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Slack Canvasの活用方法100選 – コミュニケーションがもっと便利に!

(この記事は、Slackを主にコミュニケーション用途で利用しているユーザー向けに、Slackの新機能「Canvas」の活用アイデアを100個ご紹介します。)

Slack Canvas(スラック・キャンバス)は、Slack上でドキュメントを作成・共有できる新機能です。メッセージが流れて見失われがちな情報も、Canvasを使えばチャンネルに常に貼り付けておけるので、必要な情報を「探しに行く」手間が減ります。会議の議事録からプロジェクト計画、チームのWikiやタスクリスト、ちょっとしたアイデアメモまで、活用範囲は広大です。
私自身、日々Slack canvasを活用し、プロジェクト管理、ドキュメント管理、納品物の作成、ミーティングアジェンダや議事録、リンクリストや情報の整理と色々な使い方をする中で、改めてどんなアイデアがあるのかリサーチしてまとめてみました。
皆さんのSlackライフにプラスになれば嬉しいです。


1〜10. 会議・コミュニケーションでのSlack Canvas活用

  1. 会議アジェンダの事前共有 – 会議前にCanvas上でアジェンダ(議題)を作成し、チームメンバーに共有できます。みんなが事前に議題や質問を追記できるので、会議当日までに議論の下準備が整います。共同編集できるCanvasなら、定例ミーティングの事前の議題出しにもピッタリです (Canvas機能でSlackを多機能ワークスペースツールに格上げ | UNTIC | Web担当者のための仕事メディア)。

  2. リアルタイム議事録の作成 – 会議中にSlack Canvasで議事録を取り、決定事項やアイテムをその場で記録・共有します。Slack内でリアルタイムに編集できるので、会議終了と同時に完成した議事録を参加者全員と共有可能です (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 )。もちろん後から編集や追記もOK。重要な議事録はチャンネルにピン留めしておくと後から見返しやすいですね。Slack AIを用いたAI議事録であれば、メモ自体をAIに任せてしまい、あがってきた議事録にみんなで追記すれば完成します。

  3. 会議のアクションアイテムチェックリスト – 会議で決まったToDoや宿題は、その場でCanvas内のチェックリストに追加しましょう。誰が何をいつまでにやるかを明確に記載し、完了したらチェック✅を入れます。Slack Canvasのチェックリスト機能を使えば、議論やタスクの進捗状況までひと目で追える議事録になります (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 ) (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 )。

  4. スタンドアップミーティングメモ – 毎日の朝会やウィークリースタンドアップ用にCanvasを用意し、各メンバーの進捗・ブロッカーを箇条書きしてもらいます。全員の発表内容が一つのCanvasにまとまるので、短時間で状況を共有できます。「昨日やったこと・今日やること・困りごと」を書き出すテンプレートを作っておけば、毎朝サクッと更新するだけです。ハドルミーティングを活用すれば更に効率アップ

  5. 全社集会のQ&Aボード – 全社ミーティングや社長とのタウンホールミーティング向けに、質問を事前募集するCanvasを作っておきます。社員が匿名で質問を書き込めるようにしたり(別途フォーム連携が必要ですが)、名前を出して質問してもらったりして、集まった質問に経営陣が回答を追記します。後で読み返せる社内FAQとしても機能しますね。

  6. ブレインストーミングスペース – アイデア出しの場でもCanvasは大活躍。あるテーマについてチーム全員でブレストするとき、Canvasをホワイトボード代わりに使ってみましょう。思いついたアイデアを箇条書きしたり、画像やリンクを貼ったりできます。後から各アイデアにコメントを付け合うこともできるので、そのままアイデア検討資料になります。同時編集が出来るCanvasの活用方法として良い使い方ですね。

  7. レトロスペクティブ(振り返り)ノート – プロジェクトやスプリントの振り返りミーティングでは、良かったこと・課題・アクションアイテムをCanvasに整理します。事前にメンバーからフィードバックを集めておき、振り返り会で皆で見ながら議論すると効率的です。決まった改善策はそのままCanvas内にチェックリスト化し、次回のレトロまでに実行できたか確認できます。

  8. 1on1ミーティング記録 – マネージャーとメンバーの1on1用に、DMのCanvasを活用します。1対1の非公開Canvasなら、お互いのプライベートな目標や相談事項を書き留めておけます。毎週の1on1で話した内容や約束したタスクを追記していけば、あとで振り返ったときに成長の記録にもなります。カジュアルな面談メモとしても便利ですよ。

  9. 研修・ワークショップメモ – 社内研修や勉強会の場で、参加者全員が書き込めるノートとしてCanvasを使います。講義内容の要点や出てきた質問をその場でメモしたり、グループ討議の結果を各グループごとに追記したりできます。研修後にCanvasを共有すれば、参加できなかった人も内容をキャッチアップできますね。

  10. 社内AMA用ドキュメント – AMA(Ask Me Anything:何でも質問会)のためのCanvasを用意し、社員からの質問と回答を蓄積していきます。例えば「CTOに何でも質問会」用Canvasを作り、質問を募集・記載して、CTOが後でそのCanvas上で回答を書き込む、なんて使い方です。Slack内に残るミニ社内掲示板的な存在になり、後から読む社員にも有益です。質問フォームをワークフローで作成し、質問内容をリストに追加してそれをcanvasに貼り付けるという使い方も良いでしょう。

11〜20. プロジェクト管理でのSlack Canvas活用

  1. プロジェクト情報ハブ – プロジェクト用チャンネルのCanvasを**ハブ(情報のまとめ所)**にします。プロジェクト概要、目的、メンバー、関連ドキュメントへのリンクをずらりと掲載。【Googleドライブのフォルダ】【デザインモック】【会議メモ(Googleドキュメント)】【参考資料】といった重要リソースへのリンク集にしておけば、後から参加した人もCanvasを見れば全体像が掴めます (Canvas cool use cases! : r/Slack)。フリーランスや外部協力者が多い場合でも、このCanvasさえ見れば「とりあえずここを読め!」と言える拠点になります。

  2. タスクリスト&ToDo管理 – プロジェクトのタスク一覧をCanvas上で管理します。チェックリスト形式でタスクをずらっと並べ、担当者や期限も書き添えましょう。チーム全員が進捗を更新できるので、誰かがタスクを完了すればすぐチェック✅が入ります (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 )。わざわざ別のプロジェクト管理ツールを開かなくても、Slack上で簡単なタスク管理が完結します。アプリのスイッチングコストがなくなるのはストレス軽減に繋がります。

  3. プロジェクトタイムライン – プロジェクトのスケジュールやマイルストンをCanvasに可視化します。例えば「キックオフ: ○月○日」「ベータ版リリース: ○月○日」「ローンチ: ○月○日」など、重要な節目と予定日をリスト化。進行に合わせて完了したマイルストンに✔チェックを入れたり日付を更新したりすれば、チーム全員が今どこにいるか把握できます。

  4. マーケティングキャンペーン計画 – 新商品のマーケティングキャンペーンの計画書をCanvasでドラフトします。チャンネルのCanvasにターゲット層、キャンペーンのゴール、スケジュール、媒体ごとの施策案などを書き込みます。【広告コピー案】【デザインモック】もリンクやプレビューで埋め込み、代理店など外部パートナーともSlack Connect経由の共有チャンネルで一緒に編集すれば、社内外チームの単一の情報源(Single Source of Truth)になります (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)。

  5. バグトラッカー(不具合リスト) – 不具合管理にもCanvasが使えます。小規模なチームなら、わざわざJIRAなどを使わずともチャンネルのCanvasに現在把握しているバグの一覧を書き出し、状態を更新していく運用も可能です。例:「#1234 ログイン時エラー – 調査中」「#1235 UIのずれ – 修正済みテスト待ち」などと書き、バグ対応状況を共有します。緊急度が高いバグは太字や絵文字で目立たせても良いでしょう。

  6. 機能アイデアのバックログ – 製品開発チームのアイデア出しとして、思いついた新機能のアイデアをCanvasに蓄積しておきます。メンバー各自が「こういう機能が欲しい」「〇〇を改善したい」と思いついたときにSlackのCanvasにメモ。定期的にプロダクト会議でそのCanvasをみんなで見ながら議論し、正式なバックログに取り込むかどうか意思決定する、という流れです。

  7. リリースチェックリスト – アプリやサービスの新バージョンリリース時にやるべきタスクをCanvasで管理します。デプロイ手順、テスト項目、発表の段取り、マーケ対応まで、やることを網羅したチェックリストを作成。毎回リリースごとにCanvasテンプレートからコピーして使えば、「抜け漏れ」を防いで確実にローンチできます。開発チームでは実際に週次リリースのチェックリストをCanvasで運用している例もあります (Canvas cool use cases! : r/Slack)。

  8. クロス機能チームのステークホルダーマップ – 複数部署にまたがるプロジェクトでは、Canvasに関係者リストを作っておくと便利です。各ステークホルダーの名前・担当領域・役割を箇条書きし、「営業担当:○○(見積もり担当)」「開発担当:△△(技術窓口)」などとまとめます。誰がどの責任を負っているかひと目で分かるので、連絡漏れも防げます (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)。特に外部パートナーも交えたSlack Connectのチャンネルでは、このリストが信頼の土台になります。

  9. 会議フォローアップ一覧 – 会議が多いプロジェクトでは、各会議ごとに決まったToDoや重要ポイントだけを抜粋してCanvasで一覧管理する手もあります。「○/○ デザインレビュー会議 – 修正依頼5件」「○/○ 顧客MTG – 見積提出期限調整」など、会議名と要点・担当者を記載。議事録すべてを読む時間がないメンバーも、このCanvasを見れば重要事項を把握できます。

  10. OKRの進捗ボード – チームやプロジェクトのOKR(Objectives and Key Results)をCanvasで共有し、進捗をアップデートしていきます。四半期の初めに目標と主要な成果指標をCanvasに宣言し、月次で達成度やメトリクスを更新。例えば「Objective: 顧客満足度向上」「KR1: チャーンレートX%改善(現在Y%)」のように書き、進行に応じて数値を書き換えていきます。Canvasにしておけば過去の履歴も残り、目標達成の記録としても役立ちます。

21〜30. 情報共有・ナレッジ管理でのSlack Canvas活用

  1. チーム内FAQページ – プロジェクトや製品に関するよくある質問集をCanvasで作成します。「○○の設定方法は? → 手順は△△です」「エラーコード123の意味は? → □□を確認してください」とQ&A形式でまとめておきましょう。チャンネルの概要版Wikiとして機能し、新メンバーからの定番質問には「CanvasのFAQ見てね!」で即解決。Slack Canvasならリンクプレビューで関連チケットや資料も埋め込めるので、充実したFAQページが作れます (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)。

  2. 社内Wiki・ナレッジベース – Slack Canvasを使って簡易的な社内Wikiを構築することも可能です (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 )。例えば「プロジェクトの進め方ガイド」「顧客対応マニュアル」「開発環境のセットアップ手順」など、テーマごとにCanvasを作成。要点を簡潔にまとめ、詳細は関連するSlackメッセージや外部ドキュメントへのリンクで参照できるようにします。Slack有料プランであればCanvas間のリンクもできるので、目次Canvasから各詳細Canvasに飛ぶ、といった構成もOK (Slackのポスト(canvas)とは?使い方活用方法を解説 )。

  3. 会社ポリシー要約 – 社内規程やガイドラインなどの重要情報をCanvas上にわかりやすく要約して共有します。例えば「リモート勤務ポリシー」「情報セキュリティルール」など、全文は社内ポータルにあっても、Canvasにポイントだけまとめておけば日常的に参照しやすいです。さらにSlack Canvas上にワークフローを埋め込めるので、ポリシーに関連する申請(例:「会社用スマホ貸与申請」ボタン)をCanvas内に置いてしまうことも可能です (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)。ドキュメントと手続きが一体化した便利なハブになります。

  4. 技術系Runbook(手順書)の共有 – IT運用やDevOpsの現場では、サーバ再起動手順や障害対応手順などのRunbookをCanvasにまとめておくと即座に参照できます。緊急時にWikiを開くより、Slack内で「手順書Canvas」をパッと開けた方がスピーディーですよね。必要に応じてコードブロックやコマンド例も貼り付けておけば、コピー&ペーストで対応できてしまう頼もしい存在になります。

  5. トラブルシューティングガイド – 「○○の調子が悪いときに確認すべきこと」ガイドをCanvasに用意します。例えば「VPNに繋がらない時のチェック項目」「PCが重い時の対処法」など、社内ヘルプデスクがよく聞かれる質問への対応策を一覧化。困ったときはまずCanvasを見てもらい、それでもダメなら問い合わせ、というフローにすればヘルプデスクの負担も減ります。

  6. プロジェクト用語集 – プロジェクト内で飛び交う専門用語や略語の意味をCanvasにまとめておきます。「用語A=○○の略」「システムB=△△部門が使う顧客管理システム」など、新人にはちんぷんかんぷんになりがちな言葉を解説。Slack上ならわからない単語が出るたびにそのCanvasを検索して参照できます。これぞチーム内「Wikipedia」

  7. 重要リンク集 – チームにとって重要な外部リンクをCanvasにまとめてブックマーク集として活用します。プロジェクト管理ツールやデータダッシュボード、デザインプロトタイプのURL、社内Googleドライブのフォルダなど、毎回探すと手間なURLをずらり一覧化 (Canvas cool use cases! : r/Slack)。Slackメッセージ内で「どこだっけ?」となりがちなリンクも、Canvasさえ見ればOK。リンクはSlack上でプレビュー表示されるので目的のページか判別しやすいのも◎です。

  8. 意思決定ログ – 議事録ほど詳細ではなくても、「いつ・誰が・何を決めたか」を記録するDecision LogをCanvasで作ります。「○月○日:仕様変更Aを承認(決定者:PMの〇〇)」「○月△日:リリース日を1週間延期(決定者:全員合意)」といった具合に時系列で追記。後から「なぜこうなった?」となったとき、Canvasの決定ログを見れば経緯が追えます。Wikiより手軽でSlack内検索も効くので、実は相性◎。

  9. リサーチ結果の共有 – ユーザーリサーチや市場調査の結果をCanvasにまとめ、チームと共有します。インタビューで得た知見やアンケート結果のサマリーを書き、グラフや画像を貼り付けてビジュアルに伝えましょう。Slack Canvasは画像やファイル埋め込みも得意なので、資料を添付するより見やすくなります。調査結果を皆で見ながらディスカッションし、そのままコメントでフィードバックを集めることもできます。

  10. マルチプロジェクトの索引 – 複数プロジェクトをまたぐマネージャーなどは、全プロジェクトの情報にアクセスしやすい索引Canvasを作ると便利です。各プロジェクトチャンネルへのリンクと一言概要、そのチャンネル内Canvasのリンクを一覧にします。「プロジェクトX – 顧客Y向け新機能開発(#project-xチャンネル)」のようにまとめておけば、Slack上でプロジェクト間を行き来するときのナビ代わりになります。

31〜40. オンボーディング・新人研修でのSlack Canvas活用

  1. 新入社員オンボーディングチェックリスト – 新メンバーを迎えるとき、最初に着手すべきことをまとめたチェックリストCanvasを渡します。【アカウント設定】【必要ツールのインストール】【チームメンバーと挨拶】など項目を並べ、完了ごとにチェックしてもらいます。オンボーディングの流れを新人と担当者がリアルタイムで共有でき、抜け漏れ防止に役立ちます (Canvas機能でSlackを多機能ワークスペースツールに格上げ | UNTIC | Web担当者のための仕事メディア)。

  2. 社員ハンドブック要約版 – 分厚い社員ハンドブックを全部読むのは大変なので、日常業務に直結する部分だけCanvasに要約します。勤怠ルールや福利厚生の使い方、経費精算のポイントなど「まずこれだけ知ってればOK!」という情報をピックアップ。新入社員はSlackのCanvasでさっと確認でき、詳細が知りたければリンク経由で公式ドキュメントを見る、という使い分けができます。

  3. 役割別トレーニングガイド – 職種や部署ごとに異なる研修資料をCanvasでまとめます。例えば「エンジニア向けオンボーディング」「営業チーム向けトレーニング」といったCanvasを用意し、各ロールに必要な情報や研修動画リンクを掲載。自分の役割に合わせて必要な教材を自習できるので、研修担当者が都度資料を送る手間も省けます。

  4. メンターと新人の進捗ノート – 新入社員にメンターが付く場合、そのペア専用のCanvasを作るのもおすすめです。最初の3ヶ月で習得すべきことや目標を書き出し、週次チェックインでのフィードバックや質問もそこにメモ。メンターはコメント機能で逐一アドバイスを書いたりできます。オンボーディング期間の成長記録にもなり、後から振り返って「こんなに成長した!」と実感できるはず。

  5. チーム紹介ボード – 新メンバー向けに、配属チームのメンバー紹介Canvasを作ります。メンバー全員の顔写真・役職・担当業務・趣味一言などを一覧にした「チーム名鑑」です。Slack Atlasのようなプロフィール機能がなくても、Canvas上で手軽にチームメンバーを紹介できます。雑談チャンネルにピン留めしておけば、他部署から「今度◯◯さんが入った○○部ってどんな人がいるの?」と聞かれたときにもサッと共有できますよ。

  6. 製品・サービスの概要シート – 自社製品やサービスの概要をまとめたCanvasを新人研修用に用意します。製品ラインナップ、主要な強み、業界内での立ち位置、お客様の声などをコンパクトに記載。営業やカスタマーサポートの新人にとってはバイブルになりますし、他部署でも「自社のことを改めて知る」良い機会になります。リンク先に詳細資料(パンフレットPDFや社内Wiki)を置いておけばさらに親切ですね。

  7. 新人向けFAQ – 新人がつまづきがちなポイントを集めたFAQ Canvasを用意しましょう。「社用PCで管理者権限が必要なときは?」「Slackの通知設定のコツは?」など、過去の新人から出た質問をベースにQ&A形式でまとめます。実際にCanvasにしておけば、困った新人はまずそれを検索して自己解決できるかもしれません。充実した内容はそのまま社内ナレッジとして資産になります。

  8. 研修スケジュールと資料集 – 例えば新卒研修のように複数日にわたる研修プログラムには、Canvasで研修ポータルを作ります。研修カリキュラムのカレンダーや各日のスライド資料リンク、講師プロフィールなどを掲載。参加者はそのCanvasさえ見れば研修の全体像と当日の資料にアクセスできます。研修後も資料集として残るので、配布物いらずでエコですね。

  9. スキルマップと取得状況 – チームで必要となる資格やスキルの習得状況をCanvasで見える化するのも一案です。例えばエンジニアチームなら「AWS認定資格」の取得者一覧、セールスチームなら「製品知識テスト合格状況」などを記載。誰がどの分野に強いかひと目で分かりますし、「次は自分も頑張ろう」と刺激にもなります。ただしデリケートな情報でもあるので、公開範囲はチーム内に留めるなど配慮しましょう。

  10. オフボーディング情報引き継ぎ – 残念ながら退職してしまうメンバーが出た際、その人の持っている知見をCanvasに書き残してもらいましょう。担当業務の手順や進行中プロジェクトの状態、引き継ぎにあたって注意すべきこと…箇条書きでも構いません。退職者のSlackアカウントが消えてもCanvasは残るので、後任のメンバーはそれを見ながらキャッチアップできます。最後に「○○さんの知恵メモ」的なものを残してもらえると非常に助かりますよね。

41〜50. チーム運営・文化醸成でのSlack Canvas活用

  1. チーム連絡先リスト – チームメンバーの連絡先や担当領域をまとめた連絡網Canvasを作ります。社用電話番号やメールアドレスはもちろん、「◯◯の問い合わせは△△さん」「緊急連絡は直通携帯○○」など補足も記載。社内ツールで組織図を見れば分かる情報でも、Canvas上に主要メンバーを一覧にしておくと「誰に聞けばいい?」がすぐ分かるので安心です。

  2. オンコール当番表 – ITチームやカスタマーサポートなど、日替わり・週替わりで当番が回る場合、Canvasに当番スケジュールを掲示しておきます。「●月●日〜●日は○○さん」「次回リリース週の当番:△△さん」等、カレンダー形式で書いてもいいですね。誰が当番か一目瞭然なので、「今夜障害が起きたら誰だっけ?」と慌てて探す必要がありません。

  3. 休暇予定カレンダー – チームメンバー各自の有給休暇や長期休暇の予定をCanvasで共有します。例えば各自の今月・来月の休み予定日を箇条書きしておくと、「○○さん今週お休みだからこの件お願いするのは来週だな」等の調整がスムーズになります。Googleカレンダーを皆が見ていれば良いですが、そうでない場合はSlack内で見れる休暇表がシンプルで便利です。弊社ではGoogleカレンダーと連携して休みの時にフィードバックを送るアプリOYASUMIの提供を行っています。

  4. チームの行動指針(ノーム) – チーム独自の約束事や仕事の進め方をCanvasにまとめて共有します。例えば「MTGは15分前にアジェンダ共有」「コードレビューは1営業日以内に対応」「お客様対応の際の5原則」など、チーム内ルールやベストプラクティスを書き出しておくイメージです。新メンバーが入ったときもそのCanvasを見ることでチームの文化や期待値を理解しやすくなります。

  5. アイデア提案ボード – 日々の業務の中で浮かんだ改善アイデアを気軽に書き留めておけるCanvasを作成します。「こういうツールが欲しい」「ここのプロセス無駄じゃない?」など思いついたらSlackのCanvasにメモ。思考の殴り書きでもOKです。定期的にマネージャーやチームでそのCanvasを見返して、実行に移せるものがないか検討します。小さな提案がチームを徐々に良くしていく第一歩になるかもしれません。

  6. 感謝・称賛のKudosボード – チーム内の感謝の声やグッジョブを可視化するKudos(クドス)ボードをCanvasで運用します。誰かが素晴らしい働きをしたらCanvasに「●●さんが△△を達成🎉 ! 助かりました👏」と書き込みます。月末や四半期ごとにみんなで読み返して称え合ったり、表彰のネタにしたりすることもできます。普段は照れくさくて言えない感謝も、テキストなら書きやすいかも?

  7. チームイベント企画 – 懇親会やオフサイトミーティングなどチームイベントの計画をCanvasで行います。日程候補や場所候補のリスト、参加可否のメンバー一覧、当日のアジェンダなどを記載。みんなが書き込めるので「この日はNG」「この店どう?」といった提案もその場で反映できます。当日の集合写真を貼って、イベント記録としてそのまま残しておくのもいいですね。

  8. チームアルバム(写真共有) – Slack Canvasは画像も貼れるので、チームの写真アルバムを作ってみましょう。オフサイトや飲み会で撮った写真、プロジェクト達成時の記念写真などをCanvasにペタペタ貼っていきます。Slack上ならみんなで見返してコメントしたりリアクションしたり盛り上がれます。定期的にアップデートして、リモートワークでも一体感が高まる工夫に!

  9. ブッククラブ・学習リソース一覧 – チームで知識共有を促進するため、おすすめ書籍や記事、オンライン講座などのリソースをCanvasにリスト化します。「○○さん推薦:この本が参考になった」「△△の記事:先週話題になったトピックについて」といった形で、リンクとコメントを添えて蓄積。気になったメンバーはそこから読みに行けますし、読んだ人同士でSlack上でディスカッションが生まれるかもしれません。

  10. 意見箱(Suggestion Box) – 匿名で意見を集めたい場合、Slack単体では匿名投稿は難しいですが、例えばGoogleフォーム等で匿名意見を集め、その結果をCanvasに貼り出すという使い方も考えられます。「社内制度についての匿名アンケート結果」といったCanvasを作り、全員に公開。寄せられた意見とそれに対する回答やアクション予定を記載しておけば、組織改善の透明性も高まります。

51〜60. セールス&カスタマーサクセスでのSlack Canvas活用

  1. アカウントプラン共有 – 重要顧客ごとのアカウントチャンネルにCanvasでアカウントプランをまとめます。その顧客の組織情報、キーパーソン、契約内容、アップセルの機会、課題ポイントなどを整理。【契約書PDF】や【Salesforceのレコード】へのリンクも貼っておけば、営業・CS・サポートなど関係者全員が状況を把握できま (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)】。Canvasを更新すれば「○○社の最新情報」として常に最新状態に保てます。

  2. エグゼクティブブリーフィングノート – 経営層との重要会議や大口顧客との商談前に、チームでブリーフィングノートCanvasを用意します。参加者のプロフィール、会議の目的、直近のトピックス、おさえておくべき数値データなどを箇条書き。営業担当・技術担当・役員がそれぞれ追記し、一枚のCanvasに目を通せば打ち合わせに万全の準備で臨めま (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)】。

  3. 顧客オンボーディング進捗 – 新しく契約したお客様向けに、導入支援の進捗状況をCanvasで見える化します。例えば「キックオフMTG ✅完了」「初回トレーニング ✅完了」「目標設定ワークショップ 🔲未実施」など、Customer Success担当がやるべき項目をチェックリストに。Slack Connectで顧客とつながっている場合は、このCanvas自体を共有し一緒にチェックを入れてもらうことで、両者でオンボーディング計画を管理できます。

  4. 顧客との定例MTGアジェンダ – 顧客との定例ミーティング用にCanvasで議題を事前共有します。社内メンバーとお客様双方が見られるSlack共有チャンネル上で、話し合いたいトピックや質問を双方が追記。ミーティング中はそのCanvasを開きながら進行し、出た結論やアクション項目も追記していきます。会議後に編集内容を確定すれば、そのまま共有議事録として残るので認識齟齬も防げます。

  5. 進行中案件のステータス共有 – 顧客ごとのチャンネルで現在進行中の案件リストやサポートチケット状況をCanvasにまとめます。「導入コンサル進捗: 70%」「カスタム開発依頼: 来週リリース予定」など、複数並行するトピックの状況を一枚に整理。社内チームだけでなく顧客ともステータスを共有しておけば、「あの件どうなってる?」という質問にも即答できますし、顧客側も安心感があります。

  6. 製品FAQの共有(顧客向け) – Slack上で顧客サポートを行っている場合、チャンネルのCanvasに製品のFAQやトラブル対処法をまとめて掲示しておくと自己解決率が上がり (How to Use Slack Canvas For Maximum Team Productivity - Tips)9】。例えば「パスワードリセット方法」「○○エラーが出たときの対処」「よくある質問:◯◯できますか?」などを掲載。ユーザーは質問前にまずそのCanvasを見るようになりますし、サポート対応者も回答をコピペで済ませられます。

  7. ケーススタディ共同執筆 – 顧客とのSlackチャンネルで、成功事例(ケーススタディ)のドラフトをCanvasに書いてみるのも面白い使い方です。顧客の声や導入効果をインタビューで聞き取り、その要約をCanvasに記載。顧客担当者にもSlack上でレビュー・追記してもらえば、共同作業で生の声が反映されたケーススタディ原稿が完成します。出来上がった原稿はマーケティング資料として社外にも展開できます。

  8. 契約・請求情報メモ – 顧客チャンネルのCanvasに、その顧客との契約更新日や利用プラン、料金支払い状況などの重要情報を簡易メモしておきます。詳細は請求システムやCRMに任せつつ、「次回更新: 2025/03/31」「支払い方法: クレジットカード」程度の要点を書いておけば、営業やサポートがパッと見て把握できます。必要に応じてSalesforceなどへのリンクも貼り付けておきましょう。

  9. 重大Issueエスカレーションログ – 大事な顧客で発生した重大な問題や要望について、経緯と対応状況をCanvasにまとめて管理します。「○月○日:機能Xの不具合報告」「○月△日:パッチ適用、本番環境で確認中」など日付順に追記。社内の複数部署(開発・サポート・営業)が連携して対応する際も、このCanvasを見れば全員が最新状況を共有できます。顧客への報告内容の整理にも役立ちます。

  10. 顧客要望リスト – 顧客から日々寄せられる製品へのリクエストやフィードバックをCanvasに集約します。Slackで「あの機能が欲しい」「ここが使いづらい」と意見をもらったら、その都度Canvasにメモ。簡単な優先度や頻度も書いておくと良いでしょう。一定周期でプロダクトチームとこのCanvasをレビューし、対応可否を検討します。お客様の生の声が貴重なプロダクト改善リソースになります。

61〜70. マーケティング&クリエイティブでのSlack Canvas活用

  1. コンテンツカレンダー – ブログやSNSなど発信コンテンツの予定をCanvasで一元管理します。暦順に「○/○ ブログ記事A(担当:XX)」「○/△ Twitter投稿(内容:△△)」と並べておけば、マーケティングチーム全員が今後のコンテンツ予定を把握できます。アイデア段階のものはハイライト表示にしたり、公開済みのものにはチェックを入れたりして運用。チームで内容をブラッシュアップする際にもCanvas上でコメントを付け合えます。

  2. キャンペーンブレスト – 新キャンペーンのアイデア出しをする際、Canvasをブレインストーミングボードに使います。最初にキャンペーンの目的やターゲットを書いておき、そこから出てきたアイデア(キャッチコピー案、施策案、クリエイティブコンセプトなど)を箇条書きで羅列。メンバーがおのおの思いついた案を追記し、気になる案にはリアクションで👍を付けるなど評価もできます。あとで有望なアイデアを整理して企画書にまとめま (Canvas機能でSlackを多機能ワークスペースツールに格上げ | UNTIC | Web担当者のための仕事メディア)32】。

  3. 編集フィードバックシート – ライターや編集者チームで記事やホワイトペーパーの下書きをレビューし合うとき、Canvasに本文を貼り付けて共同編集・コメントします。Googleドキュメントのような細かな権限管理はないものの、Slack内で完結して手軽です。複数人が同時に見ながらコメントを書き込めるので、「第○段落をこのように修正しては?」といったフィードバックをリアルタイムに共有可能。修正が終わったら最終版を別途公開する運用にすると良いでしょう。

  4. デザインモック共有 – 新しいデザイン案やロゴ、バナー広告などのデザインモックをCanvasに並べてチームでレビューします。画像をそのままCanvasに貼れるので、わざわざ別のギャラリーサービスを使わなくてもSlack内でデザインレビューが完結。各画像の下にコメントをつけてフィードバックを書いたり、良いね!と思った案には絵文字リアクションを付けたりと、カジュアルに意見を集められます。ムードボード的にインスピレーション画像を集めておく用途にも◎です。

  5. 製品ローンチToDoリスト(マーケ編) – 製品や機能のリリースに合わせて行うマーケティング施策のタスクをCanvasで管理します。プレスリリース発表、ブログ記事公開、SNS告知、ウェビナー開催など、やることを洗い出してチェックリスト化。担当者も書いておけば、開発側のリリースChecklist(技術タスク)と並行してマーケタスクもきっちり進行できます。ローンチ当日のバタバタを減らし、確実なクロス機能連携を実現できますよ。

  6. イベント出展準備ボード – 大型イベントや展示会への出展準備もCanvasで整理しましょう。ブース番号やブースレイアウト図、担当メンバーのシフト表、配布物チェックリスト(ノベルティ○個、パンフ△部)など、準備に必要な情報を網羅。進捗状況も追記していけば、イベント前にやり忘れていることがないか一目で確認できます。当日もスマホのSlackからCanvasを確認すれば、必要な情報がすぐ取り出せて安心です。

  7. ソーシャルメディア投稿案リスト – SNS担当者向けに、チームメンバーから投稿ネタを集めるCanvasを作ります。「ブログ記事公開したので宣伝お願いします」「開発裏話シリーズ:テーマ候補 ○○」など、誰でも思いついた時に書き込めるようにします。担当者はそのリストから投稿を作成していけばよいので、ネタ切れ防止になります。みんなでバズりそうなネタを提案し合うブレスト場にもなりますね。

  8. プレス向け情報キット – 広報・PRチームは、記者やメディア向けの情報をCanvasで整理できます。会社概要、過去のプレスリリースへのリンク、製品カタログPDF、広報担当の連絡先などをまとめた「メディアキット」Canvasを作成。必要に応じて外部共有用リンクを発行すれば、Slackを使っていない取引先にも閲覧させることができます(※公開範囲と内容には注意してくださいね)。新製品発表のタイミングで最新情報に更新しておきましょう。

  9. マーケ指標ハンドメイドDashboard – 外部BIツールやGoogle Analyticsから引っ張ってくるほどでもないが、主要なマーケ指標を手軽に共有したいとき、毎週Canvasに数字を更新する運用もアリです。例えば「先週のサイト訪問数:○○(前週比+△△)」「リード獲得数:××件」などを毎週月曜に手入力で更新。多少手作業ですが、Slackを見れば最新数字がチェックできる状態になり、チームの数字への意識も高まります。

  10. 制作物進行状況チェック – クリエイティブ制作チームでは、複数のデザインや動画の制作進行をCanvasで一覧管理してみましょう。「バナー広告A案 – 最終修正中、担当XX」「LPデザイン – 承認済み✅」「動画インタビュー – 編集待ち」等、ステータスを更新していきます。Slackだと通知も飛ばせるので、ステータスが「要レビュー」になったら担当マネージャーにメンションする、といった使い方も可能です。制作管理ツールほど厳密ではないですが、手軽さ優先のチームにはちょうどいいかもしれません。

71〜80. IT・開発・運用でのSlack Canvas活用

  1. ITサポートのトリアージ表 – 社内ITサポート用チャンネルのCanvasに、問い合わせ対応のフローや担当者、優先度目安などを記載しておきます。「PC不調→まず再起動」「ネット不調→共通障害情報を確認」など一次対応のガイドラインも載せておくと、利用者自身で解決できるケースも増えるでしょう。新規問い合わせが来たら対応者がCanvas上のリストに貼り付けて担当表明、解決したら「解決済み」とメモする、といった簡易運用も可能です。

  2. インシデント対応プレイブック – サービス障害や緊急インシデント発生時に即座に参照すべき手順書Canvasを用意しておきます。いざという時慌てずに済むよう、「〇〇障害発生時のチェックリスト」「障害時の連絡先一覧(社内・ベンダー)」などを平時からCanvasにまとめておきましょう。Slackならモバイルからも閲覧できるので深夜の対応時もスマホで確認できます。Canvas自体を障害対応の司令塔にして、発生日時や対応内容をリアルタイム追記していく使い方も考えられます。

  3. ポストモーテム報告テンプレート – インシデント対応後の振り返り報告(ポストモーテム)もCanvasで。あらかじめテンプレートCanvasを作っておき、障害発生ごとにコピーして使います。「概要」「原因」「対応策」「今後の対策」という見出しだけ用意しておき、担当者が詳細を記入。Slack上で共有すれば関係者全員に周知できますし、過去のCanvasは検索ですぐ引き出せるので類似障害の教訓も活かせます。

  4. 変更管理ログ – システムへの変更を記録するChange LogをCanvasでチーム共有します。小さな変更(設定変更や軽微なアップデート)でも、「○/○ 新機能リリース(担当:X)」「○/△ サーバーメモリ増設(担当:Y)」など時系列に追記しておくことで、後日問題が起きた際に「最近何か変えたっけ?」をすぐ確認できます。変更内容ごとにSlackのメッセージリンクやプルリクエストへのリンクを添えておけば、詳しい情報にも飛べて便利です。

  5. 資産リスト – あまり機密情報は置けませんが、チーム内で把握しておくべきシステム資産の簡易リストをCanvasで管理する例もあります。主要サーバーや使用中のクラウドサービス、証明書の有効期限など、「絶対忘れてはいけないもの」を箇条書きに。担当者名も書いておけば、何かあったときすぐ連絡できます。ただしパスワードなど機密事項は絶対書かないように注意しましょうね。

  6. 開発環境セットアップ手順 – 新しくエンジニアが参加したときのために、ローカル開発環境の構築手順をCanvasにまとめておきます。「リポジトリをクローン」「ライブラリをインストール」「環境変数を設定」など順を追って説明。社内Wikiに書いていてもSlack内にあると何かと便利ですし、コマンド例をコピーしやすいメリットも。Docker利用の場合はdocker-compose.ymlへのリンクなども貼っておくと良いでしょう。

  7. コードスニペット集 – SlackのSnippet機能ほど厳密ではないですが、Canvas上にコードブロックを貼り付けてチームで共有する使い方もあります。例えば「社内APIの使い方サンプルコード(各言語)」をCanvasにまとめておけば、必要なときにそこからコピペできます。Markdownコードブロックで色分け表示もされるので結構見やすいですよ。定期的に内容をアップデートして最新のベストプラクティスコードを載せるようにしましょう。

  8. API一覧・仕様メモ – 社内向けAPIやマイクロサービスが増えてきたら、簡易カタログをCanvasで作るのも◎です。「サービスA API – エンドポイント一覧・用途」「サービスB API – 利用方法」など、Wikiほどかしこまらずに要点だけまとめます。各エンドポイントの詳細ドキュメントへのリンクも貼っておけば、開発者が「まず全体像を掴みたい」というときに重宝します。

  9. セキュリティ手順チェックリスト – 情報セキュリティ関連の運用手順をCanvasにしておきます。例:「入社者への権限付与手順」「退職者アカウント削除✅ 実施確認リスト」「疑似フィッシング訓練の結果と対策」など。セキュリティやIT部門内で共有し、対応漏れをなくします。Checklist形式で「実施日・実施者」を更新していけば、監査対応の記録としても一役買います。

  10. セルフサービスのワークフロー集 – SlackのWorkflow機能とCanvasの相性は抜群!Canvas内にボタンやフォームを埋め込んで、社内からの依頼を自動化で (Slack canvas is a new way to power up your intelligent productivity platform | Slack)62】。たとえばITヘルプデスク用に「新しいソフトウェアのインストール申請」ボタンをCanvasに配置したり、人事用に「在宅勤務申請フォーム」を埋め込んだり。社員はCanvasを開いてポチッとするだけで申請でき、裏側ではWorkflow Builderがチケット発行や承認フローを回してくれます。Canvasが社内ポータルのような役割を果たしてくれるわけですね。

81〜90. その他いろいろなSlack Canvas活用

  1. 社内掲示板として利用 – Slack Canvasは社内掲示板代わりにも使えます。例えば全社員が入っている#generalチャンネルのCanvasに、人事や総務からの周知事項 (〖最新版〗Slack Canvasとは?使い方や注意点も解説 – 業務効率化ガイド|業務効率化のノウハウを発信するメディア)13】。週報や月次のハイライト、社食メニュー(笑)まで、社内のお知らせを追記していけば、過去ログを遡らずともCanvasを見れば最新情報がチェックできます。ただし現在の仕様ではチャンネル毎にCanvasは1つまでなので、情報量が多くなりすぎないように注意しましょう。

  2. 社内報・ニュースレター – 毎月発行している社内報をSlack Canvasで作成し、そのリンクを共有するのも良いアイデアです。HTMLのメールマガジンを送るより手軽ですし、Canvas内で写真や動画もリッチに配置できます。過去の社内報Canvasをチャンネルにピン留めしてアーカイブしておけば、後から「あの記事読み返したい」と思ったときもSlack内で完結します。コメント欄で社員からフィードバックをもらうこともできますね。

  3. オフィス案内マップ – オフィスの見取り図や座席表をCanvasに貼り付けておけば、来客対応や新入社員が迷子になるのを防げます。「○○会議室はここ」「△△部の島はこの辺」などテキストや矢印を添えて案内図を作成。リモートワーカーにもオフィスの様子が伝わりますし、出社したときもCanvasを開いて迷わず目的地に行けます。社内の観葉植物やフリースペース紹介なんて一風変わった情報を載せても楽しいですよ。

  4. イベント・カンファレンス企画 – 自社主催のカンファレンスや大規模イベントの準備ドキュメントをCanvasで管理します。セッションスケジュール、登壇者リスト、スポンサー一覧、スタッフ連絡網など、プロジェクトの膨大な情報を一箇所にまとめておけます。スタッフ間の連絡はSlackで行いながら、要件定義書的な情報はCanvasに整理しておけば効率的です。当日もスマホでCanvasをチェックしながら運営できるでしょう。

  5. ブレインダンプ日誌 – 個人の使い方ですが、自分用DMのCanvasにその日の考え事や浮かんだアイデアを書き殴る日誌として使うのもアリです。仕事のちょっとしたメモを残したり、悩み事を書き出して頭を整理したり、いわゆる「第二の脳」代わりですね。もちろん個人用なので共有しない限り自分しか見えません。後で役立ちそうなアイデアは別途チームのCanvasに整理するといった形で、まずは自由な発想をストックするスペースとして活用できます。

  6. Slack絵文字カタログ – 雑談系チャンネルのCanvasに、自社オリジナルのSlack絵文字リストを載せてみるのもユニークです。「:thanks: 🙏(ありがとう)」「:cool: 🕶(クール!)」のように絵文字と意味をずらっと紹介。新しくWorkspaceに参加した人向けに「うちのSlackではこういうカスタム絵文字があるよ」という案内になります。絵文字文化が盛んな会社では盛り上がること間違いなし?

  7. コンプライアンス記録 – 法務・総務チームで、社内規程の改定履歴やコンプライアンス研修の実施状況などをCanvasにまとめておきます。「○年○月:情報セキュリティポリシー改定」「○年△月:ハラスメント防止研修実施(参加率XX%)」等を記録。Slack上で共有しておけば他部署にも透明性が出ますし、いざという時「どこまで周知済みか」を確認する手間が減ります。

  8. 購買リクエスト一覧 – オフィス備品やソフトウェア購入リクエストを一覧にしてステータス管理する、といった使い方も。総務/IT担当が「受付中の購買リスト」Canvasを持ち、リクエスト内容・申請者・発注状況・納品状況をアップデートしていきます。依頼者はSlackで進捗を確認できますし、「自分と同じリクエストが既にあった」なんて場合も一目でわかります。ワークフローと組み合わせて申請フォームから自動追記させるような拡張も考えられますね。

  9. 面接スケジュールと評価メモ – 採用面接を社内で調整する際、候補者ごとの面接予定や面接官をCanvasで一覧管理します。候補者Aさん:1次面接(○/○ 14:00 担当XX・YY)、2次面接(○/△ ...)のように予定を書き、各面接官は終了後に所感や評価をCanvas上に追記します。人事担当はSlackからすぐフィードバックを集められますし、紙の評価シートを配ったり回収したりせずに済みます。評価欄はプライベートチャンネルのCanvasにして閲覧制限に配慮しましょう。

  10. 危機管理・BCP情報共有 – 災害やパンデミックなど非常時の社内連絡にもCanvasが役立ちます。例えばコロナ禍では出社可否ルールや健康報告の手順をCanvasにまとめて随時更新していた会社もあります。「現在のアラートレベル:○○」「出社ルール:原則在宅(週1出社可)」など、状況変化に応じて情報をアップデートし、全社周知。Slackなら全員が毎日見るので、緊急時でも情報伝達が早いです。平常時からBCP用Canvasを整備しておき、いざという時に備えましょう。

91〜100. その他ユニークなSlack Canvas活用アイデア

  1. チームレシピ集 – 業務とは離れますが、雑談チャンネルで「最近作って美味しかった料理」のレシピをCanvasに共有し合うと盛り上がります。在宅勤務が増える中、「○○さんの簡単ランチレシピ🍙」なんて情報交換も良いですよね。メンバーのおすすめ料理を写真付きで載せて社内限定のレシピ本にしてしまうというユニークな使い方です。

  2. 旅のおすすめリスト – 出張や旅行の機会が多いチームなら、各地のおすすめ情報をCanvasにまとめるのも楽しいです。「大阪:出張時はここのたこ焼きが絶品」「シンガポール:○○さんおすすめラーメン店」など、各都市ごとに美味しいお店や観光スポットをメモ。Slackの検索機能で「出張 〇〇(地名)」と調べればCanvas情報がヒットするので、いざ出張前に参考になります。自然と社内の交流も深まりそうです。

  3. 語学・スキル練習帳 – チームで語学学習や資格勉強をしているなら、Canvasに練習用の問題や日記を書いて添削し合う場にしてみましょう。たとえば英語学習チームなら、Canvasにそれぞれが英語日記を書き込み、ネイティブの同僚がコメントで訂正を入れる、といった使い方です。勉強の進捗共有やお互いのモチベーション維持にもなります。Slack上で手軽に学び合える環境づくりですね。

  4. ハッカソン企画ノート – 社内ハッカソンを企画する際、テーマ案やルール、スケジュールをCanvasでまとめます。アイデア募集コーナーを作って社員から作りたいものの提案を集めたり、チーム分け発表もCanvas上で行ったり。ハッカソン当日も進行状況や連絡事項をCanvasにリアルタイム更新すれば、参加者全員が常に最新情報を把握できます。終了後は成果発表内容を追記して、そのまま記念ページとして残しておきましょう!

  5. セルフポートフォリオ – 個人の実績アピールとして、自分用Canvasにプロジェクト成果やスキルをまとめ、必要に応じて上司やチームに共有するという使い方も。半期の振り返りや1on1で、自分のCanvasポートフォリオを見せながら「これだけやりました!」とアピールすれば評価UPに繋がる…かも? 普段から定期的に実績を書き足しておけば、いざという時にサッと自己PR資料として活用できます。

  6. クイズ・トリビア大会 – ちょっとしたレクリエーションで、Slack Canvasをクイズ大会に使う手があります。出題者がCanvasに問題と選択肢を書き出し、参加者はそれを見ながら各自リアクションやDMで回答。一定時間後にCanvas上で正解を発表し、解説を書く、といった流れです。例えば「このコードのバグはどれでしょう?」みたいな技術トリビアでも良いですね。社内で楽しみながら学べるイベントになります。

  7. デイリー日報クラブ – エンジニアの中には「今日はここまでやった」という日報をGitHubやWikiに書く人もいますが、Slack Canvasで気軽に始めてみるのもありです。チームでCanvasを共有し、毎日各自が一言ずつ「○○の機能開発、ここまで進みました」「△△の調査をして詰まったので明日再チャレンジ」など書きます。他の人の日報にコメントで助言したりスタンプで応援したり、ちょっとした交流の場にもなります。みんなで継続すればチームの活動ログとして価値が出てくるでしょう。

  8. 社内ブログ – マネージャーやリーダーが定期的に発信する社内向けブログをCanvasで書いてしまうアイデアです。Markdown形式で書けるので見出しやリストも使えて読みやすい文章が書けます。四半期の振り返りやチームの成功事例紹介などを書いてチャンネルに投稿すれば、他の人もコメントやリアクションでフィードバックできます。社内SNS的な使い方ですね。

  9. 多言語ドキュメント – 多国籍なチームでは、一つのCanvas内に複数言語で情報を記載することもできます。Canvasは最大3カラム(列 (canvas の使い方を見つける | Slack)L1-L4】ので、左に日本語、右に英語といった具合に2列で同じ内容を書くと、多言語対応の資料が出来上がります。逐語訳するほどでなくても要点だけ2言語で書いておけば、言語の壁を感じず情報共有できます。Slack上で翻訳機能を使う手もありますが、最初からバイリンガルCanvasにしてしまうのも手です。

  10. Canvasテンプレート集 – 最後に、Canvasそのものの活用というよりメタ的な使い方ですが…自社でよく使うCanvasテンプレート集を作ってしまいましょう。議事録テンプレ、企画書テンプレ、トラブル報告テンプレなど、社内で「この形式使いやすい!」となったCanvasをコピー可能な形で一覧にします。Slack上部のテンプレートギャラリーには無い自社独自のフォーマットも、こうして共有しておけばみんなが時短できます。Canvasを活用するためのCanvas、とも言える裏ワザです。


以上、Slack Canvasの多彩な活用法100連発でした!長丁場になりましたがお付き合いいただきありがとうございます。

Slack Canvasはその柔軟性ゆえに、アイデア次第で「社内Wiki」「タスクボード」「掲示板」「ノート」と様々な顔を見せてくれます。コミュニケーションが中心だったSlackにこのCanvas機能が加わったことで、情報共有のスタイルが大きく広がりました。ぜひ皆さんのチームでも、「こんなことにも使えるかも?」と創意工夫しながらSlack Canvasを使い倒してみてください。きっと業務効率化やコラボレーション促進に役立つはずです。
それでは、良きSlack Canvasライフを!!

最後に

リバネスナレッジではSlackの導入支援サービスを承っています。恐らく日本で一番やっているのではないかと思います。Slack使ってみたいけどどうやればいいだろうか?というカジュアルな相談からお話し出来ますので、是非お問い合わせください https://k.lne.st/contact-us/

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George Yoshida/吉田丈治
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。