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劇団員リレー企画③おらく

演劇を始めたきっかけ

こんにちは。おらくです。

今日は、私の演劇をはじめたきっかけ、つまりお芝居との出会いについて綴ります。

私は小学校高学年の頃にお芝居をしてみたいと思いはじめました。

テレビや映画などをみて興味をもったのもありますが、おそらくはあの漫画、そう、未だにおわっていない、『ガラスの仮面』の影響があるのかもしれません。

また、小さい頃から、祖父のもっているオペラのビデオを何度もみまくったり、祖母に連れられてミュージカルを観にいったり、母と一緒にバレエを観に行ったりしたことが何度かあったので、ある意味小さい頃から舞台の魔法には出会っていたのかもしれません。

でも、親に養成所に入れて欲しいとつよく言うこともできず、学校の部活ですればいいとさらりと言われ、それまでは自分からどうすることもなく、時間だけが過ぎていきました。

そして中学生に。

しかし、私の通った公立の中学校には、演劇部がありませんでした。同じ学年の宝塚大ファンの友達とその子がみつけた友達とで演劇部をつくろうとしたのですが(はるか昔にはあったらしく正しくは復活させようとした)、顧問になれる先生がいないと告げられ、諦めることに。習っていたクラシックバレエをやめたことを機に、1年生の頃に美術部から合唱部に転部しました。

合唱部ですので、まだ演劇やらないんかいて思ったあなた。大正解。

結局ガッツリ演劇てものをしはじめたわけではありませんでした。

しかし、私はこの合唱部で芝居の楽しさに出会います。ミュージカルです。

中学2,3年生になると、新入生に合唱部に入ってもらうため、仮入部期間に披露するのが『アラジン』のミュージカル。

上演場所は舞台なんかではなく普段の活動場所の音楽室だし、衣装は数個上の先輩方の周りの方々の手づくり。たぶん。(変わってたりして)とりあえずそんなにお金はかかってないと、思う。たぶん。

私はどのような過程であったか忘れてしまいましたが、3年生の時、アラジンの相棒のアブー役になりました。アラジンは同じアルトパートで歌の上手く、部長を務めた子でした。

アブーには決してソロがあるわけもなく、また台詞なんてアラジンに問いかけられ応答する「ウキー」ぐらい。敵のジャファー率いるイヤーゴはあんなに台詞があるのに!!

でもこれが、思い返せばとても楽しかったのです。

顧問の先生にみてもらったあと、歌でなくアブーの仕草を褒めてもらえたことを思い出します。ちなみに、6年後、妹はイヤーゴをやったらしいです。これてハマり役。笑

写真は、コンクールや大きな発表の時にのみつけていたリボン🎀(私のものはもうないので妹に写真をもらいました。笑)

らくnote

このような経験から、高校は演劇部のある高校にいき、高校演劇にはまり、また大学生になっても気づいたら演劇部に入り、卒業するまで続けていました。

少し先に、なんらかの舞台の予定があることが楽しみで楽しみでしかたなくなり、やめられなくなってしまったお芝居。

決してキラキラした学生ではなかったけれど、それは私に素晴らしい人々や仲間との出会いと、充実したときを与えました。

今度は、自分のためだけでなく、人のためにもなる芝居をうてるようになることが目標です。

以上、私のお芝居をはじめたきっかけでした。読んで下さりありがとうございます。

おらく


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