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#Slack AIを使い始めるリバネスグループの狙いについて

という大きめなタイトルで書き始めてみる

様子見してたんですよね。

これまでの様子見ポイントはなにか

まずお値段。高い。

Enterprise Gridにするとビジネスプラス(1200円)の倍額かかる。なぜだ、お高いプランにしたらAIが倍額になるだなんて地獄なのか…と思っておりましたが、これまでのいろいろを聞くに当たりSlack AIかなり原価かかってると思うので致し方ないのかという納得をしました。確かにこれは金かかるわ。
ChatGPTの個人プランが$20でしょ。チームにすると$25。2400円/monthならまぁ妥当か何ならやすい可能性すらある。→価格表

機能がショボかった

基本的にチャンネルのまとめとか、チャンネル要約/スレッド要約というものがメインになっていた。Slack検索もそこまでではないかなという感じでした

Slack AIの時代が来たのが2024年8月のupdate

値段は変わりません。そして割引も効きません。これは仕方ない
ではなにが変わったのかというと

ハドルミーティング書き起こし Slack AI議事録

Slack AI議事録

オフィシャルの紹介はこちら
日本語に対応したんですよね。これまでも英語の場合はトランスクリプト作ってくれたんですけど日本語でもいけるようになりました。
そして書き起こししたものをcanvasにまとめてくれるのです

canvasにまとめてくれる

これ良くないですか?実施項目っていうセクションがToDoなんですけど。
リバネスではそもそも打ち合わせが多すぎると思っていたし、これを解消する有効な手段がこれまでなかった。Slack AI議事録によってどんなに小さなミーティングでも議事録を作ることができるようになりました。
このどんなに小さなミーティングでもという部分が重要な点で、人間だけだったら絶対にわざわざ議事録作らないであろう打ち合わせですら何が起きたのかを蓄積することができるようになったのです。
個人的には、完全自動運転TaxiのWaymoならワンメーターでも躊躇せずにタクシー乗れる、それがいろいろな人の行動範囲に多大な影響を与えると考えているのですが、それと同等の素晴らしい機能だと思っています。

Slack AI検索のアップデートすごい

Slack AI検索がすごいんですよ。

詳細は画像をクリック

特にここが気に入っています

Slack で Google DriveMicrosoft OneDrive、SharePointBox から共有されているファイル

Slack AIを使用した検索

これまで、どうやってデータを持っておくのが正解だろうか?というテーマが有ったのですが、これまでのSlack AIだとファイル添付しておかないと読み込んでくれません。
今のSlack AIはリンク共有したファイルの中身も検索ターゲットにしてくれます。これが強いと思っている訳です。
常々、AIは使用者が意識せずとも使える状態を目指すべきだろうと思っているのですが、このようにSlack上にURL共有しておけば自然と検索結果に含めてくれるというのはとても良い進化だと思っています。

リバネスグループはSlack中心で行く

現時点でSlack AIが完璧な存在だとは思っていません
当然その機能には限界がありますし、思ったように動かないこともままあるでしょう。
それでも現時点ではSlack中心に仕事をしていくのがベターであろうという考えに至っています
ハドルミーティング→書き起こし→SlackAIの探索範囲になるというコンボがかなり好きだしこれで余す所なく情報を刻み込むプラットフォームがSlackなのであると言い切れる

ここにも書いたのですが、Enterprise Searchも期待ができるし、今はSlackコネクトチャンネルでは使えないAI議事録もそのうち対応してくれるでしょう。これができると我々Enterprise Gridでワークスペース接続しまくりの民は打ち合わせはすべてハドルミーティングに寄せ始めるはずです。いちいち議事録書かなくても打ち合わせしているだけで情報が集まる訳ですから。

Slackの導入支援はリバネスナレッジにお任せください💪

ということで私がSlack AI導入を決めたその理由と狙いを書いてみました
2024年になってからSlackの導入支援をかなりやってきましたが、コミュニケーションをベースに組織カルチャーを変革していきたいと思っておりましたら是非リバネスナレッジに導入支援をお任せください
自分でいうのもなんですが、とても良いコンテンツで支援できると思います。

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George Yoshida/吉田丈治
noteにはこれまでの経験を綴っていこうかと思います。サポートによって思い出すモチベーションが上がるかもしれない。いや、上がるはずです。