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DXの入口は #Slack がいいと思っている話

写真はSalesforceさんの年始のイベントに参加したときのもの

広島の広川グループへのSlack導入が殊の外うまくいき、広川正和社長が登壇された際に、ちょい役として壇上に上げていただいた

その時の事例はこちらに掲載

広川グループは広島に根ざし、創業が安政四年という創業から170年近くになる老舗企業だ。リバネスグループは144年続く組織を作るぞというゴール設定があるのだが、それをとうに超えている。それ故にこれまでに続いてきたアナログな商習慣が残り続けているのも事実。今回の登壇では、過去にSales Cloudの導入に失敗した話し、そこから持ち直しSlack導入がきっかけでSalesforce活用も軌道に乗りつつあるという話しにつながっていった

DXの入口

これまでSalesforceは提案の入口はSales Cloudになることが多かったと思う。営業がIT活用をして売上を伸ばしていくという役割の提案だ
私も既に活用開始から11年が経っており、その中で多く聞こえるのが「定着化の困難」だったりする。
デジタル化が進まないと言われて久しい日本において、アナログからデジタルへの転換点をSales Cloudで実現しようとする組織はそれなりにいると思うのだが、個人的にはこれをうまくいかせるのは結構難易度が高いだろうと思っている。

なぜか

Sales Cloudって基本的に営業しか使わないんですよね。高いし。弊社みたいなあらゆる事に使ってますよという組織であれば違うと思うのですが、一朝一夕にそこまでは行けない。なので狂った判断で投資してしまわないと組織全体にDXが浸透するというライセンス契約は結ばない訳です。11年前の意思決定は今となってはやりすぎたなと思っています(笑
一部の人しか使わないプラットフォームでは組織全体は変わらない。むしろ分断をうんでしまうという事になります。
一方でSlackならどうでしょう。
コミュニケーションは日々必ずやるはずです。やらない人はいない。
今ある課題は、そのコミュニケーションがいろいろな場所で起こっているということです。これを一つの場所にまとめて行きましょうというのは、導入ハードルが圧倒的に低いし、組織が一丸となって活用するという方向にしやすいのです。
当然SlackはSalesforceの製品になりましたので、Sales Cloud等との連携も抜群です。2025年はその連携が更に加速するでしょう。

そんなわけで、日々のコミュニケーションから組織カルチャーを変革していくというのにSlackはいいぞという話しでした

現場の活躍

実は今回のSlack導入にあたり、数名をその専門部署にピックアップしています。ITが得意分野というわけではなく、やる気がある、新しもの好きみたいな素養で抜擢しているのですが、これがかなりハマっています
Salesforceのうまいところは、イベント登壇の機会がそれなりにあって、実際に使っている人を表舞台に引っ張り出せることなんだよなぁと思っているのですが、こういうのがモチベーションになったり、プレゼン用のネタを考える中で技術が無理矢理にでもブラッシュアップされていったりしてそれが事業推進の力になったりするんですよね。
(ちなみに、広川グループでもSalesforce関連人材募集してます。いつでもお繋ぎしますのでご連絡ください!)

というわけで、2025年のSalesforceの新年の集いに参加した話でした
こちらはスペシャルゲストだった桑田真澄さんにいただいたサイン色紙です

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George Yoshida/吉田丈治
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。