選曲の構築-引き込む仕掛けの作り方
さて、ようやく、注意事項のようなコンテンツが終わり、仕掛けの作り方について記していきます。
グラデーションかけながら徐々に上げていくということも文化としてはありますが、このマガジンは「激のDJ Tipsを言語化する」というプロジェクトなので、自分のやり方をお伝えします。
前項にしたがい、選曲のストーリーを決めて行きます。最初に、1番キーになる曲を決めます。次に、序盤の雰囲気、つまりテクスチャーを決めていきます。序盤の雰囲気は一旦前のDJのDJ的な性格を加味して考えましょう。一旦ね。で、終わりは次のDJを少し加味して着地の曲を決めます。少しです。自分のDJがブレるくらい次の人にそこまで寄せる必要はありません。次の人もそこまで超初心者じゃなければある程度合わせられるはずです。
徐々に盛り上がっていくようなストーリーを作る場合、一番目立たせたい曲が一番最後になりがちですが、これはNGです。思ったより次の人に早く変わる必要があるときもあります。セットを組んでしまうとなかなか作ったセットから外れられないので、組む時点でキーになる曲を全体の3/4くらいの位置に想定して、残りの10分くらいはクールダウンラン的な感じで、Grooveを落としすぎず次の人に渡す準備をしていきましょう。
引き込む要素の仕掛けとして何が重要かというと、
ずばり変化です。この変化を上手く使いながら、ガッとお客さんを引きこむイメージで曲をミックスしていきましょう。
大きく分けて3つの変化の付け方があると思います。
①リズムの変化
②生音→打ち込み / 低音があまり出ない曲→濃い曲
③スピードチェンジ
※以下からはそれぞれについての説明と、注意すべきことについて記載しております。
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