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旧宅VS新居の12月分光熱費+固定費比較

分譲マンション(1981年築)→分譲マンション(2023年新築)で住み替えて1年10か月が経過しました。1年目は数字がブレてるだけかなと少し疑っていたのですが、だんだんと新居での生活ランニングコストの優位性に確信がもてるようになって来たので、実際の数字を比較してみます。


まずは月額の光熱費・通信費・その他固定費を並べてみましょう。
条件は以下の通りです。
※12月使用分で比較
※数字は月額、細かい端数は切り捨て


(旧宅)
・築42年の旧耐震、32戸の小規模マンション
・最上階3階角部屋で窓面積大、西向き54㎡
・4人暮らし
・電気温水器(夜間電力)、ガス暖房、デロンギパネルヒーター、エアコン2台
・毎日湯船をためる
・JCOMの光回線、JCOMの固定電話
・スマホ4台(本体分割払い中) au無制限プラン×4人分

管理費・修繕積立金:23000円/月
電気:35000
ガス:15000
水道:5000
インターネット、固定電話:3600

スマホ通信料+機種代:42000
新聞:4000
NHK:2000

合計 129,600円


(新居)
・2023年新築
・低層階で四方が部屋に囲まれた中住戸、南向き70㎡
・3人暮らし。
・ガス床暖房(リビングと横の洋室)、エアコン3台
・2日に1回で湯舟をためる(魔法瓶浴槽でさめにくい)
・つなぐネットの光回線
・スマホは3台(機種代金支払いは無し) UQのくりこしプランM×2台、au無制限×1台

管理費・修繕積立金:25500円/月
電気:5400
ガス:8300
水道:3000
インターネット:1200

スマホ通信料:14000
NHK:2000

合計 59,400


(旧宅)129,600 ー (新居)59,400 ⇒ (差額)-70,200円!!

すごい落差です。大きな住宅ローンを組むわけで家計の見直しに取り組まねばという気持ちはありました。そもそも旧宅時点は4人暮らし、新居は3人暮らし(息子が独立したので)ということで前提となる条件がかなり違うものの、転居をきっかけに劇的に家計が改善したことは確かです。

いちばん大切な電気+ガス+水道+インターネットで金額比較すると…

(旧)58,600 ー (新)17,900 ⇒ (差額)-40,700円

衝撃の結果です。月額ですよこれ。年額にすると48万円を超えます😱
これって住宅ローンの支払い許容額に影響するくらい大きな差ですね。

旧宅は築41年旧耐震で、断熱性能最低で窓面も冬は結露でビショビショという酷い環境でした。最上階の角住戸というのも影響していたように思います。真冬はとても寒いので、ガスストーブをガンガン効かせてデロンギのオイルヒーターも常に併用してました(それでも寒い)。お風呂は深夜電力の温水器だったのですが、毎日湯船をはるとそちらの電気代も結構な金額に。

それに対して新居は四方を囲まれた中住戸で、窓は全てペアガラスで気密性の良いサッシですから、そもそも夏も冬も外気温の影響を受けにくい環境です。12月の大晦日でも床暖房を弱く入れるだけで寒さをほとんど感じませんでした。いまのところ冬場でも床暖房がメインで、エアコン稼働率は在宅時間の5%以下だと思います。

居室内の全て(おそらく全て)の照明はLED化されていますので、そこも電気代の異様な安さに貢献しているのかもしれません。とにかく電気代は安い。マンション全体で一括受電することで常に電気代は10%OFFということは入居前からアナウンスがあったのですが、それにしても納得いかないくらいの安さなのです(笑) 夏場は在宅中は夜間含めてエアコン入れっぱなしでしたが、それでも昨年8月使用分は13000円くらいでした。


光熱費が大きく減少し、通信費なども削減できたのは喜ばしいことですが、今後は5年ごとに修繕積立金が上昇していきます。現在25,500円の修繕積立金+管理費は最終的に築20年時点では50,000円程度になることが決まっています(現在の新築マンションでは一般的な仕組み)。それを考えると、上記のような家計改善の成果に甘えることなく、今後も収支バランスをウォッチしていかねばと思っています。


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