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ちんすこうせかいちけっていせん


ぼくは、ぼくは ぶんがくひりまにいかなくて、いれ(家)でちくわのチャーハンをつくったあとにちんすこうせかいいちけっていせんをしました。

ちんすこうせかいいちけっていせん

こうすい けちって いい せかいせん ちんい

チンイがいるとしたらデスゲームの運営ですね


(神様の咳)

【今年は文学フリマに出店しないで、noteをけっこう書く】と決めたら、それで5月19日時点でこれだけnoteをやれた、みたいなところまでいかなくても、自分で何かを決めたというだけですがすがしく、この風(かぜ)を謳歌していまして、【】、と頭上に「かかげて・くくる」重さで決めて、これは本当によかったなぁと思いました。

そしてなにが書けたのか



しかしまぁこういうのは質がジャンク化するまでも早いもので、なにか1つの軸やシバリがあると〈そこからあんまり離れない〉し、僕のってよりページを見る人の気楽さにもつながりますね。

「これを書いたら忘れよう」というのはどうですかね。

ちょっと考えてるんですよね

ランダム・アクセス・メモリーズ・後(ご)・トゥー・ダストボックスですね。なんで今自分これを思い出したのか。というのは働いてて多い。関わる人の名前だけでも、同じ名字の別の知人が浮かぶくらいの年齢ではあるのでね。

これはこれで別のジャンク化を達成するだけかもなんですけど。でもまぁ、ジャンクフードっておいしいですからね。箸を使わない精神性が かいほうする、ひとつのむていけいな心っていうかね。
一個やってみますね。

福井県に行ったとき、駅前のロータリーで水たまりを掃除機で吸ってるおじいさんがいましたね。

ちんすこうせかいいちけっていせん

このあいだ母が地元の家を引き払って、それで今は沖縄でなく僕と同じ団地の別の棟に来ているのですが、先日にその母をたずねてきた友人から、お土産をいただいたららしい。

沖縄の人に沖縄のものをくれる沖縄の人

でも考えたら沖縄から来てくれたわけだから、沖縄以外のものがいただける場合の、いかめしとかの方が絶句するわけで、ここで こんな  軽口を 叩いてるのは失礼な者だ、と思うほどにね、久々のちんすこうですね、いろいろ味があるようになってましたね。

ちんすこう、ありがとうございます…

ちんすこうせかいいちけっていせん

「If……」やU.S.AをいじりたくなったときだけDA PUMPを取りざたしないでほしい、と思うくらいにはDA PUMPが好きなんですが(『CORAZON』のカップリングの2曲とかいいですよ。僕は使い道ないのが惜しいくらい聴後(ちょうご)、凛々しい顔になりますよ)、それと似たふうで「人(んちゅ)」読みがお笑いの人のネタへの入り方を見る感じ 本土でこんなにもゆるぎなく定着してることが不思議だし、「海人」や今回の「ちんすこう」、を県外で言われるとき、なんか言うその人の顔って「いじるぞう」的に離陸、してる感じがするんですよね。

人が人を軽んじるときって、なんか口元がゆっくり「離陸する」感じの動きしますよね。その具として「ちんすこう」はある感じありますね。でも、知っててくれてるのかよ、「ミミガー」を、みたいな嬉しさもあるからこのへんは絶妙ですね。「離陸」しようとしてるなこいつ、って思うと同時に「沖縄に来てくれてありがとう」的に嬉しいわけだから。

だって「ミミガー」がですよ。

ああいう、「ミミガーチップス」を修学旅行の行きの機内で食べてた男子が「くさい。ありえん」とクラス内地位が帰県後に女子たちによって終わらされたような絶妙なたべものを、東京のコンビニの冷たいもののコーナーで買えるなんて。

箱をあけると、今回入っていたのは6種類。


母のご学友のかた、ありがとうございました。
おいしく食べるに加えた楽しみ方させてもらってます


ここで



でもこんな並びには大会側の意図がありますね。

二回戦で「パイン 対 ココナッツ」のフルーツ対決が見たいゆえのカード組みに、どうなってるのかが不安すぎる泡盛が当て馬として巻き込まれてる。

パイン、初嚙みの衝撃は今回いちばんすごかったかもしれないです。

なんというか、小麦菓子の、おいしかろうが付きまとうもったり感を、パインの風味で遅延するっていうか、遅延していくうちに味覚の外まで追い出されていないことになってるっていうか。僕パイン味で喜ぶ日がくるとは思わなかったです。「ペタグーグミ」とかでも、おいしいけどまだまだ完全体じゃなさを思ったのに。まさかちんすこうで。

泡盛、でも、食べたらおもしろかったんですよね。

一回戦で〈負けた〉ってよりは、特長で場を荒らしていった、みたいな見え方が観戦者には残ったのじゃないかしら。口に入れて、嚙み、飲むまでのあいだに一瞬だけ泡盛のにおいがするんですよ。なんか、このあたりの塩梅に品のよさを感じました。


で、ココナッツは負けてしまうんですよね。

これは本当に「まさか」で。

なにが「まさか」なんだ、チョコチップの何かなんてみんな好きだし、殆どがおいしいだろう、「ちんすこうにチョコチップが乗ってるっていうか、チョコチップがちんすこうを帯同してるみたいなもんなくらい、この世で言うと、ちんすこうよりチョコチップのほうがファン多いんだからな」みたいな中傷が飛んできそうなんですが、むしろそれゆえに、チョコチップ好きは今回のちんすこうとのシナジーを認めないほうにいくんじゃないかとの予想だったんですね。当初(とうしょ)は。

おいしいかろうが、それが「味」としての「出会い」にカウントされないんじゃないかみたいな。むしろ、ココナッツとちんすこうを出会わせたことでの何かのほうに肩入れするんじゃないか。くらいに思ってた。当初(とうしょ)は。

でも普通にチョコチップ味のほうがおいしかった。

こんなことってありますか。山は死にますか。
チョコチップが入ってることで生まれてる、チップじたいの歯ごたえに加えての「スペース」というか、チップぶぶんが盛り上がらせてる生地の空白部分が、口にいれたときちょっとすごかったですね。豆腐を入れて焼いたハンバーグが達成してる肉厚感の親戚の感じというか。「そこの部分も肉の味がするのに、肉ではない」のマジックがこの味の食感にはかかってました。

ココナッツ味は……これほんとにおもしろいなと思ったんですけど、前述した、前述(ぜんじゅつ)とか言うタイプの人だこの人、でも前述した「泡盛味」のときの良さを説明したところの「泡盛」部分を「ココナッツ」に換えると、そのままこの味の説明になって、でそれが今回の場合だと「ちょっと行儀よくやりすぎた」みたいに映っちゃったんですね。これは、ココナッツのにおいのお香とは逆のことが起きている。あれは今度はココナッツすぎるんですよね。こっちは控えめすぎる。或るものに特徴を付け加えるって、ほんとうに難事なのだなと感じました。

ちんすこうせかいいちけっていせん


なんか疲れてきちゃったな。三回戦は、プレーンが勝ちました。

なんというかですね。
これは沖縄の人間ならではの味覚なのかなもしかしたら、という思考に陥りました。

外国の人が日本の空港に下りた時って、嘘か本当か分からないですけど、「すごく醤油のにおいがする」みたいな話ってあるじゃないですか。

でも日本に住んでると町が醤油くせぇななんてあんまり思わない。感知することのできない醤油のにおいがある。・・・みたいな感じで「感知できない黒糖の味」というものが沖縄の人にはあるのじゃないか。と思ったくらい、黒糖味のほうにむしろプレーンさを感じたんですね。
ひるがえって、プレーン味の方に、なにかちがう魅力を受け取った。
でもこれは、普通~ に食べる順番の妙なだけな可能性もありますね。

あと、今回は一緒にコーヒーも楽しんでるので、そこも加味してます。
ココナッツ 対 チョコチップ戦では、そのフィールド戦な一面もあったのかも・・・

今となってはもう分からにい。 分からにい

さぁ、決勝戦。
(プレーン味は「この世に最初からある」に敬意が払われ、一戦ぶん試合が少ないです)

ちんすこうせかいいちけっていせん


夢が無いって。

いちばんおいしいのかよ。

コーヒーとあいすぎるのかよ。チョコチップとの。
偶然ですけど、いや、10代のころに聴きまくる、って思想として自らに組み込む、ってことでもあるからむしろ根深いのかもですけど、さっき言ったDA PUMPには「Chocochip Cookie & Black Coffee 」という名曲もあります。


いや~~~~でも、夢がないって。
場外で見てる4人 ヒいてるって。

「焼き肉がおいしい」とか、「恋愛の話だから興味を持たれる」くらい夢がない、ゆえに圧倒的さ、が立ち上がらせる色気に愛好者もとうぜん生まれる、そういう結果となりました。

いちばんおいしいのはチョコチップ味。

ちんすこうせかいいちけっていせん、ありがとうございました。
次回は、昔空港で一回だけ見たことがある、モロヘイヤ味が入手できしだい行いたいと思います。

ありがとうございました!



おれに弟がいたらぜんぶ食べさせるんだけどなー

ちんすこうをタッパーに入れるのって沖縄人ですら初だな

でもまぁ、ふしぎなクッキーですね。

ノスタルジーに紐づきまくってるかっていうと不思議とそこまででもなく、
でもわすれることは生涯ない食べ物。

ありがとな。





いちばんシティポップぽいのはココナッツ味。