南米年越し旅行記①航空券編 〜高価格&長時間フライトを攻略せよ〜
こんにちは、gegegenta_です。
今年の年末年始に、友人2人とペルー🇵🇪そしてアルゼンチン🇦🇷へ行ってきました!
目的はマチュピチュ・イグアスの滝・パタゴニアといった南米の名所を見てくること。(本当はボリビアのウユニ塩湖も行きたかったのですが、予算の関係であきらめました。次回ぜひ行きたいです)
旅行が決まったらまずすることは航空券の購入。
ご存知の通り南米は非常に遠いです。直行便がありません。
さらに年末年始ということで航空券が高騰しがち。安いフライトはバカ遠いので時間のない社会人としてはその中でも少しでも効率的に回りたい。
Skyscannerで何パターンも試し、またネットで見つけたTipsを駆使して、結果よかったポイントと、こうすればよかったというポイントを書いておきます。
ポイント① 東京往復ではなく仁川往復で予約
↑仁川空港でのごはん。
南米行きの直行便は今のところなく、基本的には北米で乗り継ぎます。(私達はメキシコシティ乗り継ぎでした)
この北米行きの飛行機を、東京ではなくソウル発の往復で取ることでだいぶ費用を抑えることができました。
つまり
・東京⇔ソウルの往復
・ソウル→(メキシコシティ)→リマ /ブエノスアイレス →(メキシコシティ)→ソウルの複数都市
を分けて予約します。
ざっくりで恐縮なのですが、ソウル経由にすることで往復10万円ぐらいは抑えられました。
※ただし、荷物をソウルで一度受け取る必要があります。また入国・出国しなければならないので時間に余裕をもつこと!
ポイント②国際線と国内線の両方に乗る場合は、それぞれ別々に予約する
↑仁川発着便では辛ラーメンが夜食で出ました。長い長いフライトの救世主でした…配ってくれないので、寝過ごさないように注意。
私達はまずペルーのリマ空港まで飛び、そこからリマの街には出ず直接クスコに向かいました。
その際に、ソウル→クスコ で取るのではなく、ソウル→リマ(国際線) とリマ→クスコ (国内線)とを分けて検索・予約することで、検索結果としては全く同じ便になるにも関わらずかなり安くすることができました。
またこのように分けることで検索に引っかかる選択肢が増えて探しやすくなります。
※こちらも、リマでの荷物受け取りが必要になります。
ポイント③乗り継ぎは6、7時間程度確保する
南米はとにかく遠いです。9時間フライトに乗った後さらに15時間のフライトとかありました。
さらに、ソウル・メキシコシティでの乗り換えでそれぞれ6−7時間の空きがありました。これは完全に結果論なのですが、もし乗り継ぎ時間に余裕が持てるプランが組めるのであればそうすることをお勧めします。
お風呂や現地のごはんで長いフライトの疲れを癒せるからです!
仁川空港ターミナル1の地下1階には「SPA ON AIR」というお風呂と仮眠スペースを備えた施設があります。詳細はこちら
料金は3時間で10000ウォン程度。
シャンプーやアメニティ、タオル、館内着を借りられ、スーパー銭湯の雑魚寝スペースのような場所もありとても快適に過ごせます。
またメキシコシティでは、ターミナル1にカプセルホテルのような施設「Izzzleep」があります。マットレスが低反発で気持ちの良い仮眠が取れます。こちらのブログに日本語で詳細があります。
↑カプセル内部。近未来感…
ずっと座りっぱなしなので、2時間ぐらい横になれるとその後のフライトがかなり楽でした。さらに、乗り継ぎに余裕があったことでそれぞれの国の料理を楽しむことができます!(写真はメキシコシティにて。とても美味しかった)
ポイント④ イグアスに行く時はブラジルに着陸し、アルゼンチンから離陸する
かなりマニアックな内容ですが、もしも同じようなプランを立てる方がいれば…ということで書いておきますね。
私達はペルーからイグアスに移動して滝を観光し、そこから次の目的地ブエノスアイレスに向かいました。
イグアスの滝はブラジルとアルゼンチンの国境沿いにあり、実は両サイドに国際空港があります。複数パターンを調べ、以下のように移動することで安く効率的にできました。
【手順】
・ペルーからブラジル・イグアス空港🇧🇷に着陸
・ブラジル・イグアス空港からタクシーでアルゼンチン側に移動
・イグアスの滝はアルゼンチン側の方が見所が多いため、アルゼンチン側で宿泊・観光
・アルゼンチン・イグアス空港🇦🇷から出発
空港から陸路でタクシーで国境越えというとハードルが高く聞こえるかもしれませんが、おなじようなお客さんがたくさんいるからかタクシーの運転手の理解も早く、またこの時点でアルゼンチンペソがなくてもカードで決済できます。
私達の場合はブラジル・イグアス空港からアルゼンチンサイドにあるホテルまで1時間弱かかり、タクシー代は日本円で4,000円程度でした。
↑陸路でアルゼンチンに入国します。一度タクシーを降りて、パスポートチェックを行います。
ちなみにイグアスの滝は、南米の観光地の中ではマチュピチュやウユニ塩湖に比べてやや知名度が下がる印象がありますが、本当に素晴らしかったので強くお勧めしたいです。これについてはまた別途紹介します。
予約したルートと、航空券代の総額
12月21日発1月4日帰国で、10月ごろに予約しました。
以下のように移動しました。
1.羽田→ソウル(乗継)
2.ソウル→メキシコシティ(乗継)
3.メキシコシティ→リマ (乗継)
4.リマ→クスコ (2泊)
5.クスコ→リマ (乗継のみ)
6.リマ →ブラジル・イグアス(アルゼンチンサイドまでタクシーで移動、2泊)
7.アルゼンチン・イグアス→ブエノスアイレス(1泊)
8.ブエノスアイレス→エルカラファテ(→バスでエルチャルテンに移動して2泊、エルカラファテにもどって2泊)
※エルカラファテ=氷河ツアーに行けるところ、エルチャルテン=山のトレッキングに行けるところ
9.エルカラファテ→ウシュアイア(1泊)
10.ウシュアイア→ブエノスアイレス(1泊)
11.ブエノスアイレス→メキシコシティ(乗継)
12.メキシコシティ→ソウル(乗継)
13. ソウル→成田
なんと2週間で13本ものフライトに乗っています…かなり狂気じみてて我ながら笑えます。詰め込みすぎました笑
費用の方は結局一人当たり40万円強ぐらいかかりました。やっぱりアジアから南米行きの券が高くついてしまいますね…。年末年始ということで相当頑張ってこのぐらいですが、マイレージプログラムを活用している方や、ほかの時期に行かれる方ならもっと安く済むかもしれません。
以上です!
素晴らしい景色や料理も紹介したいのですが、その前に次は持っていくもの編を書きたいと思います。
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