【2022年石川県インバウンド指南】台湾・香港市場で人気の石川観光スポットとは?
「兼六園」「金沢21世紀美術館」「加賀温泉」など、日本人に人気の石川県の観光スポット。2015年には北陸新幹線が東京-富山・金沢間で開業し、都心からのアクセスが飛躍的に向上したことから、日本でも注目されました。当時はインバウンドがまさに盛り上がり始めた時期、台湾や香港でも「金沢」は非常に多くの注目を集め、今なお観光地として高い人気を維持しています。
さて、台湾人・香港人にとって、石川県は観光地としてどう映っているのでしょうか?繁体字市場でユーザー数No.1の訪日観光メディア『ラーチーゴー!日本』が石川を解説!
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台湾人・香港人が持つ石川県のイメージとは?
"石川"を中国語(北京語)で発音すると「Shí chuān シー チュアン」。台湾人・香港人が石川県に持つイメージとしては、「金沢21世紀美術館を代表とするアート」、「昔ながらの茶屋町」、「加賀温泉」などが挙げられます。
香港は街中、とくに香港島に多くのアートギャラリーが点在するなど、アートに感度の高い場所です。また台湾も、コンテンポラリーアートと歴史ある建物が融合した施設が多く開業し、アートに注目が集まっています。3年に一度開催される瀬戸内国際芸術祭に多くの台湾・香港人が訪れる事からも、彼らのアートに対する関心の高さが伺えます。
また温泉に関して言えば、温泉旅館の加賀屋が、満を持して初の海外進出として2010年に台湾の温泉観光地・北投に開業した「日勝生加賀屋旅館」が有名。高級温泉旅館として、台湾では確固たる地位を築いています。加賀と言えば温泉、という印象は、台湾加賀屋の存在によっても定着しています。
『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ石川県人気観光地TOP3とは?
■3位「能登半島」
■2位「加賀温泉」
特に有名旅館「加賀屋」の検索が非常に多いです。これは上述の通り、台湾・北投にある加賀屋の存在も大きいです。
■1位「金沢」
台湾人が最も検索しているのは「金沢」でした。石川県といえば主に金沢にある観光地・ブランドが有名です。ここで留意したいのは、台湾(&香港においても)、「石川」という名称より「金沢」、繁体中文では「金澤」(Jīn zé ジン ザー)の方が圧倒的に有名で、知名度もあり、検索もされやすいという事です。つまり石川県内の市町村が台湾現地でプロモーションする場合、石川県のXX町です、と自己紹介するよりも、金澤と同じ県の、或いは金澤の近くにあるXX町ですと言ったほうが、現地の方々にはイメージが湧きやすいのです(同様の事は「神戸」と「兵庫」の関係においても言えます)。
日本人の感覚ではXX県のYY市という認識が一般的ですが、海外から来る観光客にとって日本の行政単位は馴染みのあるものではありません。有名な観光地に"乗っかる"事も、効率良いマーケティング策のひとつだと言えます。
『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ石川県人気グルメとは?
台湾人の知名度がある石川グルメとしては、近江町市場(海鮮丼、寿司など)、カニ、金箔ソフトクリーム、和菓子、能登丼、能登牛が挙がりました。海の幸や和牛が人気ですね。
他の諸国から訪日する外国人と比べても、台湾・香港からの訪日客は、日本食、とくに海鮮への期待値が高いです。もちろん、物流が発達した今日においては、台湾や香港にも美味しい日本の海鮮を食べる事はできますが、価格は日本の3倍以上。新鮮でリーズナブルな海鮮を美味しくいただけるのは、日本観光の大きな醍醐味の一つと言えます。
『ラーチーゴー!日本』編集部の台湾人が選ぶ石川県の人気アクティビティとは?
「金沢21世紀美術館」や「兼六園」の見学や金箔体験(箔貼り体験、金箔を食べる)が人気です。また妙立寺(忍者寺)も興味のある人が多そうです。アートに関しては上述したとおり、そして金箔に関しては、まさに日本の他地域ではなかなか体験できない特別なものです。台湾も香港も当然ながら漢字文化。われわれが日本人が思う何倍も、漢字本来の意味を直感的かつ具体的に捉え、イメージします。その点、「金澤」=Golden Riverという地名は、中華圏の人々の脳裏には、とても華やかできらびやかに響きます。
台湾・香港でユーザー数No.1の訪日観光メディア『ラーチーゴー!日本』で人気な石川県の記事とは?
台湾・香港で年間1,200万人のアクティブユーザーを抱える「ラーチーゴー!日本」において人気の石川県記事は以下。
■金沢駅近辺の紹介記事
■金沢市内のバス攻略記事
■近江町市場のおすすめグルメ紹介記事
台湾人・香港人を誘客したいなら『ラーチーゴー!日本』
『ラーチーゴー!日本(樂吃購!日本)』は、月間250万人超の台湾人・香港人が利用する繁体字市場No.1の訪日観光メディア。同メディアが運営するFacebookは82万人、Instagramは10万人、YouTubeは19万人のフォロワーを誇り、これだけ影響⼒がありながら台湾⼈⾹港⼈がユーザーの9割以上を占めています。ジーリーメディアグループでは、自社運営のWebメディア・SNS(Facebook・Instagram・YouTube)を活用して台湾・香港向けのデジタルマーケティングを行っています。台湾・香港を対象としたインバウンド誘客を検討中の方は是非ご相談ください。