劇団光合聲note企画「#1黒使の振り返り」/福井拓郎
皆さんこんにちは、劇団光合聲の福井拓郎です。
今回からnoteで新企画といたしまして、毎月決まったテーマについてメンバーがそれについて語っていきます。
記念すべき1回目の連載は私、福井拓郎が担当させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
今月のテーマは、「劇団光合聲#1黒使の再演について」です。
光合聲#1『黒使』について
今から約3年前、『黒使』は劇団光合聲の旗揚げ公演として上演しまして、おうさか学生演劇祭Vol.12に参加した作品でもあります。
僕は当時は光合聲のメンバーではなく、たまたま代表から公演の話を聞いたのでオーディションに参加することになりました。
僕は、唯一初演と再演どちらにも役者参加していましたので、その視点から再演について書いていけたらと思います。
アカル塾×劇団脳殺定理『黒使』
再演について
黒使の再演が決まったのが、2021年の年末ごろでその時は#4の稽古の真っ最中だったと思います。
「黒使の再演決まったけど出る?」という代表の質問に、割と二つ返事でOKを出しました。
「もう黒使再演できるんだ」というのが正直な感想で、またどこかでやりたいなと思っていた自分にとっては断る理由はありませんでした。
そのせいで個人的にかなりタイトなスケジュールになってしまったのですが。
稽古と役柄
初演と再演では違う役を演じたのですが、その役同士が上司と部下の関係で、初演の時に部下役だった僕は3年の時を経て、見事上司の役にキャリアアップすることに成功しました。
それもあってか、同じシーンで出ることがほとんどだった上司のセリフは僕の中にかなり残っていて、セリフ覚えに全く苦労しませんでした。
それどころが自分の出ていないほかの役のセリフも忘れていなかったので、やろうと思えばどのシーンも多分代役で入れたと思います。
稽古が始まって、共演者のみんなと意見を出し合いながら世界観や役同士の関係を深めていく時間はすごく楽かったし、充実したもでした。
3年間の月日を経て、台本の読み方や役の作り方など、成長を見せることができたのではないかなと思っています。
最後に・やり残したこと
初演と再演のどちらもおうさか学生演劇祭に参加させていただいた作品なのですが、一つやり残したことがあるとすれば、作品賞を取れなかったことです。
どちらも個人賞や舞台美術での賞を受賞したりはありましたが、作品全体としての賞を取ることができませんでした。
それが少し悔しいですね。
この作品は僕にとっては初めて大学外で参加した公演で、ここから色々な縁がつながっていったこともり、非常に思い出深い公演でした。
ですので、またどこかでできる機会があればその時はまたよろしくお願いいたします。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
来週もまた読んでください~!
劇団光合聲 福井拓郎