あれこれ考えてみた

昨年夏に母を見送り、自分に使える時間が増えた。
そのせいもあるのか、あれこれ考えてみることも増えた。
一番は、例の外国の「いさかい」のこと。
遥か遥か昔から、同じようなことはず~~っと続いている。
私たちの国もそう。
争いごとは人間の「業」なのだろうか。
今はまだ、平穏に生活が送れているけれど、いつどうなるか
という不安が少しばかりあるのは確か。
かの国の人たちの暮らしや、内戦の続く国の人たちの暮らしを
想像すると、どうかそのような暮らしが早く終わりますようにと
祈るばかり。特に女性の暮らしを考えると、寒気がすることもある。
どうしたら、そういう「いさかい」は収まるのだろう。
声を上げている人たちもいるにはいるのだろうけれど、
私たちにはわからない「力」が働いて（本当は知っている人は知っている「力」なのかもしれないけど）「いさかい」によって欲を満たす人たち
がいるからなのだろうか。
あそこや、あそこや、あそこの国を動かしている人たちは、
まさかとは思うけど「世界征服」みたいなこと考えてる？
そして、それができたら、心の底から嬉しいのだろうか？
嬉しいんだろうな、きっと。
人一人の力ではどうにもならない、というけれど、何人集まっても
ちっとも穏やかな世の中にならないのはなぜだろう？
考え方が違う、信じるものが違う、自分より良いものを持っている、
相手は間違っていて、正しいのは自分。それらの集大成なのか。
てなことを考えてみた。
けれども明日も私は編み物をしながらテレビを見たり
本を読んだり、ご飯を作ったり、散歩したり、する。