのがすごいありましたね。でも、実際に主演(川合星奈)の方はとても大変だと思うんですけど。
今の印象だと、役者の演技を加味してになっちゃうんですけど、心揺さぶられるといいますか、よくこの難しい台本を乗りこなして、お客様の心を打つような演技をしているし、そういう台本だなぁと。
いい台本、でも難しい台本に役者の力も合わせて、ダブルパワーで「ワァァ!!」って感じでやってるなって。いい意味で強い台本、強い話だなって感じ。

美晴:私も役者やりたいと思って、役者としてみたときにどれやっても面白そうだなっていうのがありました。すごいみんな個性強くて。
今はそれぞれにいろんな思惑がある、解釈がいくつもできるような。真実は一つかもしれないけど、いろんな分岐ルート•エピローグがありそうで、難しい話だなって、思っちゃいましたね笑。
どの人にも共感できるところもあるし、いやそれは違うだろって思うところもあってなんかすごい人間味があるっていうか。面白い話なんだろうなって思ってます。

後編に続きます~


「石榴」役者へのインタビュー PART2《後編》投稿のお知らせは
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【公演情報】
劇団HEN/SHIN 旗揚げ公演 「名前のない演劇祭白」参加作品
「石榴」
脚本・演出 A-ta.
⚖️公演日程⚖️
・8/12(月・祝) 19:30開場/20:00開演
・8/13(火) 19:30開場/20:00開演
⚖️会場⚖️
北池袋新生館シアター


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