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ニンテンドーゾーンのナゾ解明(前編)!

ニンテンドーゾーンとは

結構長い間稼働していた「ニンテンドーゾーン」。
詳しくはウィキを見ていただければと思いますが、マクドナルド(マックでDS)や、セブンイレブン(7スポットでDS)など、いろいろな所で受信・通信できたので、利用していた方も多いかと思います。

ニンテンドーゾーン(nintendo zone)は、任天堂が日本国内において2009年6月19日から2020年2月28日まで提供していたニンテンドーDS本体(ニンテンドーDS Lite・ニンテンドーDSi・ニンテンドーDSi LLも含む)、ニンテンドー3DS本体(ニンテンドー3DS LL、Newニンテンドー3DS、Newニンテンドー3DS LL、ニンテンドー2DS、Newニンテンドー2DS LLも含む)を利用した街頭サービスである。

ニンテンドーゾーン」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』
https://ja.wikipedia.org/)より引用 
アクセス日時:2022年5月18日 18:27(日本時間)

そんなニンテンドーゾーンですが、コレクターの悲しいサガで、楽しむよりも、どのように配信しているのかが、ずっと気がかりでした。

というのも、それ以前からあった同じようなサービスの「DSステーション」では、配信専用ソフトを利用して、DS実機で配信をしていた時期が(海外では)あったからです。

DSステーション(ディーエスステーション、DS STATION)は、かつて任天堂がゲーム販売店の店頭に設置していたニンテンドーDS用の支援機器である。
DS用ソフトの体験版がプレイできる試遊台としての機能に加え、DSとの無線LANリンクが可能。

DSステーション」『ウィキペディア フリー百科事典日本語版』
https://ja.wikipedia.org/)より引用 
アクセス日時:2022年5月18日 18:20(日本時間)
(海外のダウンロードステーション配信用ソフトの一部)
上が欧州版/下が北米版

日本国内の「DSステーション」や、今回紹介する「ニンテンドーゾーン」もこの形式だとすると、「マックでDS」などのソフトがあって、さらに、配信毎のバージョンがあるということになります。

つまり「それぞれのソフト数」×「バージョン数」=「非売品ソフト数」という計算!!

この推測どおりだと、国内すべての携帯ゲーム機のソフトを集めたいというコレクター(自分)的には、かなり絶望的な状況で、一時はフルコンプをあきらめたほど

ですが、以外にもその答えは、DSステーションの公式記事にきっちりと書かれていました

任天堂オンラインマガジン DSステーション大特集!!
より引用

「ネットワークでデータ更新」

それすなわち、無線LANなどでデータを更新しているので、配信毎のソフトは不要ということ。

当然、DSステーションより後に出たニンテンドーゾーンも、同じシステムだと思われるため、こちらも専用のソフトはないだろうと、安心するのでした。ハンバーガーを食べるたびに更新されていたのも、これで納得です。

以上、すでに序文で長くなりましたが、ニンテンドーゾーン(とDSステーション)をコレクター目線で見たお話です。

ちなみに、先ほどの任天堂の記事は2006年にすでに掲載されていましたが、GeeBeeがそれに気づいたのは数年前。つまり、何年も無駄に悩んでいたことになります。

他人事のようですが、こんなことを毎日のように考えてるコレクターって、本当に大変な生き物ですね
 

ニンテンドーゾーンのナゾ解明!

そして、月日は流れ、平成→令和に突入。

ニンテンドーゾーンなど、すっかり忘れていた頃、ひょんなことから、ニンテンドーゾーン用無線配信ボックスなるものをゲットしました(オークションで競り合っておいて、ひょんとか言うのも何ですが)。

コレクターなので、大事に保存しておきたいと思いつつも、手に入れれば、やはり試したくなるもの。

すでにほとんどのサービスは終了していたため、繋がらないとは思いつつも、早速、電源を入れて動作確認をしてみます。

(ニンテンドーゾーン用無線配信ボックスと大きさ比較用のDS Lite)
(起動したところ)

いきなりのエラーですが、無線LANに接続できないとのことですので、早速、我が家の無線LANに接続してみます

そうしたところ・・・

(ニンテンドーゾーン発見!)

じゃーーん!
無事、ニンテンドーゾーンが見つかりました!!!
この画面、懐かしくて涙ものです。

ということで、さっそくサービスの利用を開始・・・

(よろしくない)

できませんでした(笑)。
当然といえば当然の結果ですが、ちょっと残念な結果に。

ということで、実験はここまでとして、気になった点をあげてみます。

その1
DSiなどで利用されている、後期版のアダプターが普通に入っていた

その2
なんていうか画面がDSっぽい

その3
下の方にあやしいスロットがある(ねじ止めされている)

特に、その3に書いた、ねじ止めされているスロットはとても気になります。ということで、ドライバーで開けてみたところ・・・

(非売品ソフト登場!!)

ババーーーン!
なんと、専用ソフト「ニンテンドーゾーン用 無線配信用 DSカード」が入っていました(レア度:★★★★☆☆☆)!!

ちなみにこのソフト、普通に他のDSシリーズでも動きます

(3DS LLで動かしてみた!)

見てのとおり、下画面に上下が逆転して配信画面が表示されているため、ニンテンドーゾーン用無線配信ボックスの正体は、DSの下画面の模様・・・

(ソフトなしで起動したところ)

というより、ソフトを入れずに起動したら、メニュー内に「ニンテンドーDSiカメラ」を発見(笑)。メニュー画面のデザインでも分かるとおり、ニンテンドーゾーン用無線配信ボックスの正体は「DSiの下画面」のようです。

これで、後期版のアダプターが利用されていたナゾも解明。

以上、全部の伏線が回収されたところで、ニンテンドーゾーン用無線配信ボックスと、その中に入っていたソフトのお話は終了です。

ゲームボーイマクロ(分からない方はググってみましょう)の逆バージョンといった感じの無線配信ボックスも嬉しかったのですが、DSの非売品ソフトをゲットできたことが大収穫!

この後、絶望的な気持ちになるとも知らずに、その時は喜んでいたのでした(つづく)。

【今回のハッシュタグ】
 #NintendoDS
 #非売品ゲームソフト
 #非売品ゲーム情報を残したい
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 #DSステーション
 #テレビゲーム
 #ゲーム

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