大切なあなたへ
私はいま割と死にたいです。
仕事中ですがここにいまの気持ちを書きます。
そうでもしないと壊れてしまいそうなほど苦しいです。
先日私は彼氏と喧嘩？をしました。
理由は彼氏の浮気です。
浮気と言っても実際に会ったり行為をした訳ではないのですが。
その浮気相手を仮にAとします。
Aは私という彼女がいることも知っていました。
彼は私と出会う少し前からAさんとチャットや電話などで親密な関係のやりとりを交わしていました。好きだよの言葉も含めて。
私がそのことを知ったのは8月25日。付き合って5か月と8日の日でした。
8月17日の日付。私の誕生日を迎えた0時すぎ、彼はAさんと寝落ち通話をしていました。彼からの誕生日おめでとうのメッセージをわくわくしながら待っていたころ、彼は他の女と話していました。
私はAさんの連絡先であろうものを全て削除して彼に問い詰めました。
彼はもうしないといいました。これで反省してくれたら私はまだ彼を信じようと思いました。
Aの住所をお気に入りに入れている事
Aに関する長ったらしいメモを大事そうに残している事
すべてが気持ち悪くて不快でした。
それでもまだ彼の事を嫌いにはなれませんでした。
8月25日の夜、私が帰った後、彼は唯一私が見逃してしまったツールを経由してAに連絡をとりました。
「彼女にAの連絡先消された」
8月27日
「いつか会いに行くから」
9月1日に私がそれに気づくまで彼は何度かAさんと通話していました。
私はAに二度と関わるな、死ねと送って削除しました。
その日の夜私は自殺未遂のようなものをしました。
他者に向けられた「好き」の言葉を、私はきっと死ぬまで一生忘れない。
あれは私だけのものじゃなかったんだね。
絶望、悲しみ、怒り、期待、
じわじわと心を侵略されている。
濁った泥沼の中で必死に息をする。
苦しい。
こんなことになるなら、無知でいた方がマシだった。
私はずっと愛に執着しているのだと思う。
父親からの50％の愛を、ずっと誰かに求めていた。
家族、恋人、友人
結局この気持ちが満たされることはなかった。
異性からの愛であればより救われた。
私が愛した分だけ、愛されると思ってた。
でも現実はそう優しくなかった。
私が貴方を見ている時、貴方は別の人を見ていた。
それは私の心を壊すには十分でした。
あの場所に行ったあの夜も、わたしに好きだよと言ってくれたあの日も、Aに愛を伝えていたかと思うとつらくて苦しくて感情がぐちゃぐちゃになって死にたいしか考えられなくなりました。
彼にとっては本気じゃなくてお遊びのようなものだったのかもしれない、クズな自分に酔っていたかっただけなのかもしれない、でもこの事実は私の心を壊した。
8月29日
彼の子供が私のおなかにいることを知った。
とてもじゃないけど産みたいとは思えなかった。
こんなボロボロの精神状態で
彼の事を常に疑い続けている自分がこの子を幸せにできるはずがないと思った。
父親がいなくて苦しんだ私は、絶対に幸せにしてあげられる保証がないくらいなら産まないほうがいいと思った。
自分のおなかの中にある異物がだんだん気持ち悪く思えた。
できるなら早く楽にしてあげようと思って病院に行って手術をした。
もし彼が私に一途で、私以外なんて眼中にないような人だったら
でももうすべてが遅い。
彼はこんな状況でもへらへらしている私に腹が立つと友人に言った。
じゃあ私はどうすればよかったのか
産めば解決したのか
私は壊れそうな心を必死に取り繕ってなにも気にしていないように振舞った。それがいけなかったのかな。
でもそうでもしないと本当に自分が自分でなくなるような、死んでしまうような気がした
ごめんね
それもこれも、全部わたしが悪かったのだと毎日考える。
私が片親の家に生まれたから
私が援交してたから
私がリスカをやめないから
精神科に通う人間だから、メンヘラで空気がよめなくて家事もなにもできなくて普通のおんなのこじゃないから。
だから彼は私だけを愛してくれなかったのかな
私が普通のかわいい女の子だったらずっと一途でいてくれたのかな
今日、家に帰ったら腕を切ろうと思う。
特に理由はないけど、そうしたいから。
今日は付き合って半年の記念日。
実は昨日の話にはまだ続きがあって、最終的には仲直りしたんだ。
彼は私のために泣いてくれて、もういちどやり直そうって言ってくれた。
それがすごく嬉しかった。
でも、まだ不安は消えない。一度失った信用は簡単に戻らないしあの日の感情も一生忘れることはない。
大好きで嫌い。
また裏切られるかも、って毎日疑心暗鬼になるくらいなら、私の為に泣いてくれた今日この幸せな日に自殺しようかなってその時思った。
私に死んでほしくないなら、これ以上不安にさせないでください。これからずっと私だけを愛すと約束してください。
それが貴方が私にできる唯一の贖罪（しょくざい）です。
あなた漢字苦手だからふりがなふっとくね。
この話はこれでおわり。
私はこれから前を向いて進めるように頑張るよ。
私はこれからも貴方だけを見てるから、貴方も私だけを大切にしてね。
いつかあの日の苦しい思い出とかを思い出してまた自分を傷つけちゃうかもしれないけど、そのときはやさしく抱きしめてくれたら嬉しいな。