劇団員リレー企画⑩中川誠志郎
演劇を始めたきっかけ
これ覚えてますか?
劇団光合聲の中川と申します。
突然ですがこの教科書に見覚えありますか?
平成24度版の教科書です。サクッと平成なんて言葉を使いましたが、1つ前の元号の教科書となりますね。
ークラムボンはかぷかぷ笑ったよ。
ーメロスは激怒した。
ー当軒は注文の多い料理店ですからどうかそこはご承知ください。
ーうそという鳥がいます。本当です。
そんなフレーズに聞き覚えは無いですか。書き出したらキリがないですが、断片的に覚えてるフレーズって多くあるのではないでしょうか。小・中学校の国語というのは多くの影響を僕に与えました。もちろん高校での国語も多くの文学に触れました。ココロ、舞姫、山月記などなど。
こんな感じの。
とは言ってもそれほどの衝撃はなかったんですよね。その時は既に多くの物語に触れていたからかもしれません。
とまぁ、こんな話をしていますが、実は今回のテーマは国語教育が成長に与える影響でも、アドラー心理学における成長の定義についてでもありません。今回のテーマは
僕が演劇を始めた理由
特に深い理由は無いんです。あえて言うなら、国語の授業で皆の前で本読みするのが好きだった。ということでしょうか。
「〇ページの〇行目から読みたい人」
この時間が好きでした。記憶には残ってないのですが、他の人より上手いと褒められたことがあったのかもしれません。それぐらい単純な理由なんだと思います。
その時から、高校に行ったら絶対に演劇をやろうって思ったわけです。
「今日はこの辺で。」
中川誠志郎