福岡大学-鹿屋体育大学(天皇杯2回戦)撮ってきました
第100回 天皇杯全日本サッカー選手権大会 2回戦
福岡大学 1-4 鹿屋体育大学
の試合と写真です。
※選手名の後の(括弧)は2種の所属チームです。
※例によって、写真の掲載にあたり問題等がある場合はコメント等でご指摘を頂ければと思います。速攻対処します
スマホで見ると画像が幾分暗く見えるので、画面を明るくして見ていただけたらと思います。
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1回戦、沖縄SVに1-0で勝利して迎えた鹿屋体育大学の2回戦の相手は熊本県代表の熊本教員蹴友団をPK戦の末に下して勝ち進んだ九州大学サッカーの強豪・福岡大学です。
(写)ゴールキックを蹴る鹿屋体大GK No.1 安田 惟太郎選手(サガン鳥栖U-18)
(写)この日も前線で非常に高いレベルのキープ力を見せた根本選手。
試合は福岡大学が優位に進める形で入りましたが、30分、鹿屋体大最終ラインのDF No.3 濱口 功聖選手(アビスパ福岡U-18)が前線に送ったボールに対し、快速を飛ばして斜めに走り込んだMF No.15 五十嵐 理人選手(前橋育英高)が切り返しで相手DFをかわすと持ち替えた右足で見事に決め鹿屋体大が先制しました。
(写)先制弾をお膳立てしたゲームキャプテンの濱口選手
(写)冷静にゴールを奪った五十嵐選手
(写)ゴールを決めた五十嵐選手にチームが駆け寄る
その後は勢いづいた鹿屋体大がボールを保持しながら優勢に進めました。福大は前半のうちにFW No.10 梅木 翼選手(立正大学淞南高,J2山口内定)を投入。前半ATの終了間際、右サイドからのボールをゴール前で受けた福岡大学MF No.14 今田 源紀選手(九州国際大学付属高)がDFを剥がしてフリーの状態になり、落ち着いてコントロールショットをゴール左に沈めて同点としました。
(写)後方からのボールを前線で収めるMF No.11 山口 隆希選手(サガン鳥栖U-18)
(写)前半37分、山口選手に替え10番梅木選手を投入した福岡大学
後半は互いに攻め込み、終盤にはショートカウンターから福大が決定的なシーンを作るも鹿屋体大のGKやDF陣の懸命な守備の前にゴールを決めることができず遂に延長戦に突入。
(写)ボールを奪ってからのショートカウンター、MF No.7 井上 健太選手(立正大学淞南高)がGKをかわしてシュートを狙うも鹿屋体大DFの懸命のクリアに遭い得点とはならなかった
(写)コーナーキックを頭で合わせに行く福大DF No.3 大川 智己選手(九州国際大学付属高)
延長戦に入った直後、鹿屋体大最終ラインのDF No.6 宮内 真輝選手(アビスパ福岡U-18)が前線に蹴り出したボールをタッチライン際で見送ろうとした福大DFに猛然とチェイスし外側から奪い取ったFW No.9 根本 凌選手(上田西高,J1湘南内定)が左サイド深くからエリアに侵入。角度のないところから倒れ込みつつ向こう側のサイドネットを見事に揺らして鹿屋体大が勝ち越しました。
(写)藤本選手とのコンビネーションでゴールに向かう根本選手
(写)ドリブルで違いを見せたFW No.10 藤本 一輝選手(藤枝明誠高,J1大分内定)
前がかりになる福大に対し、鹿屋体大は守備で粘り大きくクリアする展開。111分、投入直後の1年FW No.22 佐藤 光亮選手(ジュビロ磐田U-18)がゴール前まで伸びたクリアボールを、相手から粘り強く奪い去り角度がついたところだったものの浮き球をダイレクトで叩き決定的な3点目を奪取。
(写)ヘディングしようとする福大DFからボールを奪いに行く佐藤選手。この後得点を奪った
延長後半ATには中央でボールを受けたMF No.8 森重 輝選手(広島観音高)が相手DFをドリブルで抜き去って豪快にゴールネットを揺らしてダメ押しの4点目をゲット。
(写)終了間際、密集の中でシュートを振り抜きゴールを奪った森重選手
九州のライバル対決は延長に大きく試合の動いた激闘になりました。
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勝利した鹿屋体育大学は、10月28日にえがお健康スタジアム(熊本)で大分県代表・ヴェルスパ大分(JFL)と対戦します。
撮影させて頂きありがとうございました。