【少年とエロ本】 9 プチフルート 2021年8月28日 06:06 少年時代である。友達数人と河原で遊んでいる時に、1冊の卑猥な雑誌が落ちているのを発見した。それはもうボロボロに干からびていて、紙は黄ばんで皺だらけだ。雨にでも打たれたのだろう、濡れた後にピーカン照りの紫外線に晒されて、ページとページとが貼り付いている。1人が破れないように注意しながらページを捲っていった。「ぅわっ❗️スゲ~~ッ❗️」「おいっ❗️毛が丸見えじゃあ」「この女、乳がデカイぞ❗️」皆んな御茶ラケた声を出すのだが本当は興奮しているのだ。股間もシッカリと膨張しているのに、お互いにそれを悟られないように、ことのほかはしゃいだり、或いは平静を装ったりした。こんなに凄いエロ本なんて少年たちには絶対に手に入らない。皆んなはおそらく家に持って帰りたかったに違いないのだが、それを口に出す者は只の1人もいなかった。少年は純情なのだ。・・・・・・・次の日、僕は1人でコッソリとエロ本を探しにいったのだけれども、もうそこには何も無かった。誰かが先に取りに来たのかもしれないぞ・・・そうだ❗️いかにも興味なさそうな顔をしていたけれども・・アイツかもしれない・・・ ダウンロード copy いいなと思ったら応援しよう! チップで応援する #エッセイ #毎日note #イラスト #短編小説 #友達 #ラーメン #創作大賞2023 #エッセイ部門 #少年 #面白い話 #落とし物 #興奮 #勃起 #河原 #エロ本 #照れ隠し 9